《シグナル・オブ・デッド》第3章 8話 書斎に潛むモノ
ピエロゾンビを倒して、進む事數分。先程と同じように、英語表記を頼りに進んでいく。すると今度は、扉と一緒に「Boss's Study」という表示が現れた
斗哉「『Boss's Study』…倉庫の次は『書斎』かよ…」
斗哉が翻訳混じりにらした
果萌「書斎って事は…本とかがある?」
魁人「だな」
乃亜「とりあえず、ろうよ」
湊音「よし、開けるぞ」
俺がゆっくりドアノブを捻り、扉を開ける。するとそこには………
果萌「うわぁ…スゴい量…」
広い部屋に出た。大きな本棚が何本と並んでいる。目視では…30メートルくらいか?それくらい先の壁に、また扉が見える。それと機が1前。そして、扉に辿り著くまでに本やプリント類が言葉通り「山のように」置いてあった
乃亜「何、これ…『書斎』って言うより…」
魁人「紙の山だな」
魁人が乃亜の臺詞を盜んで言った
斗哉「何に関する書なのか気になるけど、今は進もう。また後で、ゆっくり読みたいから」
斗哉が言う前からそのつもりだった俺は、先頭に立ち直して扉へ向かう。と、その時………
パタン
何かを閉じる音がした
靜かな施設なので、小さな音でも無駄に大きく響く。全員で音がした方向を振り向いた。が、しかし。そこには本とプリント類の山しかない
斗哉「聞こえたか?」
果萌「今の音…」
魁人「何だろ…」
湊音「何かが…閉じた音?」
乃亜「本よ。何かの拍子に、本の表紙が閉じた」
小聲でそんな話をしていると
ヴヴーン、ヴヴーン、ヴヴーン…ドゥルルルルル…
と、エンジン音のような音が響いてきた
斗哉「何だ?この音…」
果萌「この音って…」
湊音「バイクや車とかに付いてる…」
乃亜「あの…」
魁人「間違いない、エンジン音だ」
魁人が小聲だが、キッパリと言った。そして、こう続けた
魁人「けど、車やバイクなんていう一般サイズじゃない。もっと小型の…この振音の間隔、排気をじさせる臭い…間違いない、これは…チェーン…!」
魁人が言い終わる前に、バリバリバリバリバリ!という音を立てて、俺達の前に聳そびえていた本とプリント類の山が崩された。そして、そこに居たのは………
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