《俺と彼と小宇宙とが織りす宇宙人とのラブコメ》月兎の過去
やあ、こんにちは。
僕はこの世界の神だよ。
え?なんでいきなり出てきたかって?
いいじゃん別に。出番がしかったんだ。
名前?僕の名前は、颯★改だよ。
作者じゃん!って思うかもしんないけど、
この世界を作ってるんだから神でいいよね?
さてこれから話すのは僕のお気にり、
月兎君の過去の事さ。
え?ゲロまみれになったマリスの方が気になる?せっかちだなぁ。また次ね。
じゃあ見ていこうか。
僕は菅原月兎。
小學四年生だ。
僕には悩みがある。
僕はイジメにあっている。毎日口を開けば、悪口を言われる。
酷い時には、毆られる。
今日もそうだ。
原因?わかったら苦労しないさ。
兎に角、僕はイジメをけている。
親にも相談した。だけどまともに取り合ってくれなかった。
だから僕は神に祈った。
毎日毎日祈った。
そして今日も祈る。
「誰も僕の事を気にしない世界につれて行ってください。」
ってね。
本當は知っている。神なんて居ない。
だけど、もし居るなら、僕の願いを葉えてください。
そして今日も枕を濡らして眠るんだ。
「起きて・・・」
「ううん・・・」
「起きて」
「ファッ?」
「やっと起きた。」
「だ、誰?」
「私はね、神様だよ。」
「本當?」
「うん、本當。」
神様には悪いがどう見ても、神様には見えなかった。
だって、年は僕と同じくらいだし、背は僕より小さい。ただ、髪のだけは、ぱすてるからー?でし神的だ。
「信じてないでしょ?」
「うん。」
「貴方がんだからきてあげたのに。」
「じゃあ僕の願いを葉えてくれるの?」
「うん。」
「やったぁ!」
僕は飛び跳ねて喜んだ。ベッドで跳ねると怒られるけど、お父さんもお母さんも寢てたので怒られなかった。
「だけど條件があるの。」
「何?」
「私のお嫁さんになってよ。」
「ゴメンね、僕はお嫁さんにはなれないよ。」
「どうして!?」
「僕は男だもん。男はお婿さんになるんだよ。」
「あぁそうか。じゃあお婿さんになってくれる?」
「うん。」
「じゃあ私が結婚出來るようになったら、迎えに行くね。それまで待っててね。」
「うん。待ってる!」
「それまで元気にしててね。自殺なんかしちゃダメなんだからね。」
「うん、約束する!」
「ありがとう。月兎君。」
「ねぇ神様の名前はなんて言うの?」
「私の名前は、マリス。」
「マリス、いい名前だね。」
「うん、ありがとう。月兎君。」
「じゃあ、次に會うとき迄、しばしのお別れ。」
「うん、ありがとう。マリス!」
その時、目の前が真っ白になった。
ピピピピ、ピピピピ
「う・・・ん。夢?」
にしては嫌にリアルだったなぁ。
取り敢えず下に降りよう。
下にはみんながいるはずだ。
あぁその前に、妹を起こさないと。
僕の可い自慢の妹だ。
雙子で、玲浮兎(れふと)と麗兎(らいと)って言うんだ。
「ほら、起きて」
おかしい、妹にれない。
「僕、幽霊になっちゃったのかなぁ」
嫌だ嫌だ嫌だ!まだ、やりたかった事がいっぱいあるのに!ガンプラも作れないのかな?
昨日買ったク〇ャトリヤ、まだ作ってない!
あれ?でもおかしい。じゃあ、何故僕は床に立ってられる?
「ひょっとしてにはれる?」
試しにベッドにってみる。
ペタペタ。
「れる・・・」
なんだこれ?
てなじで月兎君の過去、いかがだったかな?
いやーあんな過去があったんだねぇ。
うんうん(。。(º  º(。。(º   º
つまり、月兎君本人の願いで、人に認識されない「呪い」がかかってたんだねぇ。
では何故、あんなに早くマリスとの約束を忘れたのでしょう?
コレはマリスの方に非があるんだねぇ。
って言うことで、次はマリスの過去話。
ゲロまみれになったマリスは次の次になっちゃったね。ゴメンね。
じゃあまた會おう
またねー。
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