《小さき蒼雷の魔法使い》第十六話「魔達の援軍」
ここは、ルーベンスの街防衛対策本部がある冒険者ギルド。
今現在も伝令係が行き來し、後衛の支援部隊が慌ただしくいていた。
そして、ギルドマスターであるウィドは現在闘技場に居た。
冒険者として現役だった頃のをしでも取り戻すためである。
闘技場全を使い、剣技を1つずつ...どのくらいの度なのかを確かめていく。
「...やはり、昔のようにはけんのぅ。」
過去の若い頃のウィドは冒険者としては世界で五指にるのでは?と噂される程の実力はあった。
しかし、それはウィドが20代の頃の話だ...今年で歳80歳なのだった。
「歳はとりたくないのぅ...」
そして、ギルドに1人の伝令が飛んできた...そう、サントスからの伝令だった。
報告を聞いたウィドは険しい顔つきで周囲の者達へ伝えた。
「忙しいところすまんが聞いてくれ!」
ウィドの聲に反応し、周囲の話し聲が徐々に靜かになっていった。
「魔達は方倒し、難敵と思われていたヒュドラも消滅を確認した。
しかし、次なる第2波とも呼べる軍勢が攻めてきている。
今現在、ルーベンスの街にAランク級の冒険者は數えるほどしかいない。
そのため、儂も前線へと赴くことにする!
以後のギルドの総指揮はリザへと一任する。以上で話は終わりじゃ。
足を止めさせてすまんかった。」
その言葉で揺しなかった者はいなかっただろう。
特に総指揮に任命されたリザは揺を隠せず思わず聞き返してしまっていた。
「ウィド様...私が総指揮ですか?」
「うむ。儂が出たらリザしか任せられる人はおらんからのぅ。」
「待ってください。ウィド様ご自の年齢を考えた方が宜しいかと思いますが...」
その言葉にウィドはし意地を張り、言い返した。
「なんじゃ!
まだ、若いもんには負けんわい!
大丈夫じゃ。ルーベンスは守る。
ギルドを頼んだぞ。」
「...分かりました。お気を付けて。」
その言葉を聞いてウィドはギルドを後にした。
「さて、まずはサントスの所に行かんとのぅ。
(この歳になってまた戦うことになるとは...)」
そして、ギルドマスターがき始めた頃、戦場がき始めていた。
「サントス様!
伝令です。魔達がき始めました!」
「分かった!
魔法部隊!弓部隊!準備しておけ!
負傷や魔力があまりないものは後ろに下がれよ!」
そして、伝令を飛ばしていると後ろから近づいてくる存在がいた。
気配をじ振り返るとそこには、ギルドマスターがいた。
「ギルドマスター!?どうしたんですか...こんなところで。」
「なに、儂も加勢しに來たのだよ。
昔ほどの力は出せないかもしれんが、若いもんにはまだまだ負けんよ!」
確かに加勢は嬉しいが...ギルドマスターはご自の年齢を考えた上で言ってるのか...
「...まさか...お前さんも儂を年寄り扱いするつもりか!?」
「.........いいえ。そんなことは。」
サントスは心のを當てられ揺していると切り替えるようにウィドが言ってきた。
「...なんじゃ、今の間は。
まあ、良い。それよりも、敵さんが來なすったぞ!」
そして、意識を戦闘へと切り返し全へ指示を出した。
「魔法部隊は程にったらいつでも打てるようにしておけ!」
「それじゃ、サントス儂も前線の方へ行くからのぅ。」
「...はい。お気を付けて!」
それだけ言い、ウィドは前線部隊へと向かった。
「よし、まもなくだ!さっさとケリをつけて帰るぞ!
魔法部隊......放て!!!」
そして、2回戦が始まった...頃、ライガは......
「...どうよ!楽々10人、魔力分だ!」
ライガ達はフェニックスと戦っていた。
なぜか、それは時をし遡る...
「魔力分も苦もなく出來るようになった。
そろそろ、やるぞ!ゲームとやらを!」
フェニックスは草原に寢そべり今は炎もりを潛め見た目デカイ鳥だった。
どうでもいいが、フェニックスは言いづらいな...仮にカレンとでもしておこう。
「...たった1人で満足ですか?
私なんて10人は余裕ですよ!ほら?」
そう言って空へ羽ばたくと次の瞬間には、カレンは10羽になっていた。
「ほら?どうしました?
早く長しないと面白くないですよ?
主に私が。」
そして、また草原に降り立ち寢そべるのだった。
そして、先程の時に戻り、10人分が出來るようになったのでした。
注意ですが、この世界では魔力分なんて普通の人には出來ません。
「どうよ!楽々、10人魔力分だ!」
ライガはやっとゲームが出來るのかと思って話を聞いていた。
すると、カレンはし考え口を開いた。
「...よく出來ました!
それでは、ゲームを始めましょうっと言いたいのですが、正直...私から言っといてなんなのですが...やりたくなくなりました。」
はっ!?やりたくない?今までの努力はいったい...
「...あっ、すみません。今までの努力はありましたよ?
ステータスを確認してみてください。
きっと、ビックリしますよ!
さあ!騙されたと思って。」
そう言って、俺の心を読んだようにステータスの確認を促した。
そして、促されるがままステータスを見るのだった。
「ステータスオープン。」
ステータス
名 前:ライガ
種 族:  人種?
別: 男
年 齢:  3
レベル:  7
職 業:___
稱 號:転生者,探索者,魔導師の子
拳聖の子,雷帝
水神龍に認められし者
人種卒業
???
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___________________
ステータス
力:235,360/235,360
魔 力:135,330/135,330
狀 態:なし
魔 法:蒼雷神,時空神魔法
スキル:纏い(霊),鑑定,危険察知
霊・魔力作
魔自然回復力上昇
神獣契約
加 護:水神龍の加護
創造神の加護
契 約:不死鳥フェニックス(カレン)
メール:信あり(1件)
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___________________
「ステータスが...更に人間離れしてる...」
なんで、魔力分なんてが出來ただけでここまでステータスの変があるんだよ...
それに、稱號に関しては...人種卒業扱いだし。
そんなことを考えているとカレンが誇ったように話しかけてきたため思考を中斷した。
「どうですか?ビックリしました?」
「...えっと、なぜこうなったの。
あとは、何時契約した!」
ライガは疑問に頭を悩ませつつ、カレンに聞いた。
そのカレンが、メッセージを読むよう促してきた。
「取り敢えず置いといて、メッセージを読んでみてください。」
言われた通りメッセージに目を通すと、メッセージには、こう書かれていた。
___________________
ライガへ
久しぶりじゃのう。創造神じゃよ!
人間離れしてきておるのはお主が神力の 解放條件が整ってきているのが原因じゃ。
今起きている魔の氾濫は全部で3波まであるが、3波はお主が倒さんと面白くないし、ルーベンスの街は滅びるからのぅ...
まあ、頑張ってくれ!
___________________
納得は行かないけど...やらないといけないのは分かったよ。
「たださ、契約は何時したの?」
「契約ですか?名前を付けてくれたじゃないですか?」
えっ?名前って...頭で考えただけだし、呼びにくかったから。
「私は心が読めるのですよ?
そして、契約するには名付けが必要なのです。
私の場合は名付けしてくれて、魔力が多ければ問題は無かったのですが...
それを言ってしまうとつまらないではないではないですか。」
ライガは呆れその場で座りカレンとのお話しをはじめるのだった。
どうも、皆様柊☆黐です。
皆様!お読み下さりありがとうございます。
魔の氾濫も半ばを過ぎました!
長いですが、あともうしの辛抱です。
次回はギルドマスターが頑張りますよ?
あとは、もししでも良かったよ、とか...続きが読みたいです。と思って下さったらお気にり登録といいね!をお願いします。
今後ともお気にり登録してくださった方、そして、通りかかっただけの方もよろしくお願いします。
それでは、
次回第十七話「ギルドマスター參戦」
で、お會いしましょう♪
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