《シャドウアクティビティ》第30話 仕組み
「能力の仕組みがわかったぁだ〜?」
そう言い宮崎が唾を床に吐く。
「あぁ分かったよ。 お前のきにはおかしな點が今考えればたくさんある」
「例えば?」
宮崎は腕を組む。
「あぁ、お前の能力は始めテレポートかと思った。 いきなり目の前に現れるからな。でもあの筋力はどう説明がつく? 人間じゃ指先の力だけで頭蓋骨を砕くのは無理だ。しかも、あんな短時間でな」
俺は説明を続ける。
「ズバリお前の能力はの力を上げる、もしくは倍にする力と見た」
「ほぅ〜ただお前はおかしな點が複數といったな? 他には?」
「あぁいいぜ答えてやるよ」
「お前にはずっと疑問に思ってたんだよ。なんであんな筋力があるのにテレポートした時の力は普通なんだ?」
「それが変なのか?」
宮崎は笑いながら答える
「あぁ めちゃくちゃ変だよ。戦闘中は全く気にしなかったがな」
「何であの頭蓋骨を壊すほどの握力があってテレポートの時は普通なのか? ずっと気になってたんだよ」
「そんなもん俺があえて使ってないとは思わないのか?」
「その説もあるさ、しかし俺はお前に摑まれた時最後の賭けにでたんだ。お前は狩の前に裏切り者を摑み殺している」
「それがどうした?」
「裏切り者は何とか抜け出そうとお前に、摑まれている腕にナイフを振りかざしたがナイフの刃が折れたんだよ。 何度か俺の前にテレポートした時に俺はお前の顔面を毆ったがいたって普通だった」
俺は説明を続ける。
「何でナイフの刃を折るくらいなのにその筋力を使わない? 俺ならその頑丈さと筋力は確実に使うんだけどな」
「おいおい、お前は俺がテレポートして毆りつけた時に後ろに何度も転がっていたじゃないか? それは違うって言うのか?」
「それも初めはお前の筋力だと思っていた。しかし、お前はテレポートするように見えて実はしていない。床をものすごい勢いで蹴りつけロケットみたいに飛んできてるだけさ」
「勢いよく飛んできて毆りつけるんだそりゃー後ろに飛んでいくのも不思議じゃない」
「面白い解釈だな」
「解釈? これは真実だ。お前は一部のを強化することができる。例えば腕を強化すれば筋力は上がり筋が盾にもなるってことだ。 でもできるのは腕だけだ。後は普通のノーマルと変わらない。 だから俺はお前に摑まれた時に摑まれている腕ではなく顔を攻撃したんだ。するとお前は俺の思っていた通りに痛みをじ俺を投げ捨てた。」
「それで?」
宮崎は素っ気なく答える
俺は宮崎の能力について説明してきたがこんなにもそっけない態度が出ると思わず固まってしまった。
「あ? もしかして俺の能力の仕組みが理解できたから勝てると思ってんのか? 」
「くっ」
「図星かよ。おいおいどんだけ頭の中がお花畑なんだ? おい。 たしかに俺はお前の言う通り一部の筋力を何倍にもすることができる。 テレポートや、頭蓋骨を壊す原理もお前の行った通りだ。でもな...」
「でも何だよ?」
「俺はお前と違って殺し合いの経験も富だ。きたばかりのクソ雑魚エスパーなんぞに能力を見切られて負ける気なんてさらさらないぜ」
宮崎は上を向き高笑いをする
テイマーリュカリュカちゃんの冒険日記
2021.05.17より、しばらく月・水・金の週三回更新となります。ごめんなさい。 基本一人プレイ用のVR型RPGを始めることになった女の子のお話です。 相変わらずストーリー重視ではありますが、よりゲームらしい部分も表現できればと考えております。 他作品に出演しているキャラと同じ名前のキャラクターが登場しますが、作品自體は獨立していますのでお気軽にお楽しみください。 モチベーションアップのためにも感想や評価などを頂けると嬉しいです。
8 185【書籍化】え、神絵師を追い出すんですか? ~理不盡に追放されたデザイナー、同期と一緒に神ゲーづくりに挑まんとす。プロデューサーに気に入られたので、戻ってきてと頼まれても、もう遅い!~
【書籍版発売中!】 富士見L文庫さまから2022年1月15日に書籍化されています!! ========== 【あらすじ】 「仕事が遅いだけなのに殘業代で稼ごうとするな! お前はクビだ。出ていけ夜住 彩!」 大手ゲーム開発會社のデザイナーとしてデスマーチな現場を支えていたのに、無理解な無能上司のせいで彩はチームを追放され、自主退職に追いやるための『追い出し部屋』へと異動させられる。 途方に暮れる彩だったが、仲のいい同期と意気投合し、オリジナルのゲーム企畫を作ることにする。無能な上司の企畫にぶつけ、五億の予算をぶんどるのだ。 彩を追放した上司たちは何も分かっていなかった。 ――優秀すぎる彩にチームは支えられていたことを。 ――そして彩自身が、実は超人気の有名神絵師だったことを。 彼女を追放した古巣は瞬く間に崩壊していくが、デスマーチから解放された彩は華やかな表舞臺を駆け上っていく。 夜住 彩の快進撃はもう止められない――。 ※ほかの投稿サイトでも公開しています。
8 109クリフエッジシリーズ第四部:「激闘! ラスール軍港」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 宇宙暦四五一八年九月。 自由星系國家連合のヤシマに対して行われたゾンファ共和國の軍事行動は、アルビオン王國により失敗に終わった。クリフォードは砲艦の畫期的な運用方法を提案し、更に自らも戦場で活躍する。 しかし、彼が指揮する砲艦レディバードは會戦の最終盤、敵駆逐艦との激しい戦闘で大きな損傷を受け沈んだ。彼と乗組員たちは喪失感を味わいながらも、大きな達成感を胸にキャメロット星系に帰還する。 レディバードでの奮闘に対し、再び殊勲十字勲章を受勲したクリフォードは中佐に昇進し、新たな指揮艦を與えられた。 それは軽巡航艦デューク・オブ・エジンバラ5號(DOE5)だった。しかし、DOE5はただの軽巡航艦ではなかった。彼女はアルビオン王室専用艦であり、次期國王、エドワード王太子が乗る特別な艦だったのだ。 エドワードは王國軍の慰問のため飛び回る。その行き先は國內に留まらず、自由星系國家連合の國々も含まれていた。 しかし、そこには第三の大國スヴァローグ帝國の手が伸びていた……。 王太子専用艦の艦長になったクリフォードの活躍をお楽しみください。 クリフォード・C・コリングウッド:中佐、DOE5艦長、25歳 ハーバート・リーコック:少佐、同航法長、34歳 クリスティーナ・オハラ:大尉、同情報士、27歳 アルバート・パターソン:宙兵隊大尉、同宙兵隊隊長、26歳 ヒューイ・モリス:兵長、同艦長室従卒、38歳 サミュエル・ラングフォード:大尉、後に少佐、26歳 エドワード:王太子、37歳 レオナルド・マクレーン:元宙兵隊大佐、侍従武官、45歳 セオドール・パレンバーグ:王太子秘書官、37歳 カルロス・リックマン:中佐、強襲揚陸艦ロセスベイ艦長、37歳 シャーリーン・コベット:少佐、駆逐艦シレイピス艦長、36歳 イライザ・ラブレース:少佐、駆逐艦シャーク艦長、34歳 ヘレン・カルペッパー:少佐、駆逐艦スウィフト艦長、34歳 スヴァローグ帝國: アレクサンドル二十二世:スヴァローグ帝國皇帝、45歳 セルゲイ・アルダーノフ:少將、帝國外交団代表、34歳 ニカ・ドゥルノヴォ:大佐、軽巡航艦シポーラ艦長、39歳 シャーリア法國: サイード・スライマーン:少佐、ラスール軍港管制擔當官、35歳 ハキーム・ウスマーン:導師、52歳 アフマド・イルハーム:大將、ハディス要塞司令官、53歳
8 178強奪の勇者~奪って奪って最強です~
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8 62死に戻りと成長チートで異世界救済 ~バチ當たりヒキニートの異世界冒険譚~
エリート引きこもりニート山岡勝介は、しょーもないバチ當たり行為が原因で異世界に飛ばされ、その世界を救うことを義務付けられる。罰として異世界勇者的な人外チートはないものの、死んだらステータスを維持したままスタート地點(セーブポイント)からやり直しとなる”死に戻り”と、異世界の住人には使えないステータス機能、成長チートとも呼べる成長補正を駆使し、世界を救うために奮闘する。 ※小説家になろう・カクヨムにて同時掲載
8 165『元SSSランクの最強暗殺者は再び無雙する』
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