トリスタン･ラ･トゥール

 本作の主人公。トゥール王國の第3王子。稱はトリス。非常に古典的な死に方をし、その事が神に気にられて、異世界に転生することになった。前世の記憶のうち、自に関することはほぼ消されている。

 現在の年齢は15歳。長175センチ、重60キロ。黒髪黒目であり、母である王妃、フランセットに良く似て、可らしいという表現が合う顔付きをしている。

 前世において、あまりにに縁のない生活を送っていたためか、格が45度ほどひん曲がり、親友のホルスト･ラ･レンバッハに、何をさせたいのか不明だが、影でいている。

 通常の狀態での特技は弓であるが、ステータス全開にし、制限を設けなければ、ありとあらゆる分野において、彼の右に出る事が出來る者は一切いない。

 人は、マルティナ･アルムガルト。婚約までしており、完全に勝ち組である。

ホルスト･ラ･レンバッハ

 レンバッハ侯爵家次期當主。トリスの親友。5歳の頃に、王城で開かれたパーティに參加したところ、哀れにもトリスの目的達のための候補として、目を付けられてしまった、不幸な年。

 現在15歳。長171センチ。重58キロ。金髪碧眼のイケメン。一見堅にも見えるが、トリスの悪ふざけにもノリノリで付き合い、時には羽目を外して、お付きのメイドであるメラニーに叱られることがある。しかし、や弱い立場の者をぞんざいに扱う者には、彼の持つ圧倒的な武力、魔法力を以て、正義の鉄槌を下すこともしばしば。

 本人に自覚は無いが、天然ジゴロであり、男問わず、會話する者全てをおとす大魔王とまで稱す者も（トリスのみ）。武力、魔法力、勉學、格、家柄等々、ほぼ全てのものを極めた完璧超人である。

マルティナ･アルムガルト

 アルムガルト侯爵家の長。12歳の時、王都で暴漢に絡まれ、あわや酷い目にあうところであったのを、たまたま発見したトリスによって救われ、それ以來トリスに想いを寄せていた。

 年齢22歳。長157センチ。重はです。茶髪を肩の辺りで切りそろえている。目のも茶。

 才と稱されるほど、頭が良く、若くしてトゥール學園の教員になった （通常、30歳ほどでなる者が多い）。

 また、『天使の囁き』という、本人の知りたい事を象的に教えてくれる、非常に珍しいスキルを所持しており、稱號の『トリスタン･ラ･トゥールにぞっこん』も相まって、トリスに関するあらゆる事象を予知する事が可能である。

オウギュスト･ラ･トゥール:トリスの父親。現トゥール王國の王。金髪碧眼の、人生勝ち組野郎である。現在44歳。武力、魔法力共に平均程度であるが、政治の手腕、渉事などに長けている。分関係無く信頼が厚く、また、家族思いである。王族として行したくないという、トリスの我儘を聞きれ、娘と結婚させろと五月蝿い貴族達を、必死に抑えてくれている、トリスは一生頭が上がらないであろう人の1人である。

フランセット･ラ･トゥール

 トリスの母。銀髪に青い目である。年齢h…え、いや、ナンデモナイデス！ハイ、ゴメンナサイ！

 …コホン。失禮しました。えっと、知りたい方は、第1話…なんでもないです。…フランセット様は、超人の、とてもお優しい、母に溢れ、家族を深くし、とても頼りになる、聖のようなお方です。

 トリスの旅立ちの際、とあるを贈っており、それが後々…。

 序盤のみ出演しており、結構不遇な扱いをけている人である。

ベルトラン･ラ･トゥール

 ベルトラン （稱ベル）は、金髪碧眼と、父親に良く似通った造形だが、武に秀でた、脳筋タイプである。年齢は23歳。

 現在は騎士団に関する権限を與えられているが、特にやる事もなく、暇であると嘆いている。

クリストフ･ラ･トゥール 

 クリストフ （稱クリフ）は、母親譲りの銀髪に、右が紅、左が碧のオッドアイの持ち主である。魔法力に秀でており、彼の右目は『煉獄の魔眼』と呼ばれる魔眼であり、高火力かつ、広範囲の上級の火屬魔法が、ない消費魔力で連発できる。ネックとしては、威力の調整が難しい點である。年齢は21歳。

 宮廷魔道師団を率いる予定だったが、『冷徹の魔』アリアーヌ･ミオットが団長であり、彼以外に率いられる者は居ないと、クリフ本人が考えたため、現在はオウギュストの政策を手伝っている。

アリアーヌ･ミオット

 トリスの師匠であり、相談役も務める。金髪碧眼のエルフ。誰もが羨むような、貌とプロポーションを併せ持つ。氷屬を好むこと、男に靡かないこと、冷酷無慈悲に敵を屠る事から、『冷徹の魔』と呼ばれることも。年齢不詳。見た目は20代前半であるが、なくとも110數年は生きていると思われる。未だに結婚した事がないのは勿論の事、付き合った事すら無い事を、本人は非常に気にしている。しかし、男旱は尚続いており、トリスは、そんな彼を幸せに出來る者を、自が生きているに、見つけてあげたいと思っている。…本人の気も知らずに。