《クラス全員で異世界転移!?~廚二病が率いる異世界ライフ~》仲間の応援
「二人とも聞こえるかしら?」
どこからかルナの聲が聞こえる
「あぁ、聞こえるぜ」
剣聖の聲も聞こえる
「どうしたんですか?」
原が聞くと
「相手の魔師達に不審なきがあったから
平気だと思うけど一応注意してね」
壁に一番近いところにいるルナが
何故、戦況把握出來ているのかわからないが
もう、気にしてられない
「了解、さっきから雑魚兵しか來ないのは
それが理由か、先に本陣叩くか?」
剣聖がとんでもない提案をした
「あなたは良いかもしれませんけど
僕がやったら死にます」
と、話ながらも確実に敵の數を減らしていく
「大砲構えぇぇぇぇ!」
敵軍の総大將が言うと大砲の列が表れた
「撃てぇぇぇぇ!」
掛け聲と共に大砲が発されるが
「どこ狙ってんだアイツら」
剣聖が言った
「マズイ!國が!」
そう言うが真っ直ぐに弾は飛んでいき
その高度は國を囲む壁を越えていた
急いで走って行くが間に合わない
────ドンッ!
発音が響くが破壊の対象は壁でなく
────突如表れた大木だった
「危なかった~間に合って良かった」
「ナイスタイミング!木澄くん」
「木澄!神崎!來てくれたのか!」
「一応、巻き込んだグループの一員だからね
守るぐらいはしないとな」
木澄が言って
「出來る限りは守るけど
対して出來ることは無いから頑張ってね」
神崎が続く
「ほら、こっちは俺らが守るから
戦いに集中しろよ」
仲間のその言葉に押され
再び前線へと向かって走る
「ほら、あなたはどうするの?」
【二章開始】騎士好き聖女は今日も幸せ【書籍化・コミカライズ決定】
【第二章開始!】 ※タイトル変更しました。舊タイトル「真の聖女らしい義妹をいじめたという罪で婚約破棄されて辺境の地に追放された騎士好き聖女は、憧れだった騎士団の寮で働けて今日も幸せ。」 私ではなく、義理の妹が真の聖女であるらしい。 そんな妹をいじめたとして、私は王子に婚約破棄され、魔物が猛威を振るう辺境の地を守る第一騎士団の寮で働くことになった。 ……なんて素晴らしいのかしら! 今まで誰にも言えなかったのだけど、実は私、男らしく鍛えられた騎士が大好きなの! 王子はひょろひょろで全然魅力的じゃなかったし、継母にも虐げられているし、この地に未練はまったくない! 喜んで行きます、辺境の地!第一騎士団の寮! 今日もご飯が美味しいし、騎士様は優しくて格好よくて素敵だし、私は幸せ。 だけど不思議。私が來てから、魔物が大人しくなったらしい。 それに私が作った料理を食べたら皆元気になるみたい。 ……復讐ですか?必要ありませんよ。 だって私は今とっても幸せなのだから! 騎士が大好きなのに騎士団長からの好意になかなか気づかない幸せなのほほん聖女と、勘違いしながらも一途にヒロインを想う騎士団長のラブコメ。 ※設定ゆるめ。軽い気持ちでお読みください。 ※ヒロインは騎士が好きすぎて興奮しすぎたりちょっと変態ちっくなところがあります。苦手な方はご注意ください!あたたかい目で見守ってくれると嬉しいです。 ◆5/6日間総合、5/9~12週間総合、6/1~4月間ジャンル別1位になれました!ありがとうございます!(*´˘`*) ◆皆様の応援のおかげで書籍化・コミカライズが決定しました!本當にありがとうございます!
8 119ニジノタビビト ―虹をつくる記憶喪失の旅人と翡翠の渦に巻き込まれた青年―
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