《転生して帰って來た俺は 異世界で得た力を使って復讐する》24-2
この王はいったい、何を言ってんの??
違う?演技?ホンマは?謝?サプライズ?パーティー?嬉しい?好き??
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「ナニ、イッチャッテンノ??」
俺は掠れた聲でそう聞き返すしかできないでいる。脳が追いついていない。理解しきれていない。この狀況で今の発言をしっかりけれられる余裕が今の俺にはなかった。10秒くれ。その間で理解するからさぁ。
「友聖。こういうことは最初に言っておくべきだったわね?改めて説明するわ。
あなたが魔王を討伐した後、私があなたに冷たく接してしまった理由は、そうやってあなたを落膽させておいて、でも実はちゃんと謝していてしかもあなたの為のパーティーも用意して驚かして喜ばせるサプライズを実行しようとしたからなの」
―――。
「私はずっと考えてた。どういうやり方で世界を救った友聖を労って謝しようかって。あなたの壊れかけている心に気付きもしないでいた私は...何も知らなかった私は、愚かにもあなたを騙すというやり方をとってしまった。噓でも蔑んで冷たい態度を一度でもとってしまったらもう取り返しがつかなくなるなんて考えもしなかった私はそうやって演技であなたを突き放してしまった......それが真実なの」
――――。
「全部誤解だったの。そんなつもりじゃなかったの。
私が友聖の心にとって最後の砦だったという自覚がなかった...。あの世界でいちばん一緒にいたはずの私は、友聖の心がほんの些細な噓一つで完全に壊れる狀態だってことに気付かなかった...。
だから私はあの時...友聖にあんな対応をしてしまった...。私の思い違いがあなたを壊してしまった...。ずっと誤解を解きたかった。あの時友聖が暴走している時も。でも伝えることが出來ず私は死んだ。ずっと伝えられなかった。
あなたを道だなんて、寄りの無い孤児が勇者を擔うことを疎ましいだなんて、どうでもいいなんて.........
そんなこと一切思ってないってことを......!!」
―――――。
「本當にごめんなさい!あの時の友聖の心境に対してあんな演技するべきじゃなかった。あなたを深く深く傷つけることになってしまって...ごめんなさいっ!!
これが、私のあの時と今の変わらない本音です」
「...。......。.........。............は」
沈黙。沈黙して沈黙し続けて...代わりに理を働かせる。しっかり咀嚼《そしゃく》して理解させる。は後や。今はあの元王の一言一句をしっかり聞いて理解することに努めるんや。
そして............やっと全ての理解に功する。
「つまり、何か?俺にわざと冷たい態度をとって見下して突き放して...。その後開く予定のサプライズパーティーで本當は謝してます、無事を喜んでます、ありがとうホンマにありがとうって言って、ドッキリかまして改めて俺に恩返しをしようと...。
俺の為に一芝居うっていた、と......。そーいうこと?」
俺の大雑把なまとめに、リリナは頷く。そして頭を下げて演技のことについて再び謝ってくる。
「うん......したわ。出來たわ。理解したわ出來たわ。お前がホンマは俺に謝してたって。お禮をしようと、労おうと。そうする為に一芝居うって、下げて上げようって作戦を決行したんやって...。全部ぜーんぶ、理解はしたわ、うん」
をかす...痛みとだるさがあるがく。足...問題はあるがどうにか踏ん張れる。地面に足をつけて立ち上がる......幽鬼の如くふらふらとどうにか立ち上がる。
そして俺の次の行は............
「理解した上で言わせてもらうけど――――――ふざけんなやおいクソが...!テメェふざけやがって...!!
―――殺してやるううううううう”う”う”う”う”う”う”う”るア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”ア”!!!!!」
プチンと理の糸を切って、のままにぶ、だ。
「友聖......っ」
「俺っ、おれぇ、オレノタメ??うん理解デキテルよ?全部オレの為二やってクレタンやンな?オレ分かっテる理解シてる!!
せやったら 最初から《《下らん演技せんと素直に気持ち伝えろ》》やああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」
ぶち切れ過ぎて言葉がれまくる。
「ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんな......っ!!演技でした?後でちゃんと謝屆けようとしてました!?あの時の俺にそんなもんがただの毒なんやって何で気付かへんかったのかなぁ!?ああそうかお前も結局は俺のことちゃんと見てへんかったんやな!?せやからそんな下らん噓つこう思ったんや!!」
「友聖!聞いて!落ち著いて!私は友聖のこと見てたよ!ちゃんと友聖のことを...!!」
「せやったら何であんな下らん演技なんかしたんやァ!?!?見てて分かってたらそんなことしよう思わへんかったやろ!?お前も結局俺の味方ジャネエエエェ!!!」
ドクンッ!
のままにび、足に力をれた時だった。
に変化が訪れた―――。
ゴッッッッッ
「きゃ......!?」
「オオオ!?」
俺のが黒く輝き、力と魔力が一気に回復した。あんなにボロボロだったが全快しかかっている。
「これが何なんかは、知らんけど助かった!力が湧く...今までの俺より強くなってる...!ああそうや、俺はこの力で復讐するんや!この世界を俺の思うままに改造するんや。何もかも俺の理想に塗りつぶして壊すんやっっ!!!」
「ゆうせ―――」
そうぶと同時に、リリナの言葉を聞かずに俺は、破壊魔を放ってこの校舎を破壊した!
さぁ復讐を再開するでェ......!
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