《神の加護を持つ死神》村では歓迎のお祭り
あの後、俺らはソラの説明を聞きながら行ったのだが、意外と時間が掛かった。
それは、この森の名前からわかる様に、魔が出る森だったからだ。
それも、ゴブリンが異常に出てくるという。
初めのは、ゴブリン共を銃でちまちま撃ちながら進んでいたのだが、次第に、面倒くさくなって倒すのをやめた。
しかし、ゴブリンが攻撃してきても、俺は無傷で勿論アルやヘーニルも無傷だった。
これには訳があり、俺はアルからさっき教えてもらうまでーー見るまで、持っていなかったスキルだが、そのスキルのおで傷を負う事なく、ましてや相手が倒れるというじで、到著するまで、無傷だった。
そのスキルは、こんなのだ。
スキル============
ダメージ軽減攻撃 レベル1
ランク ???
相手に攻撃された時、そのダメージから100000を引く。100000よりも低かった場合、一以上余った數が相手にあれば、その數分のダメージを相手に與える。
レベルが上がる毎に引けるダメージが増える。
付與可能。
===============
凄いだろー、このアルとヘーニルが使っていたスキル。
相手が攻撃してきたのを十萬以下だったら、無効にして十萬の、一以上でも余った數があれば、相手にそのダメージを與える。
これがあれば、ここら辺のゴブリンはHPが40ちょっとで攻撃力が52なので、相手が攻撃してきたら、相手が死ぬ。
というか、やはりあの試練での魔とは違い過ぎるようだ。
あそこの魔くっそ強かったからな。それと比べると、ここのは大したこともない。
まぁ、最弱種の中の一つでもあるゴブリンと言うこともあるのだろうが。
なので、俺らから攻撃をしなくても、歩いていて出逢えば、勝手に死んでいくから俺たちは攻撃する事をやめ、し時間が掛かったが目的地の村まで辿り著いた。
余談だが、ここに來るまでに地道に経験値が溜まっていき、今はレベルが3まで、上がって、こんなじのスキルになった。
スキル============
ダメージ軽減攻撃 レベル3
ランク ???
相手に攻撃された時、そのダメージから10000000を引く。10000000よりも低かった場合、10000000ダメージを相手に與える。
レベルが上がる毎に引けるダメージ、與えるダメージが増える。
付與可能。
===============
し変わって、しかも、さっきよりも良いスキルになった。
さっきは余った分を引くのだったけれども、それが、千萬よりも低かったら千萬ダメージを與えるという、ある意味、無敵のスキルとなった。
そして、このスキルが、他のレベル付きスキルと一緒ならば、これは、レベル10まである筈だ。
今までのじならば、レベルが1上がるごとに一桁増えているので、十までなった時は、予想では、百兆まで耐えられる。
これは、俺の通常攻撃ならば、普通に耐えられる程の數だ。
アルだったら、もしかしたら通常攻撃でもこの百兆でも超えるかもしれないが。
まぁ、アルで行けるかもしれないのレベルなので、この世界の普通の人達が超えられる訳がない。
スキルを使えばいける人も……もしかしたら、いや、魔王や魔神ならばスキルを使えばいけるのだろうか。
俺でも《強化》とかのスキルを使えば、余裕で超えるんだからなぁ。
「……誰かに説明をする様なその口調で喋るのは、もうそろそろ良いじゃろ。さっさとこの隠れてる木から出て、村にろうなのじゃ。ここに立ち続けるのは、もう、疲れたのじゃ……」
「そうだな。こんなところになんで、三十分も立ち続けなければいけないのだ。さっさとアルの言う通り村にろう。主人」
アルとヘーニルの言いぶんも理解は出來る。
しかし、急にこの森から出てきて村にったら、絶対に驚かれたり、敵対されたりするだろう。
俺でも、家の近くに知らない人がいたら、取り敢えず怪しむからなぁ、そいつの事。
これと一緒だろ、だから、怪しまれずに行くための策を考えるしかないだろ。
「お前らなぁ。急に森から出て、村にったら怪しまれるに決まってるだろ。だから、今は策を考えてるんだろ」
「その言いぶんは分かるんじゃが……さっきまでの時間は策を考えていたわけじゃないんじゃろ」
「ーーッ! そいう訳では、ないんだけど……」
「いや、それは言い訳にしかならんぞ」
「うっ!? ……すみませんでした。……けど、今は真剣に考えてるぞ。でな、思いついた策だが、俺がーー」
俺は、正直に、さっきは考えていなかった事を言った。
しかし、本當に今は考えている。
その証拠に、と思い、俺が考えついた策を言おうとすると、アルが間に言葉を挾んできたので、俺は話を中斷させるしかなかった。
俺の話を中斷させるとはそれぐらいの話なんだろうなぁ!
「いや、策なんていらんぞ。ここの村の先祖とは知り合いじゃったから、多分、森から出て行っても大丈夫だぞ」
「そうなのか。けど、それ結構前なんだろ。未だその先祖が生きてるわけじゃないんだし」
「まぁ、生きてる訳ではないんじゃが、今では言い伝えとなる言葉を殘していってくれたからな。〝ここには、神が降りて來る。神が降りて來た時は、歓迎の祭りを行え〟というのを殘して死んで逝ったから、大丈夫じゃろ」
「それなら……良いか、別に」
その言い伝えが未だあればの話なんだがな。
俺的には……これは、後々フラグになるなぁ、止めとおこうか。
ある筈だ!
「じゃあ、出るか。……けど、認識阻害か気配遮斷使っておけよ。初めの指名地に選んでいた場所から出て來た方が良いだろうし」
「それはそうじゃな。私が知ってる言い伝えでは、指名地に選んでいた場所から降りてくる、というのじゃからな」
「そうだったのか。なら、さっさと行くぞ、主人、アル。もう我は疲れた。歩きたくないのだ」
「そいえば、さっきからそんな事を言ってたなぁ。じゃあ、行くぞ!」
俺のケーレス・ローブの認識阻害をONにしてくれ、ソラ。
『はい。分かりました。ーーONにしました。今は、近くに人がいないので、念のためを考えるなら今が行くチャンスだと』
そうか、なら、行くのは今が良いか。
念のため、気配遮斷も使っとくか……これで、準備バッチリだな。
「よし、行くぞ。ーーソラ、場所の案頼む」
『かしこまりました。そのまま、真っ直ぐ行ってください』
『……そこを右です。そこを左に』
ここ、家の作りが中世ヨーロッパの家の作りに似てるなぁ。
それに、村と言っていた割には、広いなぁ。
さっきから、店みたいなのがあったり、家があったりと、やっぱ村にしては盛んだな、ここ。
「なんか、盛んな割には、人がいないなぁ。ここ、人口ないのか?」
「いや、人口は多いぞ。けれども、人に會わないのは、ソラのおじゃろ。わざと人がないところの道を案しているんじゃと思うぞ」
「そうなのか?」
『はい。しかし、余計でしたか? そうなのであれば、直ぐに止めるのですが』
「そんな事はないぞ。むしろ、謝してるし」
『そんな。私に謝なんて』
「いや、謝する相當の事をしてくれてるんだから。そんなに畏るなって」
『キラリ様にそう言われれば……以後、気をつけます』
「ーーああ。そうしてくれ」
「……おーい、もうそろそろ良いか。もう、家の前まで來ているんだぞ……」
「そうじゃよ。どんなけ言っても気付かないとは……はぁ……」
「すまなかったって。それより、著いたんならろうか」
「私達は、キラリを待ってたんじゃが。まぁ、そんな事は許しておいてやるのじゃ」
俺は、すまなかった、という気持ちを持ちながら、指名地だった、家を見ようと顔を上げた。
そこで、見えた家は……
神社だった。
「何でだよ!?」
思わず、そうツッコミをしていた。
ある意味、神が作った魔法陣が置かれているといえば、普通の家では無く、神社とかだろう。
何故か、俺は普通の家の中に魔法陣がおいてあると思っていた。
一何でこんな事を思ったんだろう。
『人が近付いて來ました。早く中に!』
「分かった。……急げ」
「おうなのじゃ」
「はい」
ヘーニルが部屋にった瞬間、俺は、持っていたドアを勢いよく閉めた。
ガタンッ、そう音が神社の中に響いた。
「ギリギリセーフってじだなぁ」
「そうじゃな。……それよりも、ここからどいうタイミングで出るかじゃな」
「それなら、ここの村長が通った時で良いんじゃないのか。我の予想では、その人はなくとも言い伝えをしってるだろうし」
「それもそうだなぁ。……ソラ、今、ここの村長はどこにいる?」
ヘーニルが、良い案を出した。
偶には、こいつも良い事を言うんだなぁ。
まぁ、こいつの案で今回は行こうか。
『はい。村長は今、日課の掃除をするために、この建に向かって、真正面から向かって來ます。ーー建まで、五十メートル、四十メートル、三十メートル、二十メートル。今出るべきです』
「オッケー。なら行くぞ」
俺は、持っていたドアをゆっくりと開け、出る前に覇気を使い神の気を纏った。
これで神と言えるだろう。
「お、お前達はーーっ!? 何で、神社にってるんだ!」
「それはなぁ〜……神だから」
……恥ずかしいぃぃ。
何かっこつけて「神だから」なんて言ってんだ!
マジはじぃ。
『ぷぷぷ』
『笑うなや! あとで覚えてろよ!』
そんなじで念話をしていたため、村長から見れば何も喋らずにいがみ合っている様にしか見えていない。
そのせいで顔がし引きつっている。
……やってしまった。
「な、何を言ってるんだ。お前達からは神の気が一切じらーーじる!?」
あっ、この村長さん馬鹿だったよう。
自分から話しをそらしてくれたぞ。
「それも途轍もない強さの気を君たちから……もしかして、本當に」
やっぱり、俺達の事を信じられないか。
って、あれ、そもそもこいつ俺、アル、ヘーニルの気を何でじられるんだ。
まぁ、信じてもらえたから良しとするか。
「お主。ここには言い伝えがあると思って、來たのじゃがーー」
「おお、本當に神でしたか。……もしかして、その黒い服、クラスゼロの方々ですか!?」
「ああ、そうじゃな。私もキラリもヘーニルもクラスはゼロじゃ」
「それは……。先程は無禮な行いをお許しください。まさか、クラスゼロの神がここを使うとは思って無かったもので」
この會話の中に分からない言葉が出てきた。
俺は、その言葉をソラに調べて貰った。
クラスゼロとは、神にあるクラスの分類分けらしい。
下から順に、『セブン シックス ファイブ フォー スリー トゥー ワン ゼロ』となっているらしい。
英語の數字にすれば大抵かっこいい説だな。
これはどこの世界でも共通の様だった。
普通は、大抵の神がワンで終わるらのだが、アル、ヘーニルが使えるような自然エネルギーモードを使える特別な奴がクラスゼロになるとの事だ。
そして、クラスには分けがあり、セブンは黃、シックスは白、ファイブは青、フォーはオレンジ、スリーは緑、トゥーは水、ワンは赤、ゼロは黒というのが決まっている。
これは、見る事は出來ないが何となく、その人からそののオーラが見えるらしい。
それが、神のクラス分けとの事だ。
「ああ、それはじゃな、昔、ここの村を作った、ルシエがおったじゃろ。そいつといつかはここに來るという約束をしておったからじゃな。折角だし、ここを降りるのに使おうと思ってじゃな」
「約束……あの言い伝えを作った先祖様がした……もしかして、天之尾羽張神様!?」
「そうじゃな。けど、私は今は天之尾羽張神ではなくアルだ。そういえば、自己紹介まだじゃったな。こっちの男がキラリじゃ。……一言でいって変わりもんじゃな。まぁ、強いんじゃがな。多分、もうそろそろ私を越すだろうしなぁ。っで、こっちのが今は、キラリの従者のヘーニルじゃ。邪神と言えば分かるかの?」
「天之尾羽張神ーーアル様を越す方に、邪神!?」
なんか、俺の説明がし、オーバー過ぎな気もしないでも無いが、そこは特に気にしなくても良いだろう。
それに、ここの村長にはそれで、伝わってそうだし。
村長さんもしオーバー過ぎるが……。
「すみません。し、我を取りしてしまいました。お許しください」
「いいよ。そんな事」
「いえ、キラリ様が良かったと言われど、本當ならば、ここまでの無禮は死刑を間逃れないぐらいの事をしてしまいました。……もし、許されないのなら、私を殺してください」
面倒くさい、ここの世界の人〜。
もしかして、行く先行く先でこんな事が起きるのか?
『私の想像からの予想ですが、神、それもクラスゼロと言えば、毎回こんな事が起こるでしょう』
嫌だなぁ、それは。
これからは、余り明かさないことにしようか。
「殺しはしませんよ。だから顔を上げてください」
「ありがとうございます。……あの、貴重なお時間を頂く事になるのですが、歓迎のお祭りを村でさせてもらってもよろしいですか」
「ありがとうございます。今はまだ、次の目的を立てて無いので、そのおいをおけさせて頂きます」
「はい。今すぐ準備に取り掛かりますーー」
村長はこの言葉を言い殘して颯爽と走り出してしまった。
なんか、村長がんでる聲が、奧の方から聞こえてくる。
これぐらいの事は、何となく何を言っているのか分かるので、スキルを使う必要は無いだろう
「ーーご準備出來ました。それでは、私について來てください」
五分ぐらい経つと、村長が走り出して來て、俺の前で止まり、そう言った。
俺は、コクッ、と顔を縦に振った。
村長は、それを見ると、颯爽と前を向きなおし、進んでいった。
俺、アル、ヘーニルはその村長の後ろをついっていった。
俺が、し思った事を話そうと思い、言うと、ヘーニルが振り返って話してきた。
『このパターンってさ、宴の最後に、何かを頼まれるやつじゃない?』
『そうだな。例えば……私達の村は今、危機に陥っており食材が余りなく、しょぼいじの祭りとなってしまいました。もしよろしければ……手を貸して頂け無いでしょうか……とかありそうだな』
『何で、そんなマジでありそうな事を言うんだよ! そいうのはフラグって言うんだよ』
『……まさかな。そんな事はある分け無い』
「ーー事なので……もしよろしければ、私達の村を救ってくれないでしょうか」
ほら、きたよ!
俺が思った通りに助けを求めてきただろう。
しかも、殆ど無い食材を使って、お祭りまでしてもらったので、斷るに斷れない狀況なんだよなぁ。
そして、こいうのを斷らなさそうな奴が俺のパーティーにいるんだよなぁ。
「分かったのじゃ。私達に出來る事があるなら、手伝うのじゃ」
「本當ですか!?」
「ーーッ! ああ、もうっ、しかたねーな。アルがやるてんだったら手伝うよ。何すれば良いんだ?」
「本當に……ありがとうございます! キラリ様やアル様、ヘーニル様には、こんな事をーー」
俺達は、畑などを荒らす、害獣駆除ならぬ、魔駆除をしてしいとの事だ。
それは、俺達が著いた森にいるゴブリンだ。
最初は村の人達で、やってのけたそうだが、直ぐに発生リポップし、倒しても倒しても湧くように出てくるそうなので、俺達はそれを駆除をするのが目的らしい。
あと、出來ればで良いそうなのだが、何故発生リポップしたのかの原因を調べてしいらしい。
まぁ、これは、また湧いた時の為なんだろう。
「それは今から行って來た方が良いのか?」
「いえ。今日はここに泊まって・・・・・・・・・・いってください。そのあとの次の日に行ってくださったらよろしいです」
「泊まって良いのじゃ?」
「はい。それに、今日來られたと思うので泊まる場所も無いでしょう。ですから、今日はここに泊まっていってください」
「お言葉に甘えて」
俺が思うのは、この會話にはし嫌な事が含まれてる。
ここの村長の言葉だが「今日はここに泊まっていってください」と言ったのがあった。
今日は、だぞ。
イコール、明後日は泊まらさないから、明日には終わらせという事なんだろう。
これには、しとさっきは言ったが結構、嫌な事が含まれている。
「じゃあ、明日中に終わらせます」
「明日中にですか......本當に何を言って良いのか」
「そんなの要らないのじゃ。それよりも、今日は充分ご飯を食べさせてもらったので、明日の為にも早く寢たいんじゃが」
「そうですよね。今、宿のお部屋を用意させて頂きます」
アルは上手く、導作にはまったな、すっかりと、明日に終わらそうと思っている。
俺もご飯を食べて、し眠いからーーまぁ、寢なくても実質的には良いんだが、それでも、日本の生活がまだ馴染んでるから、寢てしまうんだよなぁ。
それならば、今のの早い時間から寢て何の問題も無くした方が良いよな。
しかたね、俺も部屋にいって今日は休もうか。
「今日は俺も早めに休むか」
「おお、なら一緒に寢ようなのじゃ」
「無理。もし一部屋だけなら良いかもししれないが、どうせ三部屋分あるだろう」
「はい。三部屋分とりましたが、その……一部屋の方が良かったですか?」
若干聞きずらいじで聞いてくる。
俺らがそういう関係に見えるのだろうか。
……不思議だなぁ。
「いや、それで良い」
「分かりました」と言われ、案された、宿は意外に外観が小綺麗だった。
「この部屋の鍵は、これです」そう言い、村長は鍵を俺に渡すと、颯爽とまた消えていった。
俺達はそれを見送ると、宿の中にっていった。
宿は、ロビーの様な場所が初めに目にった。
そして、付? のカウンターだろう、そこには、綺麗な、が立っていた。
「いらっしゃいませ。キラリ様、アル様、ヘーニル様。村長からお話は聞いております。この宿の説明をさせていただきますね」
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★角川ビーンズ文庫さまより2022/06/01発売予定★ 今まで數多くの優秀な魔術師を輩出してきた名門スチュワート家に生まれたメラニー。 しかし、彼女は家族の中で唯一魔力の少ない、落ちこぼれだった。 人見知りの性格もあって、いつも屋敷の書庫に篭っているようなメラニーに、婚約者であるジュリアンは一方的に婚約破棄を申しつける。 しかもジュリアンの新しい婚約者は、メラニーの親友のエミリアだった。 ショックを受けて、ますます屋敷に引き篭もるメラニーだったが、叔父で魔術學校の教授であるダリウスに助手として働かないかと誘われる。 そこで発揮されたメラニーの才能。 「メ、メラニー? もしかして、君、古代語が読めるのかい?」 メラニーが古代魔術を復元させて作った薬品を見て、ダリウスは驚愕する。 そして國一番の宮廷魔術師であるクインも偶然その場に居合わせ、異形の才能を持ったメラニーを弟子に誘うのだった。
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