《異世界に転生したので楽しく過ごすようです》第15話 大きな拾いをしたようです
ダルダナンの街を出発してから3日たった。今のところ問題はなにも起きていない。
今は馬車に揺られながら王都に向かっている。
「ねぇねぇマスター」
「ん?どうした?」
「ふにふにして?」
「こんな所ではしません」
「えー…」
ゼロは昨日からずっとこんなじだ。
ちなみにゼロとレンは自由にさせてある。それもあり2人は人化している。2人によると人化の方が楽しいらしい。
「ゼロ様。あまり主様を困らせてはいけませんよ?」
「はーい。おねぇちゃん!」
「お、おねぇちゃんはやめてください…」
レンでもゼロにはかなわんか。
「お客さん!今からしの間、馬の休憩するがいいか?」
「はい、大丈夫ですよ」
「よし、それじゃ休憩だ。お前らこの後も頑張ってくれよ!」
馭者の人は馬に話しかけている。なんとなくだが、馬も返事をしているように思える。
俺は休憩の間で用を足そうと思い、馬車からし離れた所にくことにした。
「マスターどこ行くの?」
「ちょっと用を足しにな?」
「用を足す?なにそれ?」
「あーそっか。スライムって用を足さないのか」
「主様。武も用は足しませんよ?」
「お、おう。そうだな」
「じゃあマスター!用を足すってやつ見ててもいい?」
「ブフッ!!」
ゼロは何を言っているんだ。びっくりしたぞ。
「えーっと。用をは1人で足すものなんだ。だからゼロはそこでレンと一緒に待っててな?」
「はーい…」
ちょっとかわいそうに見えてしまうが、用を足すところを見られてしまったら、俺がかわいそうなやつになってしまうからな。それだけは阻止しなければ。
「それじゃそこで大人しくしているんだぞ?」
「うん」
「レンはゼロが俺のところに來ないように見張っててくれ」
「はい」
ふぅ。まさか用を足そうとするだけでこんなに時間がかかるとは。
…………よし、ここへんでいいだろう。
用を足していると何やら完全知が反応している事に気づいた。
敵対心があるともうし強い反応になるはずなんだが……。
俺は知されてる方向を見てみた。
んー遠くてよく見えんな。
《千里眼を獲得しました》
あ、はい。ありがとうございます。
さっそく千里眼を使って遠くを見てみる。
すると1人のの子が倒れているのが見えた。見つけた手前放置するわけにもいかないだろう。
俺は念話でゼロとレンを呼んだ。
「どうしたのマスター?」
「あそこに倒れてる人がいてな。さすがに丸腰で行くわけに行かないからな」
「私達では見えないのですが…」
「ああ、すまない」
俺は千里眼で見えてる景を共有を使って2人に見せた。
「ほんとだ。誰か倒れてる」
「あそこに転移できるか?」
「見えてれば大丈夫だよー」
「じゃたのむ」
「はーい」
ゼロに転移を頼み、倒れてるの子の元へ。
の子は小柄で痩せている。
「まだ生きてるみたいだな。特に目立った外傷はないんだけどなんでこんな所で倒れてるのか不思議だな」
「主様。衰弱しているように見えるので、1度馬車に連れ帰ってみては?」
「レンの言う通りだな。じゃ、馬車に連れてくか」
ゼロにもう一度転移を頼み、馬車に戻ってきた。
「お客さんどこ行ってたんだ?もう出発するぞ?」
「すいません。あのこの子向こうで倒れていて保護したので一緒に乗せても大丈夫でしょうか?」
「金を払ってくれるならいいぞ」
「お金なら払いますよ」
「よし、じゃあ乗せてもいいぞ」
の子を馬車に乗せ介抱する。
衰弱しているのは回復魔法でなんとかなるか?とりあえず回復魔法かけとくか。
「んんっ…」
おっ、起きた。
「ここは…?」
「馬車のなかだよー。」
「主様があなた様が倒れてるのを発見し、ここまで連れてきました」
レン、ナイスアシストだ!
「えっと…?あなたは?」
「あ、俺か?」
の子が頷く。
「俺は「グウ~」………その前になにか食べた方がいいな」
そのの子は恥ずかしそうにうなずいた。
俺がマジックボックスから調理済みのドラゴンのを取り出しての子に渡す。
するとの子は最初おそるおそる食べるのだが、最初のひと口が相當味しかったようで、すぐに食べ終わってしまった。
俺はその様子をずっと見ていた。そう、ずっと見ていたのだ。俺は忘れていた。見つめていたらどうなるのかを。結果こうなりました。
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ミル・ラ・ハルストル
Lv.30
HP:3000
MP:6000
【魔法】
炎魔法・火炎魔法・水魔法・氷魔法・土魔法・樹木魔法・風魔法・暴風魔法・闇魔法・深淵魔法・結界魔法・封印魔法・支援魔法・生活魔法・雷魔法・回復魔法・蘇生魔法
【スキル】
念話・魔力増加・魔力増加大・魔法威力増加・魔力転化・無詠唱・狀態異常耐・魔法耐・索敵・隠・暗使い・ドレイン・千里眼・予知予測
【稱號】
魔力にされしもの
魔王の娘
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鑑定が自で発しました。創造って何してくるか予想つかない。
そんなことよりもだ。この目の前にいるの子、魔王の娘らしいんだけど。って言うかこの世界に魔王なんていたのかよ。
まぁ今はそんなことどうでもいいだろう。とりあえず危険なスキルがないか確認しておくことが先決だ。
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〔索敵〕
敵の知ができる。
〔隠〕
見つかりにくくすることができる。
〔暗使い〕
暗の扱いが上手くなる。
〔ドレイン〕
れることでMPを吸い取れる。
〔千里眼〕
千里先まで見える。
〔予知予測〕
數秒先の行がよめる。
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知らないのはこれくらいか?スキル構的に言えば魔法使い特化ってじだな。後は暗殺者でもやってるのかってじのスキルもあるな。
一応、稱號も確認しておくか。
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〔魔力にされしもの〕
魔力に馴染みやすい質。MPの回復が早くなる。
〔魔王の娘〕
親が魔王の娘。
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分かってたことですけど魔法特化ですね。なかなかに魔力にされてますよ。
っと冗談言ってる場合じゃなかった。
「えっと、君は?」
名前は知っているが鑑定したことがばれるとどうなるか分かったもんじゃないからな。
「…あたしミル」
「じゃあミル。なんであんな所に?」
「パパに追い出されて…」
魔王さん。あんたなんてことしてるんだ。
「な、なんで追い出されたのかな?」
「試練をクリアするまで帰って來るなって…」
「試練?」
「アースドラゴンの王を倒すこと」
おぅ…。俺が倒した奴だわ……。
「えーっと、言いにくいんだけど、そいつ俺が倒しちゃった」
「……えっ?」
「えっと、そのぉ…」
「ほんと…?」
ほんとの事だけど落ち込むよなぁ。
「あなたが倒したってほんと…?」
「まぁ、うん。向こうの森で…」
「そ、それじゃあたしお家帰れない…」
あー……。完全に俺のせいで落ち込んだなぁ。
「え、えーっと、ミルのお父さん?からその時のこと聞いてないの?」
「パパはお前が倒すまで帰って來るなって言ってた」
「ってことはミルが倒さなかったら?」
「帰れない」
「え、えと、ごめんな?」
「大丈夫。あたしが帰れなくなっただけだから」
それが俺には1番くるんですけどぉ!?
「聞きたいんだけどあのドラゴンレベル100で明化のスキル持ってたんだけど、1人で倒せる自信ある?」
ミルはそれを聞いて青ざめていく。まぁ誰でもそうなると思う。
「ま、まぁ気にするな。ド、ドラゴンのまだ食べるか?」
「ん…」
「わたしも食べたーい」
完璧に落ち込んでしまったな。どうしたもんか。
……ゼロは黙ってなさい。あーほらレンに怒られた。
「ミルはこれからどうするつもりだ?」
「………」
「なにもするつもりないなら、俺達と一緒に來るか?」
「…いいの?」
「ま、まぁ、ミルが帰れなくなったの俺のせいだし。ゼロもレンもいいよな?」
「うん」「はい」
「と、言うことだ。どうする?」
「いく。あたしも一緒に」
「よし!決まりだ。よろしくなミル」
「よろしくー」「よろしくおねがいします」
「ん」
さて、仲間になったことだし1番聞きたかったことを聞くとしますか。
「ねぇ、ミルって魔王の娘でしょ?魔王ってどんなじの人なの?」
「ふぇっ?」
ふぇっ?だって。可いな。
「な、なんでしってるの…?」
「ああ、鑑定で」
「かん…!?」
「それで、どんな人なの?」
「......ただの親バカだけど、やる時はやる人?」
疑問形なのはどうしてでしょうね?
「じゃあ今度遊びに行くか。親バカならミルに會いたがってるだろうしな?」
「…ん!」
「じゃ決まりだな。」
こうして魔王の娘を拾い、魔王の所に遊びに行くことがきまりました。
優等生だった子爵令嬢は、戀を知りたい。~六人目の子供ができたので離縁します~(書籍化&コミカライズ)
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8 70リーンカーネーション 小學生に戻ったおれ
リーンカーネーション 小學4年に戻ったおれ
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