《名探偵の推理日記〜囚人たちの怨念〜》第2話『報収集』
俺は事件の報を集めるため、事件當時フロントで付をしていたに話を聞いていた。
「なるほど、それじゃああなたがそこにいた時には何も聞こえなかったということですね?」
「はい。特に何か変わったこともありませんでした。」
はやや張した様子でそう答えた。
「ありがとうございます。よし、じゃあ次は清掃員の人に話を聞きに行くか。」
俺はそう言い、小林刑事を連れて清掃員のいる事務所へとむかった。
    清掃員は休憩中で、小さな機で2人がお茶を飲んでいた。
「こんにちは。私、探偵の松本と申します。よろしければ事件について何か知っている事を教えて下さいませんか?」
俺がそういうと、2人のおじさんが俺の方をみた。
「事件のことですか?いいですよ。私達でよければ。」
おじさんは意外と優しい聲をしていた。
「それでは、本題にりま」
俺がそこまで言うとおじさん達は急に喋りはじめた。
「そうそう事件の事って言ったら。死亡推定時刻がちょうど俺たちが客室の掃除をしていた8:00〜9:00頃で、そこで亡くなってたのが、ニューヨークから來たアメリカ人なんだよな?……」
その後も事件の事について語られたが、どれもすでに得ている報でこのおじさん達に多くの時間を無駄にしてしまったのは言うまでもなかった。
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