《こんな俺でもをする》新たな力

俺はいきなり現れた二人の事を見ながら止まっていた。

「あれ?こんなじに登場すれば大丈夫ってユリちゃんが?」

(うん?ユリちゃん?多分クロユリのことだろう)

そんな事を思いながら奇異の目で二人を見ていると織と名乗ったほうがオドオドしたので口を開くことにした。

「で、君達が現れた理由って何?後君たち何歳なの?」

俺はまだクロユリを取り込んでいないときに一回聞いたことがあるが、クロユリの年齢は人年齢で29.妖怪年齢で290歳になったそうだ。

そのクロユリをちゃん付けで呼ぶってことはもしかして...

「私たちは15歳と14歳だけど?」

その意外な答えに俺は目が點になった...

「え?じゃーなんでユリちゃんなんて?」

「あーそこかい?あ、もしかして妖怪年齢か...550と300歳だよー」

玲奈はその事を普通じゃないと言われてるような顔で言ってきた。その事にまたもや俺は驚いていた。

そこからは雑談などをして、椿さんに呼ばれたから校っていった。

椿さんの後ろをついていっていると、弓道部や手蕓部など、日本の文化が多いフロアに連れてこられた。

俺が、珍しいを見ているような眼差しで見回していると、椿さんがこっちといい弓道部にっていった。

それについていくと、弓矢を渡された。

「え?」

そう素樸な反応が口かられて、キョトンとしていたら椿さんに背中を押されて「一回でいいからやってみろ」と言われた。

「じ、じゃー一回だけですよ?」

そう言って弦を引いて、的を捕らえた。

「センターにれて放す」

どこぞのアニメで聞いた臺詞を呟いて、矢を放った。

その矢は案の定、的のし前で落ちて地面に刺さった。

「邪魔して悪いな」

そう言って、椿さんは弓道部を出て行った。それに続いて(以下ry

次に行ったのは、大きな競技場みたいな場所に出た。

そこでも、何をやるかわからずキョロキョロしていると、校門前で戦った子生徒がそこにいた。椿さんは、その子とはなしているようだった。

「さて、再戦だ。信も次は本気でな」

そう言うと椿さんは観客席のほうへ行って、観戦する気、満々だった。

(そんなことより、目の前の現狀だ)

そんな事を考えたその一瞬に機械音で開始の合図がかかった。

「考える時間もなしかよ...まーやればいいのか」

目の前の現狀は、子生徒が槍を構えて、今にも突撃してきそうなじ...一応、武士道だから相手の準備も待つのか。

(本気で行っていいなら...試すか)

織!」

そうぶと、俺の右手に薙刀が出てきた。それと同時に頭の中に織の聲が聞え始めた。

(あーあー、聞えてるかな?説明して早々、私を使うとはお目が高い)

(勝つための力がしい。出來るか?)

(お任せあれ!ユリちゃんと零を取り込んだ君の力に僕の力を上乗せすればいいんでしょ?)

(あぁ)

頭の中で會話していると子生徒が突撃してきているのが目にはいった。

その速さは尋常ではないほど早くて目で追えないくらいだった。だが、その攻撃を紙一重の所で薙刀で防いだ。

薙刀と槍の先がこすれあって火花が散っている。

「君の名前を訊いてもいいかい?」

その言葉に警戒してバックステップで距離を置いてから口を開いた。

「亜桜 紀。亜桜 姫の妹...」

(何か俺の周り兄弟多いな)

そんなくだらない事を思いながら薙刀を構えて、先を紀に向けた。

(織、やるぞ)

(この小娘...私と同じ頭文字とは...)

織に話しかけるとなんか不満そうに呟いていた。だが、俺が話しかけてる事を気付いたら咳払いして普通の織の戻った。

(や、やるんだよね?じゃー、詠唱、よろしくね)

「我、世界を滅ぼす鬼の巫なり!善なら悪を、悪なら善を打ち払う。なら、我はどちらにも付かず《偽善者》になる!【深紅ライゲキ】」

そう言うと、薙刀の先の形が変わり、指先から肘辺りまでの長さになった。その刃の周りには【紅雷】が纏っていた。それと同時に左目が熱くなった。

「さて、この場を躙しよう。やるぞ...【桜花この力】で」

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