《小さき蒼雷の魔法使い》第四十一話「王子様:前編」

「くそっ!...どうしろと言うのだ。」

「ドラン様落ち著いてください!

國王が取りせば周りも混しますぞ!」

ここはアルファス王國の王城にある會議室に居た。

そして、國王の苛立ちを納めようと必死になっていた。

「そうは言うが...貴族の子供たちが拐われているのだぞ?

それにシエルもだ...もうし護衛を増やしておくべきだったか...」

「問題はそこではないと思いますぞ!」

ドランの隣に座っているリドル大公が意見を出してきた。

「問題なのは、まず首謀者が何処の誰なのか。

そして、囚われている場所です。」

リドルの言葉にドランの後で控えていた、宰相を務めているジャルクが報告を言ってきた。

「それにつきましては、先程と場所が分かりました。

バルト辺境伯から連絡があり、Sランク以上の冒険者を3人行かせたそうです。」

「ほう!それは本當か!?」

「はい。

ただそれ以上の報は直ぐには分かりません。」

この報告により會議室にいる人はしでも安心することが出來た。

それほどまでにSランク以上は実力が証明されている証拠なのだが...

「ジャルク!ルーベンスのSランクならガジェット、ラミル、シュウの3人が行ったのか?」

「いえ、誰がとは聞いておりません。

しかし、Sランク級以上だとは言っておりました。」

確か...辺境にSランクは現在3人いる筈だ。

引退した奴らのおで送るはめになったのだから當然だが...

「もしかして、あの2人が手を貸してくれてるのか?」

「いえ、そのようには聞いておりませんし、居たら別の問題が発生します。」

「それも、そうだな。(よかった。)」

「國王。今は萬が一のために騎士団に準備をさせていた方がよろしいかと。」

「よし、騎士団に準備を命じる。

準備を完了し別命あるまで待機せよ。

同時に、貴族、冒険者にも報を求めろ!」

國王は貴族と冒険者の報網に頼ることにした...

そして、場所は地下牢に移る。

暗く狹い部屋に數日いるだけで気が滅ってしまう。

地下なので日のらないし空気も淀んでいる。

他の部屋にいる人たちも出してもらえていない上に臭いもきつくなっていた...。

極めつけに最近では閉じ込めている人に対して1日1人くらい何処かに連れていって何かをしているようだ。

そして、今日は...

「おい。出ろ。」

...今日は私か...何するんだろう。

「早くしろ!」

男たちは、シエルの移の準備に取りかかった。

準備が出來ると、奧の部屋へと連れていかれた...。

部屋へると鉄の臭いが充満していた...

そんな部屋の中央には椅子が1つ置いてあり、部屋の隅には何に使うのか分からないようなが置いてあった。

「座れ。

これからアルファス王國の事を聞くから正直に答えた方がのためだぞ?」

そして、長い時間が始まろうとした時...1人の男が急いでってきた。

「リ、リーダーは居ますか!!」

「何だ?騒がしい...今から報を得るところだから早めに...」侵者です!!」

「なに?...侵者?何の冗談だ?

まあ、居ても迎撃員が居るから大丈夫だろう...」違います!

既にNo.5まで倒されています!」

倒されてる?あの強者たちが...

この瞬間すべてを理解したリーダーと呼ばれた男は仲間へと指示を出した。

「おい!誰でもいいからケイレスさんへ報告しておけ!

一応No.6が居るが萬が一破られればここは終わりだ。」

「了解しました。」

そして、扉を出た時、男たちはけなくなった。

「...お前ら誰だ?」

扉を出るとそこには子供が3人とデカイ犬が居た。

そして、子供たちは返答に困り言い合いを始めてしまった。

「俺たちか?えーと、子供の旅人?」

「いえ、主人、この場合は正義の味方が正しいかと。」

「違うよ!相手からしたら侵者だよ?」

「なあ、シオン。侵者はそのまま過ぎる。

責めて捻ろうな?」

「そうですよ?侵者よりも英雄!とか勇者とかの方が...」

「おい、相手が困ってるぞ?

そろそろ、決めてやれ。」

...何なんだ!こいつらは子供にしか見えないがここまで來たのは間違いない。

そして、さっき報告にあった侵者はこいつらだろう。

だが、今、目の前に居ると言うことは、迎撃員の全員を倒したと言うことだろう。

だとしたら、俺じゃ相手にならないがやるしかない!

「先手必勝!土壁アースウォール」

  男は通路を塞ぎ部屋へと戻った。

そして、シエルの後ろへ回り首筋へとナイフを添えた。

「...っ!?」

シエルは既に抵抗する力は無かったが、狀況を考えるくらいは出來ていた。

そして、通路の外にリルの気配もじ取れた。

「リ...ル...?」

シエルが大人しくしていると間もなく大きな轟音が辺りに響き渡った。

ライガside

「土壁アースウォール」

男が構えて、向かってくるのかと思われたが土壁を作り出し通路を塞いだ。

「戦わないのかよ...。

はあ、雷撃ライトニング」

ライガの放った雷撃は土壁を貫き壊した。

「脆いな...まあ、行くぞ。」

そして、土壁の先にあった扉にると先程の男とが居た。

どうも、皆様、柊☆黐です。

今回もお読みくださりありがとうございます。

是非お気にり登録といいね!をよろしくお願いしますm(__)m

さて、囚われのもあとしですので、今しばらくお付き合い下さいね!

では、次回第四十二話「王子様:後編」でお會いしましょう♪

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