《グンマー2100~群像の(マギウス)》第38話 混迷の夜會
ジョン司令は、頭を抱えている。 酔っている訳で無い。
グンマーと南関東、両首席の仲の悪さに頭を抱えている。
『(5年前の件を互いに払拭出來ていないとは……)』
5年前、同じ様な會談が開かれた。 會談の場所は、東京灣アクアラインの【うみほたる】だった。
當時の南関東首席と日本國首相は、グンマー首席の暗殺を謀った。 結果は、大失敗に終わった。 日本側は特殊部隊員と陸海空自衛隊等、多數の人員を失った。 南関東勢は、首席以下多數の主戦力の人員を消失。 グンマー側の負傷者等は、無かった。
グンマーは報復に千葉・東京灣の港灣施設を破壊。 アクアラインのトンネルが、破壊された。 特に、海上自衛隊の基地が有る橫須賀は、激しい攻撃に曬された。
當時、停泊中の米國第七艦隊旗艦、空母バラック・オバマも撃沈された。 ビーストとの戦いで、資や人員を換する為に港しただけだった。
米國政府は、烈火の如く怒りグンマーに非難聲明を発する。 グンマーは、米國が首席暗殺未遂に関與したと非難。
米國は、暗殺関與を否定。 米國は國連に、グンマー非難決議を求める。 ロシア、大漢民國により否決される。
米國は、グンマーと首都圏を結ぶNEO埼玉の道路を封鎖。 グンマーは報復に、米國・日本國籍の航空機へ無制限航空作戦を実施。
多數の米國籍の輸送機や民間機が撃墜される。 米國空軍とグンマー航空科の戦闘が始まる。 首都圏及び、房総半島全域が空戦の戦場と化す。
最新鋭の戦闘機VS生の適合者フィッター。 結果は、適合者フィッターの圧倒的勝利だった。
出撃したパイロットは、全員がダイヤにされ返卻された。 桐の箱にドッグタグと共に、丁寧に封されたのだ。
次第に、出撃拒否するパイロット達が増加した。 やがて、航空機での移が停止。 日本と米國は、陸と海による移送に変更した。
ロシアと大漢民國は、米國の國連を私化していると非難。 米國が、國連調査団の設立を提案。 常任理事國は、全會一致。
國連合同調査の結果、第七艦隊の司令が、指示を出していた。 【うみほたる】へ空母バラック・オバマから、戦闘機が離陸が確認された。 これにより、米國も戦闘に參加した事が確認された。
不都合な事実により、米國はうやむやにして停戦した。 米國・日本政府・グンマー校の誰も悪くないという事で合意。 戦闘で、生じた損害等も放棄すると互いに合意した。
此れが、5年前の件。
さて、ジョン司令は、どうするか判斷に悩む。
『(また、問題を起こしたら、前任者の様に……)』
前任者は、紛爭後に解任された。 解任後は、中東に転屬しテロに巻き込まれ死した。 死は、見つかっていない。 一説では、暗殺されたと言われている。
『そうだ!乙姫おとひめ首席と賢治けんじ首席』
「「なんでしょうか?」」
笑顔で、ジョン司令を見る。 2人は既に、武を展開し何時でもヤレル勢。 財界人達も不穏な雰囲気をじ、周りから離れている。
『2人とだけで、お話をしたいのですが』
「乙姫首席どうする?」
「賢治首席は?」
「「斷る」」
『ッツ!!』
「僕も久しぶりに、君と戦いたくね」
「私も食事も済んだし、運をしようと思って」
2人は、南関東首席の方へ腳を向ける。 慌てたのは、木更津君津きさらずきみつ首席。
「お、お前ら俺をどうするつもりだ!」
2人は右足を踏み出し、笑顔でこう答える。
「「どうもしないよ?」」
「じゃ、その武は」
「「こうする為さ!!」」
鞘と大剣がぶつかり、火花を散らせる。 カキン、カキンと金屬ぶつかり合う音がする。
「「演武は、戦闘パーティーの基本だからね」」
南関東首席を真ん中に挾み、刀をぶつけ合う。 上級の演武なら、仕方が無い。 観衆の視線も恐怖から、楽しむ視線に変わる。
『(どうしろというんだ)』
ジョン司令は、頭を抱えた。 演武は、2人が飽きるまで続いた。 最後に2人は仲良く、窓から飛び降りて行った。
殘されたのは、1人の司令と南関東首席。
『(もうやだ、米國おうち帰りたい』
っと思いながら、消えた2人を追うように指示を出す。
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