《SNS仲間で異世界転移》第3章 4話 急會議
イオネット団長「エルド、現場の狀況を詳しく教えてくれ」
エルド「はい。ネールの森を囲う柵の一部が何者かによって破壊され、そこから獣達が続々と侵してきました。それと獣達の様子がいつもと違い、かなり兇暴化していました」
ティアーノ「どうして誰かがやったってわかるんだよ」
エルド「柵の破壊された部分を見てみると、外側から側に向かって曲がっていた」
バンギック「つまり、森の猛獣達を利用して町に被害を加えようとする者がいるってことだな」
バンギック。戦闘能力に長けており、主に討伐系の任務をやっている。この男のランクは5で、ちなみにエルドとティアーノもランク5である
ドルゼ「今は様子を見ながらしずつ手がかりを探していくべきだと思うが」
ドルゼ。全ての能力に長けていて次期団長にもっともふさわしいと言われている。団試験の試験も擔當している。當然ランクは5である
エルド「……」 
イオネット団長「何か心當たりでもあるのか?エルド」
エルド「はい。実はこの前仕事先で耳にした報なんですけど、最近ここらで山賊が集結して何か企んでいると」
バンギック「それなら俺も聞いたことがある」
イオネット団長「うむ…山賊か。よし、明日より班を作りやつらのアジトを探せ。班長はエルド、人選はお前の判斷に任せる」
エルド「了解しました」
急會議は終了した。明日からエルド班による特別任務が始まるというのだが、その班員はまだ未定である
ティアーノ「どうするんだ、今は上位ランクの兵士らはほとんど仕事で遠出してるんだぞ」
エルド「バンギックとドルゼも明日は大事な仕事があるって言ってたしね」
ティアーノ「タイミングが悪すぎだ」
エルド「まぁ任せときな。何とかしてみせるから」
龍剣達一行の初任務、荒れ狂う猛獣、き出す山賊、エルド班。いろんな事があった一日は幕を閉じ、そして明日から特別任務が開始される
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