《名探偵の推理日記〜囚人たちの怨念〜》プロローグ
事件があったのはN県にある舊刑務所である。今は改裝され、ホテルになっているが昔は死の監獄と呼ばれていたらしい。當時は走者を一人も出しておらず、囚人は過酷な狀況での労働を科せられ、週に2、3人は普通に死んでいたということからいつしか周りの人間はそう呼んでいた。
「で、その事件があったのが舊刑務所のホテルで、被害者は客室で首を絞められて死んでいたんですね?」
俺がそう聞くと小林刑事はこう答えた。
「そうなんですよ。それでこの事件の何が恐ろしいかっていうのが、その客室があった場所で昔囚人が実際に自殺してるっていうことなんですよ!!」
「妖怪とか幽霊とか、そんなのは人間の下らない空想から生まれたただの作り話にすぎないんですよ。」
俺は呆れてそう言った。
「いや、今回は本當に幽霊の仕業かもしれませんよ。その証拠に同日ホテルに泊まっていた客の中からき聲のような不気味な聲を聞いたという証言があがったんですから。」
小林刑事は俺を脅そうとしたのかわざと怖い話風の聲でそう言った。
「まあ、現場を見ないことには何も言えませんけどね。」
俺はそう言って足早に現場へと向かった。
「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!」
小林刑事が焦った様子で俺のスピードに合わせ、2人で現場へとむかった。
【書籍化】え、神絵師を追い出すんですか? ~理不盡に追放されたデザイナー、同期と一緒に神ゲーづくりに挑まんとす。プロデューサーに気に入られたので、戻ってきてと頼まれても、もう遅い!~
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8 118あの日の約束を
人はとても不安定で不確かな存在だ。同じ『人』でありながら1人1人に個性があり価値観の相違があり別々の感性を持ち合わせている。 十人十色。この言葉は誰もが知っている言葉だろう。同じ人間でも好きなこと、考えていること、やりたい事は皆別々だ。 あるところに1人の青年がいた。彼は幾度となく失敗を繰り返していた。どれだけ努力しても変わらない自身に苛立ち、焦り、絶望し、後悔した。 しかしその度に支えてくれる人たちがいた。辛い時に側にいてくれる家族、何も聞かずいつものように明るい話題を振ってくれる親友、不慣れな自分をフォローしてくれる仲間。そんな優しい周りの人たちに言葉では表せない感謝を感じていた。 これは1つの願い……1つの願望だ。自身のため、周りの人たちの支えを忘れないために彼は心の中の想いを一冊のノートに書き並べる。いつかその想いを言葉にだすことを思い描いて。自分自身へ、そして自分を助けてくれた人たちへの約束を。 しかしある日、彼は願いを果たす前にこの世を去ってしまうのだった。 これはそんな青年の葉わなかった願いをある少女が受け継ぎ、果たすために日々を奔走する物語である。 堅苦しい概要はここまで! 最初の注意事項でも觸れていますがこの作品が自分が初めて書く小説1號です。 まだまだ失敗や思い通りにいかないことも多いので今後投稿済みのエピソードに修正や作り直しをすることがあるかもしれません。 內容こそ大きな変更はしないものの言葉遣いや文章そのものなど、表現の仕方が大きく変化する可能性があります。 それでもいいよ! という方は是非ゆっくり見ていってください(。・ω・。) ちなみに自分はコメントを見るのが好きなのでどんどん書いちゃってくれて構いません。 厳しい意見を書くも良し、コメ投稿者同士で會話をするのも構いません( ´∀`) 他の人同士の會話を見るのも楽しみの1つなのでどんどんどうぞです ( ・∇・)
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