《異世界に転生したので楽しく過ごすようです》第13話 ステータスを確認するようです
宿に戻って來た俺達。これでようやくひと息つける。
「ふぅ。今日は疲れたな」
『あの時逃げたドラゴンと戦うなんて思ってなかった!』
『そうだなぁ』
『主様はやっぱり強かったです』
レンには料亭を出てすぐに人化を解いてもらった。じゃないと周りの男達の視線が痛いからな。
『そうか?結構ギリギリだっただろ?それもゼロとレンの力を借りて』
『いえ、私たちは主様の指示に従ってただけなので』
『そうだとしても、2人がいなかったら勝てなかったさ。もし次があるなら俺1人で勝てるくらいになっときたいよ』
どんな狀況でも戦えるようにしときたいしな。
『あ、そういえば。ほれ、ゼロ。頭の上から降りてここにきて』
『ん?なに?』
俺は胡座をかいた足のあいだにゼロをおく。
『ほれほれ、ふにふに~』
『うにぁ~♪』
あぁ、癒されるわぁ。
「主様!私にも!」
いつの間にかレンが人化してた。まぁじゃないとふにふに出來ないしな。
「レンもこっちおいで」
「はい!」
俺は太ももの上にレンの頭を乗せる。
「ほーら、頬をふにふに~」
「~♪」
なんて幸せな時間なんだ。こんなの日本では考えられなかったわ。心のそこから転生してよかったって思う。
だが決して俺はロリコンじゃないぞ。違うからな!
『ふにょふにょ~』
『ふわぁ♪』
「なでなで~」
「ふにゅ~♪」
《整師を獲得しました》
まじか…こんなんでスキル獲得するとか予想外。まぁいいか。悪いスキルじゃないし。
『ふにゃふにゃ~』
『うにゃぁぁ~♪』
「ぷにぷに~」
「ふにゃぁぁ~♪」
な、なんかゼロとレンのじ方が変わったぞ?なんかすごく激しくなったと言うかなんというか。これは整師のせいなのか。
『いきなりもっと気持ちよくなったぁ♪』
「んにゃぁ♪」
なんだろうかこのじ。すごく悪いことをしてるじしかしない。
『マスタ~♪もっと~♪』
「もっと~♪」
だがしかし、こう頼まれては仕方がないだろう。俺も心ゆくまで楽しむか。
ほれほれ~。ふにゃ~♪
ふに~。ふにゅぅ♪
ふにふにゃ。あぁ~ん♪
むにむに。ん~♪
・
・
・
………ふぅ。とても幸せな時間だった。
ゼロはぺったんこになっていて、レンは幸せそうな顔をしてへたーってしている。
俺の従魔はとてつもなく可いです。嫁?2人が嫁にしければ俺を倒してからにしな!
っと冗談はここまで。
今日のドラゴン戦で結構スキル獲得したからそれの確認しないとな。スキルの容を知らないじゃ、もしもの時思うようにならないかもしれないしな。
とりあえず、ステータス!
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Lv.25
HP:3000
MP:2000
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おお、レベルが一気に20も上がってる。えっと確かレベル10で創意工夫が創造になって、レベル20でひと手間なしでいいものが作れるようになるんだったっけ?
結構制限解除されたな。もうしで魔法が作り放題になるし、頑張るか。
よし次はスキルか。
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【魔法】
回復魔法
【スキル】
言語理解・創造・マジックボックス・鑑定・念話・マップ・威圧・聞き耳・炎無効・自己再生・以心伝心・共有・剣聖・衝撃無効・完全知・筋力強化・剣・整師
【稱號】
巻き込まれ質
神の加護をけた者
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うわぁスキル結構増えてるなあ。ひとつずつ確認するか。
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〔創造〕
自分の思った通りのが出來る。また運がよくなり、思ったように事がうまくいくようにできる。さらに、スキルが多いほど能力値が増加する。
〔威圧〕
自分の存在を相手にぶつける。存在の強さは自分の強さに比例する。
〔聞き耳〕
自分の指定した人達の會話が聞こえるようになる。
〔炎無効〕
炎攻撃を食らってもダメージをけない。
〔自己再生〕
自で再生をする。
〔以心伝心〕
心から信頼している人達に考えてることや、イメージを送ることができる。
〔共有〕
相手の覚を共有できる。
〔剣聖〕
剣技を使う際に與えるダメージが跳ね上がる。
〔衝撃無効〕
衝撃を食らってもダメージをけない。
〔完全知〕
全てを知することができる。
〔筋力強化〕
筋力が強化される。
〔剣〕
剣の扱いが上手くなる。
〔整師〕
マッサージをすると骨抜きにできる。
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前回見た時から増えたものはこれくらいか?まぁある程度はドラゴン戦で使ってるから分かるが、創造と整師がよくわからん。というか、整師が謎すぎる。
創造は創意工夫が進化したじだな。レベル20の制限が解除されたのもしっかり更新されてる。
問題は整師だな。マッサージをすると骨抜きにできる?整師ってそんなのじゃないだろ。なんかもっと回復促進とか、筋力回復とかそんなのあったろ?
なのに、なんだよ骨抜きって。ふざけてるとしか思えん。
だが、グチグチ言っていても整師のスキルがが無くなるわけじゃない。むしろ、ゼロとレンにふにふにする時はあった方がいいだろう。
だって、そこでへたーってなったままで幸せそうだからね。
そういえばゼロとレンもレベル上がってんのかな?
ステータス!
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インテリジェンスウェポン
Lv.65
HP:8000
MP:5500
【魔法】
全魔法
【スキル】
人化・化・化・魔力転化・念話・飛行・言語理解・鑑定・マップ・剣・狀態異常無効・自己再生
【稱號】
造られし武
魔法を統べるもの
従魔【レン】
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レンはレベルが5上がった位で何も変わってないな。
次はゼロだ。ステータス!
《従魔の進化ができます。進化させますか?》
は?ステータスが出てこなかった代わりに進化の通知來たよ。ちょっとゼロに聞いてみるか。
『ゼロ?進化できるらしいんだけど、進化ってなに?』
『ふにゅ~………え!?進化出來るの!?ほんとに!?』
『本當だ。それで進化ってなに?』
『やったー!!マスターお願い!!進化させて!!』
『おっけー。それで進化ってなにか教えておくれ』
『んーひとつ上の種類のスライムになるってこと?なのかな?』
このやりとり2回目だよ?しかもつい最近だよ?俺って學習しないよな。まぁ俺だしいいか。
『たしか、ひとつ上って1番強いスライムじゃなかったっけ?』
『うん。わたしもっと強くなれるの嬉しい』
『そうなのか?ならさっそく進化するぞ?』
『うん!』
えっと?進化させますって念じるのか?
《進化を開始します》
おお、いけた。
するとゼロのがり始める。これはレンができた時と同じ現象だな。もしかしてレンは鋼の剣から進化したのかもな。
徐々にゼロのが収まり始める。
完全に収まった時には、ゼロがほんのちょっとだけ大きくなっていた。だか、それ以外なにも変わりないように見える。
まぁいいか。ステータス!
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ゴッドスライム
Lv.60
HP:8000
MP:3500
【魔法】
炎魔法・水魔法・土魔法・風魔法・闇魔法・魔法・結界魔法・封印魔法・浄化魔法・生活魔法・雷魔法・時空魔法・回復魔法・蘇生魔法
【スキル】
人化・化・念話・粘・擬態・変形・奪取・強奪・理無効・魔法耐・無詠唱
【稱號】
スライムの頂點に君臨するスライム
従魔【ゼロ】
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あーかなり強くなってるな。魔法の數がかなり増えてるし、まず種族にゴッドとかついてる時點でやばい。
気になるスキルが強奪だな。
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〔強奪〕
に取り込んだ魔のスキルを奪う
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ついにチートが來てしまったか。と言ってもゼロが魔を取り込むのかは疑問だが。
………だってゼロってずっと俺の頭の上にいるんだよ?そんな時に取り込まれたら俺の首折れる。
『ゼロ?どんなじだ?』
『んー?あんまり変わったじしないの。なんか魔法がいっぱい使えるようになったのとスキルをいくつか覚えただけみたいで、それ以外は変わってないの』
『ふむ。そうなのか』
ゴッドスライムって種族は魔法がいっぱい使えるだけみたいだな。それと強奪。
『そういえばマスター!わたし人化できるようになったの!』
『ん?ああ、確かに人化のスキルもあったな』
『人化してみる!』
……人化したゼロは10歳位の子供の姿でレンの妹みたいに見える。要するに俺に妹がもう1人できた。
ち、違うぞ!俺がそうしてくれって言ったわけじゃないぞ!ほんとだからな!
「……どう?マスター?」
「う、うむ。とても可いぞ」
上目遣いは卑怯だと思います。
「ゼロ様が私の妹みたいに見えます」
「おねぇちゃん♪」
「はぅわぁ~」
レンはゼロにも骨抜きにされたてますよ。まぁたしかに今の、おねぇちゃん、は凄かったけど。
「ねぇねぇマスター」
「ん?なんだ?」
「「おにぃちゃん♪」」
「ブフッ!!」
2人でおにぃちゃんとかやめなさい!なんか恥ずかしくなるから!
「どうしたのおにぃちゃん?」
「どうしたんですか?おにぃちゃん?」
や、やめて!俺のライフはもう0よ!
「おにぃちゃん?こっち向いて?」
「おにぃちゃん?こっち向いてくれないとイタズラしちゃいますよ?」
「………お前達、おもしろがってるだろ?そんな子達にはふにふにの刑だ!」
「「キャー!!」」
無事に2人を捕まえた俺はしっかりふにふにの刑を執行した。2人とも骨抜きにしてやったぜ!
こうしてドラゴン討伐という俺の初めての大きな出來事のあった1日は終わっていった。
2017/10/4
主人公のレベル表記が間違っているのを修正しました。
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