「ねぇ、マテア。最近スラムの人が大量に殺害されていたこと知ってるでしょ？それは多分魔王軍の仕業じゃないかって思ってるんだけどどう思う？」

「私もそう思ってる。魔王を倒してから約1年半ぐらい経ってるし魔王もそろそろき出してくる頃だろうしね。」

「魔王軍がき出しているのなら四天王が新しく出てきているってことにならない？」

「そうだとしたらもうそろそろ大戦が近いかもね。」

「そうならないことを願いたいんだけど多分無理だね。」

「今日の夜スラムの様子を見にいってみよ？そしたら何かわかるかもしれないし…。」

「そうしようか。一応警戒して行こうね。」

「うん。わかった！」

「そろそろ行く？」

「そうだね。夜になったし…。スラム見てみようか。」

「ここがスラム…。結構荒れてるんだね。」

「思ったよりも酷いね、これ。」

「ぎゃぁぁぁぁ！」

「！？行くよ、マテア！」

「うん！」

「やめてくれぇぇぇ！」

「きゃぁぁぁぁ！」

襲われているのはエルフと獣人？あれは！

「マテア！気をつけて！魔族だッ！」

「！？わかった！」

「ファイヤランスッ！アースランスッ！」

「！ふっ。」

「ウィンドランスッ！ウォーターランスッ！」

「ハッ！」

僕たちの魔法を初級とはいえ簡単に避けられるなんて…。

「お前は何者なんだ？」

「魔王軍新四天王リヴァイル。お前達を殺しにきた。お前達が來たからこいつらには用はない。」

「ッ！僕たちがターゲットだったのか！？マテア！こいつはやばい！」

「やばいよ！ここで仕留めなきゃだめだよレアくん！」

「わかってる！行くよ、マテア！レゾナンスッ！」

「濃霧氷壁ッ！魔法剣、ブリザリオンッ！ハッ！」

「…。魔法剣、フェニックスソード。」

ガキンッ！

「くッ！豹來氷結ッ！」

「限界突破！雷撃第１陣、落下雷山ッ！

シンクロ！行くよ、マテア！」

「うん！」

『雷氷斬ッ！」

「！？がッ！」

「まだまだ！創造！テン・ブレイド！」

「エンチャント氷！アイシクルランスッ！」

「ぐぁぁ！これでは分が悪い。退散させてもらう。」

「逃すか！」

"対決はまた今度にしよう"。

「クソ！逃げられた！そういえばエルフと獣人の人は大丈夫！？」

「うん！この人たちは大丈夫みたい！取り敢えず私たちの家に連れて帰ろう？」

「わかった。」

今回の四天王は強そうだな…。！？

《レオさん！お久しぶりです！あの後魔神を倒しにいったのですが逃げられてしまいましてこのような狀況にッ！すみません！》

大丈夫ですよ。絶対神アパルスヘイム様。

《ありがとうございます。今回は前回と違い、力を"授けに"來ました。今回魔神と戦うことになるかもしれません。私は下界に降りることができないためレオさんに手伝ってもらうしか無いのです。そのため前回の時貸した力と私のオリジナルの屬を與えます。あなたの創造屬を進化させますね。》

ありがとう。今回はマテアと一緒に戦うんだ。マテアにも力を與えてくれない？

《わかりました。マインさんには魔法神ヘルシアンの力を授けましょう。》

ありがとうございます。これからもサポートよろしくお願いします！

《任せてください！魔王は既に復活しています。警戒していきましょう。》

「マテア。ちょっといい？」

「うん。どうしたの？」

「マテアは今から魔法神ヘルシアン様の力が與えられるよ。今創造神様と話せている狀況、つまりあの時と同じようなじなんだ。」

「そうなんだ…。ていうことは結構大変なことになってるんだね。わかった！創造神様にありがとうって言っといてね。」

「うん。これから大変になると思うけどよろしくね？マテア。」

「うん！こちらこそ！」

魔王、今回で絶対に倒す！