《異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした》ユースティアの街の門番と騎士団長
俺は今ユースティアの街の門で足止めされている
俺達はユースティアの門をくぐろうとした時に門番に足止めをくらったのだ
「そろそろユースティアですよユート!」
アルカが飛び跳ねながら街に向かって指を指す
この間ずっと手を繋いでいる
まぁさっきあれほど寂しがらせたからな
今は大人しく手を繋いでおこう
そしてアルカが指を指した方へ視線を向ける
「おー…あれがユースティアか結構大きい街だな」
俺はを踴らせていた
もうしで冒険者になれる
そしてユースティアの街をくぐろうとした時だった
俺とアルカのキャッキャウフフに嫉妬したのかどこかから怒鳴り聲が聞こえてくる
「そこの子どもと黒髪の年!止まりなさい!」
俺とアルカは急に呼び止められて戸いながらも門をくぐるのを中斷した
いったいなんだよ……せっかくの上機嫌に水を刺された俺はあからさまに機嫌を悪そうに振舞った
「なんだよ、俺達は今から『冒険者組合ギルド』に行くところなんだが?」
「貴様……その子どもはいったい誰の子どもだ?どこから拐してきたんだ?」
は?いやいやいや
なんだこいつ?
俺が拐?まさか……
「……いったいなんの事だ?」
「とぼけるな今『冒険者組合ギルド』から子どもの捜索願いを出されている」
「茶の髪にき通る様な白い、瞳はしい蒼、そして極めつけが150cm程の低長……捜索願いが出されていると一致してるんだよ」
なんという偶然があるもんだ
まさかアルカの格や目や髪のまで一致したがちょうどいなくなっているなんて
「悪いが人違いだ、俺達は急いでいるのでな……これで失禮する」
俺はそんな戯言に付き合ってる暇はない
俺は一刻も速く冒険者登録をして異世界ライフを楽しみたいのだ
「行かせると思っているのか……あの男を捕らえろ!」
そう門番の男が言い放つとそこかしこから西洋風な鎧をきた男達が周りに群がってきた
まずいな……蹴散らす事はわけないがそしたらこの街にはいられなくなるぞ………
そうだ!アルカ自に違うと言ってもらえれば……
そう考えた俺はアルカの方へ視線を向けるがアルカは顔を下に俯かせ一言も喋ろうとしない
………まさかな
いやいやそんな事ある訳ないよな
「な…なぁアルカ」
「は、はい!なんですか!ユートひゃん!」
あ…だめだ……完全に張しまくってる
こんなんでは張してうまく言葉を発せられないだろう
……しょうがないな
しこいつらには大人しくなってもらうか
そうして俺は魔法を発させようとその時街の中から白馬に乗った男がこちらに向かって走ってきていた
「おーーい!お前ら!何をやっているんだー」
「おい噓だろ」「なんでこんな所にいるんだよ」
「知らねぇよ」
とあの男が近づいてくるにつれて俺たちを取り囲んでる鎧の男達はざわついていく
そして俺達を靜止した男が白馬の男に向かって口を開ける
「ど!どうされましたか騎士団長!!」
ん?今なんて言った?
騎士団長?
「いやぁ遠目から見たいたがいったい何事かな?」
騎士団長と呼ばれた男は門番にたずねる
「は…はい!この男が連れているが捜索願いが出されていると瓜二つなのでこの男の柄を拘束しようとしてしだいであります!!」
さっきまで威張り散らしていた男とはうってかわって騎士団長と呼ばれた男に張しながらも現狀を説明した
「へー、そうなのか……で?君はいったいどうしたのかな?そして君の名前は?この街になんの用だい?」
騎士団長と呼ばれた男は俺に向かって質問を投げかけてきた
「人に名前をたずねる時はまず自分からって事を知らないのか?」
しかし俺はここで食い下がる訳にはいかないとじ取った
ここで下手に出ればそこに付け込まれある事無い事吹き込まれると思ったからだ
「それもそうだね…僕の名前はカイト『ユースティア王國騎士団長』をやらせてもらっている者だ、さぁ僕は名乗ったのだから君の名前を教えてくれよ」
こいつ……
俺だけに殺気を飛ばしてやがる
その証拠にアルカは殺気を飛ばされたじはない
……まだ張しきってるので本當にそうかは解らないが
「そうか、俺の名前はユートだ、この街には冒険者登録をしに來た、こいつらに急にあらぬ疑いをかけられて困ってるところだ」
「そうだったのか、それはすまなかったな、クラッゾ通してやれ、この仁は無実だ」
なるほどこの男は人を見る目があるな
まぁそれくらいじゃないと人の上には立てないか
「し!しかし騎士団長!」
だがカイトの支持に不満があるのか
門番……改めクラッゾは不服そうに反論するが
「これは命令だクラッゾこの仁を通してやれ」
今度はクラッゾに向かって覇気を飛ばす
おいおいこんなところでそんなに覇気を飛ばさないでくれよ
アルカが更に震え上がってるじゃないか
「は…はい分かりました」
覇気に當てられたクラッゾは俺達の前に道を開けた
「それじゃあ気を付けて行ってきてねユート君」
とさっきまでの覇気はなんだったのかと言われんばかりの笑みで俺達に話しかける
「あぁ助かったのカイト、じゃあな門番のクラッゾさん」
とクラッゾに睨みを効かせ街中で尾行などを付けさせないように脅しをかけておいた
そして門をくぐろうとした時にカイトが俺の側にそっと近づきささやく
「……冒険者登録を終わった後に騎士達の宿舎に來てしい、僕の名前を言えば通す様に手配しとく」
俺は理由は解らなかったが小さく頷きその場を後にした
まさか僕以外にも転移者がいるとは……
ユート君か……
良い関係を築ければ良いのだけれど……
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