《BLOOD HERO'S》episode4 #3「炎VS」
 「これは…!!」
 炎は周りの男達を見た。全員のど真ん中を抜かれた様に塗れになっていた。
 (全員、死んでるのか?それよりも…)
 そう思うと炎はの方に目を向けた。
 (志村さんに渡された寫真と一致してる。本當にこの子が…)
 「君が殺ったのか?」
 とりあえずその場の狀況を理解する為、炎は質問を投げかけてみた。
 「ええ、そうよ。社會のクズ共を消すのも仕事の1つよ」
 (仕事の1つ?やっぱりこの子もスフィアの一員か?)
 炎の予想は的中していた。志村が何故本當の事を言わなかったのかは分からないがこの子はスフィアと繋がりがあると炎は思っていたのだ。
 「だからといって殺す必要は…」
 炎がそう言いかけた時だった。
 「殘るはあなた1人かしら?」
 「!?」
 すると突然、彼は炎の方に殺気を向けてきた。
 「ちょっと待ってくれ!俺は…」
 「あら、今さら命乞いかしら?悪いけどクズの戯言を聞いてあげれる耳は持ちあわせてないの。とっとと死んでくれるかしら?」
 誤解を解こうとする炎だが、彼は聞くまでもなく懐から Bl:SEEDを取り出した。
 (クソ!話を聞いてくれる余地は無いか!どうしてスフィア(ココ)の人達はこうも気盛んなんだろうか?)
 そんな事を思いながら炎は戦闘態勢にろうとした。
 「い立て、我が闘よ!」
 炎が態勢にる前には既には Bl:SEEDを口の中にれていた。
 「い立て、我が闘よ!」
 し遅れながら炎は能力を開放した。黒龍刃を出した炎はすぐさま攻撃態勢にりの様子を伺った。
 「とことん不愉快ね。同じ能力を使える奴がいたなんて」
 「…何だよ、それ!」
 彼の方を見ると彼の背後に大きな影の様なものがいていた。いや、影というより化けと言った方がいいのだろうか?
 赤い目に大きな口、全長は3m以上はある。は全て黒に染まっており暗い部屋に完全に溶け込んでいる。
 「傀儡・判怒羅!さあ、殺してしまいなさい!」
 そう言うと背後の化けが炎に向かって襲いかかってきた。
 「うおっ!」
 咄嗟に回避する炎。
 (クッ!速い!)
 休む間もなく判怒羅の素早い追撃が炎を襲ってきた。
 「どうしたのかしら?その武は飾りかしら?」
 余裕を見せつけるかのように煽ってくる。炎は判怒羅の攻撃で彼に近づく事すら出來ない。
 「クソ!どうすればいいんだ!!」
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