《mob年は異世界で無雙する⁉︎(仮)》學園編〜長かった1日

ソージが教室に帰るとそれに気がついたモカが、急ぎ足で駆け寄ってきた。。

「ソージ君ごめんね。わたしのせいで」

「さっきも言ったように、モカが怪我をさせたんじゃないよ」

モカは先ほどのように悩んでいるようだったが、そんな時ゼストが聲を上げた。

「ソージの言うとおりだぜ。過ぎたことはしょうがないだろ。次がなければいいんだよ」

それを聞いたモカは小さく頷いて「わかったよ。二人ともありがとう」

と言ってそれ以上は謝ってこなかった。

本當に今回の件はゼストに助けてもらってばかりだな

「ゼスト、先生への報告とか助かったよ」

「いいって友達だろ」

「で、でも…」

おっと、俺もモカに言ったばかりだというのに。

ここは素直に謝しておくか。

「そうだな、でもこれだけは言わせてしい。」

「ん?他に何かあるのか?」

「本當にありがとう」

「いいって。それよりも今はクラスのことを考えようぜ。みんな大変そうだったぞ」

……完全に忘れていた

さてとみんなにも迷をかけたし遅れを取り返すか。

  ◇◇◇

〈モカside〉

ソージとゼストとの話が終わったモカはカリンは休んでいた保健室に向かっていた。

カリンも軽い怪我だったのでいいと言ったのだが、モカが強引に保健室に運んでもらった。

モカが保健室にるとカリンと目があった。

一瞬の間があと先にカリンが話しかけていた。

「モカ…いいって言ったのに」

「わたしが強ければこんなことにはならなかった。だから決めたの、もっともっと強くなって今回のようなことが起こらないようにする」

モカはそう宣言し終わったあと大粒の涙を浮かべてカリンに抱きついた。

「ちょっと……モカどうしたの?」

「今までの自分のことを忘れるために今はこうさせて」

モカはそのままカリンの元で泣きながら數分後にはカリンにかぶさるように寢てしまっていた。

そんな姿を優しく見つめるカリンであったがその気持ち良さそうな表につられて一緒に寢てしまうのであった。

  ◇◇◇

學園祭が終わりを迎えようとしてきたソージは、二人仲良く寄り添いながら眠っていたため起こすか否か迷っていたが二人の肩を優しく揺さぶった。

「二人とももう直ぐ學園祭が終わってしまうぞ」

「ん?……ソージ?」

「はっ、私に當番が…」

「それならゼストが変わってくれてたぞ」

「カリンは起きあがれるか?」

「ん、無理かも」

そう言ったカリンはし悪そうな顔をしていた。

「そうか、なら仕方ないな。モカ、し俺の首元に腕を回していおけ」

そういってソージはカリンをお姫様だっこをして保健室の窓から飛び出た。

モカは泣きながらソージにくっついて、カリンはお姫様だっこというご褒に頬を赤らめながら笑っていた。

ソージは風魔法をうまく使い屋上までいっきに登った。

そこからは現世でも行われていた。キャンプファイアが輝いて見えていた。

せいとたちはそれぞれダンスをしたりと楽しげであった。

それを見たモカは口をパクパクさせて「わぁー」としか言えなくなっていた。

「綺麗だね、ソージ」

「あぁ、來年もこの景が見られるといいな」

こうしてとても長かった學園祭の1日が終わったのであった。

このあとの展開はいくらでも思いつくのにその場は全く考えられない。有名な方はどうしているのか私気になります!!

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