《學園事件証明》彼との証明②
私は部活にはっていますが、いわゆる幽霊部員ってやつでして。
あの時間まで殘っていたのは別の理由があります。
…恥ずかしながら【ラブレター】を貰ってしまいまして教室に時刻として【17時30分】に來るように、とのことでした。
もっとも、恐らくこれが犯人にとっての犯罪の工作のための手段だったってことでしょうが。
犯人の誤算は私が図書室で時間を潰したこと、つまり
【普段幽霊部員であり夕暮れ5時過ぎまで殘る理由のない生徒の私が學校に殘っている】
という事実はあっても図書室の役員に顔を知られているがためにアリバイが存在してしまうってことです。
抜けている犯人ですね。學生なので仕方のないってのはありますが。
その事をまぁ、當然犯人は知りました。
だからからこそこの一件について私を犯人に下手上げるような行が出來なかったのですが。
そして例の時間、すなわち【17時30分】私は教室にたどり著き
死になり損ねた、
生きていた貴と出會いました。
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