〜マインsaid〜

レアくんが死んでから6ヶ月…。私は結婚式のよるにできたレアくんとの子を生んだ。

「お疲れ様、マインちゃん。」

「ありがとう！」

「名前はどうするんだ？」

「もう決まってるの…。の子だからレイ。この子の名前はレイ・アルンだよ。」

「レイちゃんかぁ。懐かしいね…。レオが剣で助けに來てくれたときの名前だったよね、レイって。」

「そうだよ。この子が私たちを守ってくれる。そう思ってね。レアくんも見守ってくれてると思うし。」

「なるほどね。これからの長が楽しみだよぉ〜！」

「ここにレオがいたらどんなかんじだったんだろう…。」

『…。』

「やっぱり悲しいな…。レアくんがいないのは…。」

「そうね…。このメンバーはやっぱりレオがいないとり立たないね…。」

「私はお母さんになったから一杯子育て頑張るね！」

「私たちも時々手伝いに行くよ！これから仕事だからまた後でね！」

「うん！またね！」

こんな可い子を殘していってくれてありがとう…。レアくん…。

"ほら！メソメソしてないでレイをしっかりと世話してあげてね！僕がちゃんと見守ってるから"！

「！？ありがとう…。レアくん。私、子育て頑張るよ！」

〜マインsaidout〜

「ここは…。」

「レオさん。」

「絶対神様…ですか？」

「はい。本當にごめんなさい！」

「いえいえ。もう気にしてませんよ。」

「変わりと言ってはなんですがレオさん。"転生"しませんか？『地球』という星に。」

「『地球』ですか…。面白そうですね。」

「魔法がない世界で、平和です。もしかしたら"転移"などが行われることもあるかもしれませんが楽しいと思いますよ。」

「そこでお願いします。あとお願いが二つあるのですが…。」

「なんでしょうか？」

「一つ目は『地球』に僕の元のステータス、つまり貴からもらったスキル以外のものを持ち込みたいこと。二つ目はマテアが死んだら僕と同じところに來てと伝えること。できますか？」

「可能です。それでよろしいですか？」

「はい。今までお世話になりました。」

「また會えたら會いましょう。良い人生を…。」