《mob年は異世界で無雙する⁉︎(仮)》學園編〜デート

ブレスレットをもらってから、1週間の時が過ぎた。

きょうは以前から話し合っていたカリンとのデートの日だ。

さすがに婚約者とのデートということもあってソージも自分なりに調べてミスがないようにしていた。

支度をしてソージは早速カリンがいるナーベスト商會へと向かう。

思い返せばここに來るのも學式のあたりでカリンに拉致られたのが最後だった気がする。

「あれからあっという間に半年が経ったのか」

この半年でたくさんのことが起きていたな。

セレスやカリンとの出會い。ベヒモスとの戦闘。そして最近ではトラブルはあったものの楽しかった學園祭……おっと考えながら歩いていたらいつの間にかナーベスト商會についていた。

周囲を見渡すといつもは著ないような服をきたカリンが立っていた。

おかしいなこういったデートでは男が早く行って「待った?」という問いに「全然待ってないよ」というのが定番だと思っていたのだがなんでカリンの方が早く來ているんだ。

「おはよう」

「ん、ソージはおはよう」

カリンはいつものように挨拶を返してきた。

カリンが先に來ていたのは予想外だったがまぁいい。ここからは、デートプラン通りに進めていこう。

まずは男の方からエスコートしなければ。と思っていたのもつかの間、ソージがき出す前にカリンが

「行きたいところがある、ついてきて」

と言って進んで行ってしまった。

エスコートを諦めてそっとカリンの後をついていくソージであった。

歩き始めてから、數分がたった頃カリンが突然「ここ」と言って止まった。

カリンの前には〈住処cat〉とかいた小さな看板が置いてあった。

「catってことは貓か?」

「ん、來てみたかったところ」

「カリンは貓が好きだったのか?」

「うん、でもうちでは飼うことができないから……」

驚いた。まさかカリンが貓を好きだとは。

ソージのこころのメモにはカリンが貓好きということがしっかりと刻まれたのであった。

そんなことを考えているとカリンはやや落ち込んだ顔をして

「ソージあ嫌い?」

と聞いてきた。

俺は笑顔で「そんなことないよ」と言い返すとカリンは喜んでいた。

こんなところで立ち止まったいても仕方ないだろう。そう思ったソージは店の中にるかとカリンに尋ねる。

「店の前に立っていては迷だろう。ってみるか?」

「ん…」

カリンはそう言い返したことを確認してソージはここだけはとレディーファーストという言葉のもと扉に手をかけてカリンを先に中へれるのであった。

予約投稿をしたつもりでされてなかった。

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