〜マインsaid〜

「どこに行ったの！？レアくん！みんなに言わなきゃ！」

「みんな！大変なの！」

『マインちゃん？』

「レアくんがいないの！置き手紙なしで！」

「なんだって！？レオのやつどこに行ったんだよ…。わかった。こっちでも探してみるよ。」

「ありがとう…。う、うぅ。」

「よしよし。レオくんどこに行ったの…？」

「あいつがマインちゃんを置いていくことなんてなかったよな？」

「みんなも気がついてたかもしれないけどレアくんがおかしかったの…。」

「あのときの…？」

「確かにおかしかったね。それと何か関係があるのかも…？」

「ギルドにも広告って知り合いにも當たってみるね。」

「マインちゃんのためにレオを探すぞ！」

『おう(うん)！』

「ありがとう…。どこに行っちゃったの…？レアくん…。」ドサッ

「マインちゃん！？」

「マインちゃんしっかりして！マインちゃんの家に運ぶよ！」

『了解！』

あれから1週間…。レオが現れることはなかった。

「……。」

「マインちゃん。ご飯だよ。」

「……。」

「レオ…。早く帰ってきなさいよ…。」

ねぇ、レアくん。どこにいるの？寒いよ…。寂しいよ…。早く帰ってきてよ…。

「ぁ、レ、ア、く、ん…。」

「マインちゃん？」

「……。」

〜マインsaidout〜

「さて、ブラクダイモンドのところに行こうかな…。マテア…。會いたい…けどもうだめなんだ。ごめんね…。」