《こんな俺でもをする》別れとその力
零がクロユリを抑えてると、クロユリが此方を睨んできてるのが見えていた。
その睨んできている目から逃げないようにその目をまっすぐにけ止める。そうすると、小や神が不安定な人間はそういう目をしてる時に目を見つめられると、心の余裕がなくなり怒りが増す。
「お前!何だその目は私に喧嘩売ってんのか!」
「今回だけな。お前は鬼だろ?だったらそんなに的になるなや。子供か?」
そう言うと、クロユリは零をどけて此方へ向かってきた。その様子を見て零は呆れた様子もせず驚いた様子も無かった。
たぶん、俺とクロユリのどちらも試しているのだろう。
「殺すぞ!」
「やれるモンならやってみろよ」
そう言うと零は神社に戻りそこで俺とクロユリの戦いを見守っていた。
「やるんだな?」
「ここでお前と私で上下決めようや!」
その言葉を合図に戦闘が始まった。
最近は、適當にほのぼのしすぎていたのでクロユリのきについていくのだけで苦労した。そのクロユリと言うと両目が赤く染まり首の辺りまで左頬に呪文のようながかかれていた。攻撃の仕方は、よく分からない。俺がいたところがいきなり々になって見えないものが飛躍してきているようだ。
「本気で行く!《鬼眼》」
鬼眼を使ってからクロユリの攻撃方法が見えた。その景には驚いたがその表も苦笑いに変わっていった。
何故なら、クロユリの腰あたりから赤黒い尾のようなが生えていてうねうねといていた。その尾のようなは先が鋭利になっていて二本クロユリの近くにあった。
次、どうこうか迷っているとその尾がいて薙ぎ払いを繰り出してきた。
それを紙一重の所で避けていると足元に一本の刀が落ちていた。
「これは・・・」
その刀は、零からけ取った【闇暁・桜椿[鬼瓦]】それをとったとき一回強く心臓が脈打ったのが分かった。その刀が力をくれることじながら、頭に一瞬浮かんできた文字を口に出していた。
「我、鬼ノ神ナリ。その力を持ち一を十、十を百にし、その力でこの爭いを終わらせるために鬼になる」
自分でも何を言ってるのか分からなかったが、その言葉を言い終わった後に刀を鞘から引き抜くと刀から桜と椿の花びらが散り、その後に刀が紅に染まった。
耳元で、見に覚えの無い聲が聞こえたが何か懐かしくじた。
「君は、鬼か神かそれとも両方か・・・どれをむ」
「俺は、・・・をむ」
そう言うと、刀が赤く、俺のを包み込んでいった。包み込んだそのが弱くなると、俺のの周りには赤いオーラが纏って赤い粒子が湧いていた。
「お前が、認められるなんて・・・なん、で。何で、零じゃなくてシンを認めたんですか!?幽鬼!」
「何がなんだか分からないが、今ならお前なんてへでもないと思う」
刀を鞘に納めて、抜刀の姿勢に構えてそのままクロユリの元まで駆け出した。その間も尾は俺に襲い掛かってくるがそれを柄を使って捌くか紙一重のところで避けるかを繰り返して避けていた。
クロユリの懐にもぐりこんだ時にクロユリが「この呪いをお前はけれられるか、楽しみだ」それは一瞬のことでクロユリのに刀がはいると妖刀なのかすんなりとが真っ二つになった。
クロユリが真っ二つになった後、したってから赤い粒子になって俺のにはいってきた。
「こ、これは・・・」
この現象は、さっきの妖刀の時と同じだ。
「それは一化、鬼眼が本になるんだ」
その顔はし寂しそうな顔をしていた。その理由はし分かる。ずっと一緒にいた家族同然のやつが死んだんだ、しかたない。
「あとは、俺も取り込んでくれれば。君は、神でもなく鬼でもない全てをんだんだね。何をんだか教えてくれるか?」
「俺は・・・」
その事にためらうでもなく恐怖や不安を抱いたわけじゃないのに言うのにためらった。その心を決心して零の目を見つめて言った。
「俺は、鬼神・刃燈になる。と言うことで、この刀とお前のその力貰う」
零の瞳に寫る自分が見えたとき、俺はまた苦笑いをしていた。その苦笑いから真剣な表になって刀を振り上げると零は目を閉じて覚悟を決めたようだ。「行くぞ」そう一言聲をかけると、うんともすんとも言わず暗黙の了解だった。
振り下ろした時にクロユリと同じで「ありがとう」と一言殘していった。
俺は零を取り込んだ後に鳥居に向かって歩いて行った。鳥居をくぐる前に井戸があったのでそこで自分の姿を再確認すると、髪は一部白、瞳は、黒の中に薄く赤があった。
鳥居の前で一回止まって刀を腰に帯びて、クロユリの言葉の意味がし分かったので、その呪いとやらに抗ってやるかとか適當に考えて、鳥居を潛った。
その力は、彼に対しては仏か鬼か・・・
【書籍化コミカライズ】死に戻り令嬢の仮初め結婚~二度目の人生は生真面目將軍と星獣もふもふ~
★書籍化&コミカライズ★ 侯爵家の養女セレストは星獣使いという特別な存在。 けれど周囲から疎まれ、大切な星獣を奪われたあげく、偽物だったと斷罪され殺されてしまう。 目覚めるとなぜか十歳に戻っていた。もう搾取されるだけの人生はごめんだと、家を出る方法を模索する。未成年の貴族の令嬢が家の支配から逃れる方法――それは結婚だった――。 死に戻り前の記憶から、まもなく國の英雄であるフィル・ヘーゼルダインとの縁談が持ち上がることがわかっていた。十歳のセレストと立派な軍人であるフィル。一度目の世界で、不釣り合いな二人の縁談は成立しなかった。 二度目の世界。セレストは絶望的な未來を変えるために、フィルとの結婚を望み困惑する彼を説得することに……。 死に戻り令嬢×ツッコミ屬性の將軍。仮初め結婚からはじまるやり直しもふもふファンタジーです。 ※カクヨムにも掲載。 ※サブタイトルが少しだけ変わりました。
8 111【書籍化&コミカライズ2本】異世界帰りのアラフォーリーマン、17歳の頃に戻って無雙する
【日間&週間&月間1位 感謝御禮】 ブラック企業で働いていたアラフォーリーマンの難波カズは、過労死で異世界転生。 異世界を救い、戻ってきたのはなんと十七歳の自分だった。 異世界で身につけた能力を使えることに気付いたカズは、今度こそ楽しい人生をやり直せると胸を躍らせる。 しかし、幼なじみの由依をきっかけに、もといた世界にも『人間を喰う異形――ヴァリアント』がいることを知る。 カズは過去の記憶から、近い未來に由依が死ぬことを察してしまう。 ヴァリアントと戦う使命を持つ由依を救うため、カズはこちらの世界でも戦いに身を投じることを決める。 ★ファミ通文庫さんのエンターブレインレーベルから、書籍が9月30日に発売します。 文庫よりも大きめサイズのB6判です。 ★日間ローファンタジーランキング 最高1位 ★週間ローファンタジーランキング 最高1位 ★月間ローファンタジーランキング 最高1位 ※カクヨムにも掲載しています。
8 62パドックの下はパクチーがいっぱい/女子大の競馬サークルの先輩が殺された?著ぐるみの中で?先生、どうする? 競馬ファン必見、妖怪ファン必見のライト・ラブリー・ミステリー
京都競馬場のイベント。著ぐるみを著た女が階段から落ちて死んだ。その死に疑問を持った女子大の競馬サークルの後輩たちが調査を始める。なぜか、顧問の講師に次々と降りかかるわけの分からない出來事。 講師に好意を抱く女子學生たちの近未來型ラブコメディー&ミステリー。 講師の心を摑むのは、人間の女の子か、それとも……。 そして、著ぐるみの女の死は、果たして事故だったのか。推理の行方は。 「馬が教えてくれる」という言葉の意味は。 そして、妖怪が仕掛けた「合戦」によって得られたものは。 推理とはいえ、人が人を殺すという「暗さ」はなく、あくまで楽しく。 普通の人間、ゾンビ人間、妖怪、ペットロボットが入り亂れ、主人公を翻弄します。 競馬ファン必見、妖怪ファン必見のライト・ラブリー・ミステリーです。 錯綜したストーリーがお好きなミステリーファンの皆様へ。 第四章から物語は不思議な転換をし、謎が大きく膨らんでいきます。お楽しみに。 かなりの長編になりますので、少しづつ、ジワリと楽しんでいただけたら幸いでございます。
8 186なんか転移したのでチート能力で頑張ります。
高校1年生の新垣真琴はどこにでもいるアニメ好きの高校生だ。 とある日家に帰って寢て起きたらそこは… 異世界だった… さらに、もはやチートな能力も手に入れて… 真琴の波亂?な異世界生活が始まる。 毎日投稿していくZOY! 是非見て頂けたらと思います! ノベルバの方でも同じのをだしています。 少し違う點がありますがあまり気にしないでください。 1000pvいきました! 見てくださってありがとうございます❗これからも宜しくお願いします❗
8 132空間魔法で魔獣とスローライフ
立花 光(タチバナ コウ)は自分がアルビノだと思っていた。特殊な體質もあったためずっと病院で検査の毎日だった。癒しはたまに來るアニマルセラピーの犬達ぐらいだ。 しかしある日異世界の神様から『君は元々儂の世界で産まれるはずだった。』と 地球に戻るか異世界で暮らすか選んでいいと言う。 それなら地球に未練も無いし、異世界でもふもふスローライフでも目指そうかな!! ※小説家になろう様、アルファポリス様にマルチ投稿しております。
8 159デザイア・オーダー ―生存率1%の戦場―
「キミたちに與える指示は一つだけ。――ボクに従え」機械都市。誰かが初めにそう呼んだ。世界中に突如出現した機械生物【ドレッドメタル】は人類の主要都市を奪い、鋼鉄で構成された巨大建造物『機械都市』へと変貌させた。脅威的な機械生物と戦うために編成された、機械都市攻撃派遣部隊に所屬する小隊指揮長「亜崎陽一」は、特殊な能力を持つ『覚醒者』の少女「緋神ユズハ」と出會い、機械都市東京の奪還を目指していく。超大規模なエネルギー兵器群、超常的な力を行使する覚醒者たち、最先端の裝備を駆使して戦う一般兵。ーーようこそ、絶望に染まった戦場へ
8 123