「ユーチューバーカエルの所屬事務所＜FAZBEET＞社が破されたらしいわ。カエルの師匠の伊山氏、事務所所屬のユーチューバーのラフ、エンジェルガールズ、カブトナイト氏も相次いで失蹤、死も見つからないそうよ。どうも彼らは＜AIヒューマン＞だったという報が米國諜報部から來てる。ナノテクテクノロジーによって視聴者を洗脳していた容疑もあるみたい」

神沢優がいつものダークレッドのサイバーグラス、黒いロングコート姿で真相を語る。

そこは公安警察の京都拠點である神沢優の探偵事務所である。

東京の新宿が煙に包まれてる映像がテレビに映っている。

「AIヒューマン？　ナノテクノロジーによる洗脳って？」

神楽舞が興味深そうに質問した。

「AIヒューマンというのはに人工知能チップを埋め込んだりしてる人間たちのことで、アメリカでは100萬人を超えてるらしいわ。ユーチューバーたちは極小サイズのナノマシンを脳に潛させて、脳の電子信號を直接、ってたみたい。確かに最新の研究では脳の電子信號が解明されて義手などをかしたり、思念作でドローンをかすようなテクノロジーも開発されてるので、理論的には可能だそうよ。これがそのナノマシンの電子顕微鏡寫真よ」

壁の會議用モニターに蟲の様なナノテクロボットが映された。

「では、米國諜報部に消されたということですか？」

飛騨亜禮もダークブルーのサイバーグラスにいつもの黒い背広姿である。

元々、神沢優に影響をけてるらしい。

「新宿で米國の掃除屋スイーパーの車両の目撃報があるので、その可能は高いわ。AIヒューマンの中でナノマシンをるタイプは一種の超能力、＜心理作テレパシー＞や＜視クリアボヤンス＞、＜念力サイコキネシス＞を使う者もいる」

神沢優の口元が歪む。

その時、壁のモニターに急連絡表示がでた。

「神沢隊長、こちら遊星＜クルド＞の月読真奈です。鳥取に向かったメガネ君たちが天橋立付近でAIヒューマンと戦闘にりました。現在、ボトムストライカーで応戦中です」

衛星軌道上からの天橋立付近の拡大映像が映し出される。

真紅のボトムストライカーとウサギのようなが対峙していた。

月読真奈の顔は映らず、＜サウンドオンリー＞表示がでている。

†

「念力サイコキネシスか？」

天橋立で砂地の上で真田幸村の真紅のボトムストライカーはけないでいた。

可いらしいウサギ耳のの超常の力で、機が金縛りにあっていた。

「天下の名將、真田幸村も大したことないよね」

ウサギ耳が嘲笑する。

はピンクの著ぐるみのようなものに包まれている。

遊園地の子供向けキャラクターショーに出てきそうだ。

「困った子供だな」

幸村はそれでも不敵なセリフを吐く。

「その子供に手も足も出ないくせに」

真田幸村のボトムストライカーがゆくりと空中に浮き上がっていく。

１トン近いの機をいともたやすく持ち上げるとは恐るべき力である。

確かにこれではお手上げだと幸村も思う。

「所詮、それも借りの力だろう？」

幸村はなおも挑発する。

ボトムストライカーはすでに地面から50メートル付近まで持ち上げられていた。

「もう、いいよ。死ね！」

機の浮力が消滅して、ボトムストライカーは真っ逆さまに地面に落下していく。

この高さから落ちては、砂地とはいえ、さすがのボトムストライカーでも無事ではすまない。

が、恐るべき力で砂地に叩きつけられたはずの機は何故か地面直前でふわりと浮いていた。

「幸村さん、敵のナノテクマシンは排除しました。世界最強の人工知能A　I＜ワトソン＞、ただいま參上！」

ボトムストライカーの通信モニターに＜Watoson Login＞の文字が浮ぶ。

自分で世界最強と名乗る人工知能も珍しい。

機の自由が戻っている。

幸村と自稱、世界最強の人工知能＜ワトソン＞の反撃開始である。

（あとがき）

VALUの稅金考察その1。浮かれてないでVA公開・売買の課稅関係を考える

https://bafs-style.biz/valu-tax1

クラウドファンディングの稅金、確定申告について

https://cf-hikaku.net/beginner_step4/

小説の方は人工知能、ナノテクの話にストーリーが行ってます。

VALUの稅金問題ですが、

１、個人→個人の資金移は寄付みたいなもので、note、クラウドファウンディング同様に贈與稅。

２、法人→個人の場合は、所得稅。

３、法人→法人だと法人稅。

譲渡所得だとか、事業所得、雑所得なども考えられるそうです。

いっそ、VALUは株などの金融商品類似にして、稅金の優遇措置をけれるような方向に持って行った方がいいように思うよね。

場合によっては、それに消費稅が加わってくる。

どうなるんだろう？ということでしばし靜観しかないかも。