《異世界転移した俺は異世界ライフを満喫する事にした》昇格試験開始

顔がヒリヒリする

その原因が今目の前で部屋の隅でガタガタ震えてるアルカのせいなのだ

俺は目覚めるとベッドの上に寢かせていた筈のアルカが消えていて

俺の布の中に丸くなって寢ていたのだ

そしてしばらくしてアルカが目を覚ました

「おはようアルカ、よく眠れたか?」

俺は何食わぬ顔でアルカに朝の挨拶をする

「おはようございますユート、昨日はすみません…久しぶりにあんなに飲んだもとですから……ん?なんで地べたで寢てたユートが起きてすぐに私の目の前にいるのですk……」

そしてアルカが現狀を把握する為に辺りを見渡す

そしてユートが自分のベッドにってきたのではなく自分がユートの布にり込んだという事を認識した

その瞬間アルカの顔が真っ赤になって手を振りかざす

「き…キャぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

俺はアルカにビンタされた

理不盡だ…『俺は悪くない』と某過負荷マイナスの年の如く心の中で呟いた……

そして今に至る訳だ

「アルカ?そろそろ行くぞ?準備は良いのか?」

そろそろ闘技場に行かなければいけない時間だ

しかしアルカは微だにしない

「ユートが私のベッドに…いや私がユートの布にり込んで……條件反で叩いてしまった、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい・・・」

と半泣きでブツブツ呟いている

あーこれはあれだ

完全に落ち込んでるな

「アルカ、俺は気にしてないから元気出せよ」

俺はアルカをフォローする様に近づき肩を叩く

「ほ…本當?」

「あぁ本當だ」

「それじゃあ問題ないですね!さっそく出発しましょう!」

なんだこいつ、もうケロッとしてるじゃないか

そうして俺とアルカが宿屋を後にしようとすると

「昨晩はお楽しみになりましたか?」

宿屋の主人のお決まりのセリフを聞いたが

「余計なお世話だ!!」

そうして俺とアルカはギルドへ向かった

いや正確にはギルドの裏手にある闘技場に向かった

そして闘技場にるとそこにら凄い人がいた

「なんだこの人數は……通りで街がいつもより靜かだった訳だ」

そういつもは朝早くから賑わっている市場も今日は靜かだった理由は俺とリョフの試合、もとい昇格試験殺し合いを見に來たのだろう

「よぉ、やっと來たな相棒待ちくたびれたぜ」

そう後ろから聲を掛けてきたのは今回の昇格試験の相手のギルドマスターのリョフである

「俺は今回全力でやるぜ?お前も全力で迎え撃ってくれよ!」

「あぁもちろんだ」

しかし俺はリョフとの試合はあくまで前座だと思っている

むしろ本番はその後、カイトの計畫だ

「それじゃあさっそく始めようぜ観客達ギャラリーが待ってるぜ」

そういい闘技場の中心を指さす

「解った、今行く」

俺は闘技場の観客席にアルカを連れていき待ってる様に言いつける

「頑張ってねユート!」

アルカはキラキラした目で俺を見つめる

「お前の為にも頑張るさ」

俺はアルカに対してそう言い放ち闘技場の中心へと向かった

「それじゃあ…そろそろ始めようかぁ!!」

「さぁ…始めよう……俺を退屈させるなよ?」

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6/11 「今夜はお楽しみになりましたか?」を「昨晩はお楽しみになりましたか?」に修正しました

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