《ユニーク:憑依で聖龍王になりました!》29:俺っちたちは赤のヒーローだ!
依頼は達?とりあえずエルがペット化させてしまった以上どうにもならないので、街に向かって帰ることにした。
だが、歩いていて気になることが1つ、モンスターがどんどんその場から必死に逃げていくのだ。まるで何かに追いかけられているような……
「ねぇエル?」
エルは自分のペット(レッドヘッドチョック)達に夢中でニマニマしたまま反応がない。
「エルってば、聞いてる?」
エルはひたすら無我夢中でペット達をでている。
「エルーー?なんかおかしくないか?ここら辺の様子」
なんかブォーンと風を切る音がだんだんと近づいてきている気がする。
「こんなことってよくあることなのかな?僕この世界に來てからまだ日が淺いからよくわからないんだけど。」
今度は暗くなり始めた。地面に影が映る。えっ?影??
空を見上げるとそこには2頭の赤い竜がいた。
☆☆☆
「俺っちは正義の味方!赤のヒーロー火竜だぞ!お前っちが新しい聖龍王なのだな。悪いやつか見定めに來たぞ!」
「いや!俺っちこそが正義の味方!真の赤のヒーローや!悪いやつだったらぶっ飛ばすんや!」
「いや、俺っちのこの翼の見るのだ!翼こそ竜の象徴、俺っちの方が絶対赤いのだぞ。赤のヒーローは俺っちだ!」
「いや、お兄っちより俺っちの方が尾が赤いやろ?翼だけなら、そこら辺に飛んでる羽蟲と変わらんのや。俺っちこそが赤のヒーローにふさわしいんや!」
「…………。」
何か良からぬことが起こると思ったが、心配し損だったね。よし、無視してさっさと変な奴ら巻き込まれる前に帰ろう。
エルを見るとエルも無言で頷いている。
僕たちは靜かにその場から立ち去った。
〜30分後〜
「はぁ、はぁ、はぁ、なぜ俺っちが話している間に勝手に行ってしまうのだ。探したんだぞ!」
「はぁ、はぁ、はぁ、最後まで話は聞きましょうってオカンから言われんかったんか?」
そもそも勝手にケンカ始めたのはそっちなのだが…
「えっと、僕たちに何の用で來たんだっけ?」
「さっき言ったのだぞ。お前っちが悪か正義か見極めるためにやって來たのだ!」
「そうや、だから俺っちたちと決闘をしてしいんや。俺っちたちが勝てば王の座から降りてもらい、俺っちたちが負ければ、お前っちの部下に俺っちたちがなるっていう條件はどうや?」
「………。なあ、エル?決闘って斷れないものなの?」
できれば僕は戦いたくない。今のところ部下しいとか思わないし、なにしろ僕は戦闘狂ではないのだ。
「斷ることはできるけど、その後何度も決闘を諦めずに申し込まれることが多いの!だから、大概はけて立つ人が多いの!」
つまり、斷っても面倒くさいことになる訳だ。
「わかった。決闘けて立つよ。その代わりこれっきりってことでいいかな?」
「「もちろんだ(や)!!」」
「じゃあ、あの空き地に移ろう。(できる限り自然破壊は防ぎたいからな。)」
「じゃあ、準備できたら俺っちたちに知らせてくれ。」
「うん。」
決闘は相手の命は奪ってはならないというルールはあるし、大丈夫かな?
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