《こんな俺でもをする》その殺意の先には

次の日になり、ベッドからはけるようになった。

肩などをまわしたりしているが、特に違和はなく不思議に思っていると椿さんが話してきた。

「違和が無いことの疑問に思ってるだろ。その理由は、開放したはいいが、まだお前の粒子を知するがそれに追いついてないだけだ。だが、開放しているのに変わらない。だから、前の粒子量より何倍も多くなってる」

「それが限界地に達すると?」

「お前のが耐えられなくなって、死ぬ。そのために學校に行くんだ」

椿さんの話を聞いてから、服を著替えて何時もの家に向かっていった。

家に著くと、安心が心を満たしていった。

(実家のような安心)

そんな事を思いながら、自室に向かう前にリビングのソファーに橫になってゴロゴロしていると俺を保護してくれた剛島さんが、帰ってきた。

「お、お帰りなさい」

「おう、ただいま」

俺は、剛島さんに対してし苦手意識がある。その理由は多分養子だと思う、髪形はオールバック、筋モリモリ、目つきは悪くそして高長。

こんな人に苦手意識を抱かないわけが無い。

「話は、椿さんから聞いてるから、そんなに構えるな」

その一言でし、肩の力が抜けた。

「なんで、構えてるの分かったの?」

「そりゃ、分かるさ。お前とは十年位一緒にいるんだから」

そうだ、実際この人といる時間のほうが元の家族といた時間より長い。

(あの事件さえなかったら。こんな事にならなかったのに)

「そんなに、犯人を憎んでもお前の両親は帰ってこないぞ」

俺が下を向いてをかみ締めていると、そんなことを剛島さんが言ってきた。

「知ってるよ!そんなこと、仕事で疲れてるからって俺に當たらないでくれよ!」

昔からそうだ、この人は、俺が泣いてるときも「泣いたって、お前の母さん、父さんは帰ってこないんだから、強くなれ」といい飴を差し出していた。

その頃の俺は、優しいのか厳しいのか分からなかったが嫌な人とだけは思っていた。

剛島さんが言ってることは真っ當なことだが、その時の俺には厳しかった。

その言葉と同時に剛島さんが、此方へ來て俺の倉を摑んだ。

「お前はわかってねぇんだよ!」

そんな事を言われて、イラっとした。

昔も、俺がたてついてこお言う狀況になったが何時も投げられていた、が、今の俺は違う。こんな奴、直ぐに殺せる。

(そうだ、君には今は殺せる力があるんだ。その求を満たしなよ)

その聲に気をとられて、反撃するまもなく剛島さんに背負い投げをされ、背中に激痛がはしった。

「お前のな父さんは俺の友人だったんだよ。しかも小學から同期だ」

その事は初めて聞かされた。

その事に処理が追いついた時に、目にはいった景は、剛島さんの目から涙が出ていたことだ。

「...でも、あんたより。俺のほうが悲しみは大きいよ。唯一無二の家族を皆殺しされたんだもん」

「それ位分かってる。だが、俺だって悲しむ権利はある」

「椿さんから話は聞いてるんでしょ?いつか、やった犯人をこの手で殺す」

剛島さんの表は強張っている狀態だった。

それもそうだ、俺は鬼神開放をした時から、もう人間ではないかもしれない。

剛島の目に寫ったのは信の殺気だけなのですかね?今後に期待。

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