《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》19:あのうじゃうじゃの中にいます
なんのために僕はあんなに苦労したのか。
ただ今、僕とエルは蟻の如く群がるモンスター達の中にいる。あの中を通るのが嫌だから必死に飛ぶ練習したのにな。
飛ぼうとしたらエルが、人間として暮らす練習なの!と言って龍に戻るのを防ぐ魔道をつけてしまった。
あぁ、やっぱ気持ち悪い。上空から見た時は他人事だったが、実際にうじゃうじゃの中にいるとこの悲慘さがわかる。
エルに教えてもらったところ、アリンキーと言うモンスターの群れらしい。魔素が多いところで大量発生するそうだ。見た目もそうだが、匂いもひどいのだ。さらに道を塞いで邪魔だから、跳ね除ける(理的にパンチ)をすると緑とか赤の臭ーいモンスター達のが飛び散り、僕の服にかかるのだ。緑と赤ってクリスマスかよ!この異世界にクリスマスの行事があるかどうかはわからないけど。
魔法を使えばいいと思う人もいるかも知れないが、先程のエルに付けられた魔道に魔法の使用止というデメリットが付けられているのだ。
エルはというと、お出かけ用ルンルンに乗って僕の後ろ、つまり魔のとかからも守られる安全ゾーンを保ちながらついてきている。ちなみにお出かけ用は死を拾って収納してくれるらしい。ル○バってちょっとの段差でも越えられないのに、ルンルンは倒れた木などがあっても平気で越えていく。地球のル○バ全てにおいて負けてるじゃん。
30分くらい戦ってやっとモンスターの軍団から抜け出せた。
そのあと1時間くらいちょっとスピードを上げて走ると町の防壁が見えてきた。
やっと人に會える!
【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
8 119栴檀少女禮賛
究極の凡才である僕が出會った、悪徳だらけの天才な彼女とのお話。彼女が持ってくる厄介事と、それの処理に追われる僕の日常劇。 イラスト作者:haЯu サイト名:21:works URL:http://hrworks.main.jp/
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