《BLOOD HERO'S》episode5 #19「苦戦」
 (クッソ!狀況はより悪い方に傾きそうだ!)
 片腕で腹を抱えながら立ち上がる炎。足が震えながらも何とか剣を構えた。
 「もうシンドそーじゃねーか!?折角面白くなってきたんだからまだくたばんじゃねーぞ!!」
 そう言うと鬼平はまた炎に接近して來た。
 (だったら…)
 「ん?」
 「炎・火花!」
 炎は突進して來る鬼平に対し炎・火花で目眩しをした。
 「ぐおっ!?」
 鬼平は突然視界が赤白いで眩しくなり思わず目を閉じてしまった。
 「おらあ!!」
 しかし鬼平は目を閉じたまま斜め下に向かって木の棒を橫振りした。鬼平は炎に接近させない為、下半を封じようとしたのだ。
 「!?」
 だが鬼平が振った木の棒には何かが當たるは全くなかった。空を切っただけだった。
 「クソッ!どこだ!?」
 眩いが視界から消え鬼平はゆっくりと目蓋を開くと鬼平には想定外の景が映った。
 「飛炎…」
 炎は後ろに跳んでいた。後ろに跳びながら黒い炎を纏った剣を構えていた。
 「焔ーー!!」
 炎のびと同時に放たれる飛炎・焔。だかしかし鬼平の虛をついたまでは良かったが後ろに退がった為、力が思うように出せずそのうえ跳んでいる最中の為、踏ん張りゼロのまま放ってしまった。
 豪鬼やフィリナに出した時よりも一回り小さい焔が鬼平のに直撃する。
 「ッヅ!?」
 鞭を打つかのような音と一瞬だけ輝く白いが鬼平を襲った。だが鬼平の勢は崩れることなくそのまま10メートル程押しただけだった。
 (やっぱり火力不足か!?)
 炎は苦蟲を噛み潰したような表を見せた。距離はとれたものの焔によるダメージはほぼゼロと言っても過言ではなかった。
 「ハッハハハハ!何だよ今のは!?しょベー飛び道だなー!」
 鬼平は大笑いすると吐き捨てるかのように一言を炎に吐いた。
 (ヤバいな。次はどうする!?)
 炎は自分に言い聞かせるように考え始めた。鬼平との距離は約30メートル。この差を出來るだけ保ちつつさっきより威力の高い焔を撃ち続ければベストなかたちではあるが一瞬でも油斷すると一気に詰め込まれてしまう。
 「おい!悠長に考えて場合かよ!?」
 「!?やっ…」
 作戦を考える間もなく鬼平は炎の懐に潛り込んでいた。潛り込んた瞬間、鬼平の後ろ回し蹴りが炎に向かってきた。炎は思わずさっきと同じように片腕を盾にして防態勢にっていた。
 「ぐうっ!!」
 鬼平の蹴りは盾にした腕を引っかかるようなかたちになりながらぶつかり吹き飛ばされていった。
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