《事故死したので異世界行ってきます》第8話 鉱石採取
「起きてください!朝です!」
「ふぁぁ… もう朝か…」
「そうですよ!早くギルドに行きましょう!」
リリカは俺と同じ宿屋に宿泊し同じ部屋で現在過ごしている。
俺はリリカに促され支度をしギルドへ向かった。
「ギルド長は居ますか?」
俺は付嬢にそうたずねると、付嬢は応接室に行くよう促した
ガチャ  ーー
「おはようございます、コイツも一緒に居てイイですか?」
「おはようユウスケくん、勿論構わないとも、お二人はそう言う関係なのだろう?」
々勘違いしているところがあるが面倒くさいのでそういうことにしておこう
「ありがとうございます、えぇそうですよ」
俺がそう言うとリリカは頭から蒸気を上げ、顔がぽぉーっと赤くなった。
「ははは、元気で結構。 それで考えは纏まったかね?」
「はい、それについてお話しに參りました、一部條件を変更して頂けるのであれば生涯このギルドとの契約を切らずに勤めさて頂きます」
「ほぅ… その條件とは?」
「まず一つに、お金の話です」
「なるほど、やはりそこかね まぁ話してみたまえ」
「はい、 1億ではなく3億以上でそちらが俺に対して出せる満額を出していただきたい」
「ほぅ… こちらとしても1億で君を買えるとは元から思ってはいなかった、よし、正直に言おう
10億だ これがウチが出せる限度いっぱいだ それでもまだ足りないというのであれば他ので補わせて貰うが如何かな?」
「10億ですか……そうですね……では、10億と家1つ これでどうでしょう?」
家というワードにリリカの顔がまた赤くなる。何を考えているんだか、まぁ大は予想できるけど……
「いいだろう、家というのはどのくらいのをご所かな?」
「そうですね、人が10人居ても不自由なく暮らせるくらいの家ですかね」
「わかった、こちらでなんとかしよう、だがそれほどの規模となると都心よりか離れてしまうがそれでも構わないかね?」
「全く問題ありません」
「わかったユウスケくんの條件飲ませて頂く」
「それからもう一ついいですか?」
「まだ何か不満かね?」
「不満です」
「言ってみたまえ、なんとかできることであればなんとかしよう、ただ先に言っておくがお金の面ではもう何も出來ないぞ」
「お金のことではありません、冒険者ランクのことについてです」
「なるほどな、SSSにしろということかね?」
「いえ、違います。 Aランクにして頂けませんか?」
「な、何故下のランクにするのだ?ワシには理解できんよ」
リリカを腕でグッと俺の方に引き寄せてこう言った
「コイツと、一緒にクエストをしたいからです」
俺の腕の中でリリカの溫がグンっと上がったのがわかった。
「ははは!結構! ユウスケくんの條件全て呑もう!」
「わがままを聞いていただきありがとうございます」
「なんのなんの、これからAランク冒険者として頑張ってくれたまえ!」
こうして俺はAランク冒険者となりリリカとともにクエストをこなして行くのであった。
「ニーナさん、俺のギルドカード更新して貰っても良いですか?」
「勿論です!Aランクまで飛び級で昇格されたんですよね!おめでとうございます!」
「ありがとうございます」
「では、こちらに手を置いてください」
例の白紙に俺は手を置いた
今回は前回のような事は起こらなかった
「こちらがステー… なんですかこれ…」
「ステータスです」
「そんなことわかってますよ!なんなんですかこのステータスは!こんなのSどころかSS、いやSSSまでありえますよ!」
「やっぱり、ユウスケって強いんだ!」
リリカが急に俺とニーナの會話に割り混んできた。
「當たり前だろ?」
「ユウスケのステータス見たい!ニーナさん!見せて!」
鈴木祐介 
種族:人間  職業:冒険者  ランク:A
Level :113
HP 89360/89360 
MP 63870/63870 
攻   4360            
守   4267           
知   3967             
速   4437            
運    不明            
 
スキル
不明
不明
不明
不明
「…えっ…何これ…」
「いや、だからステータス」
リリカはニーナと目を合わせ、2人はコクリと頷き同時にこう呟いた
「「バケモノ……」」
「おい、聞こえてるぞ」
2人に化けと言われながらもギルドカードを更新した俺はリリカを連れて野外へ散歩に出かけた
後々ギルドカードをよく見て俺は気づいた、運のステータスだけ不明になっている事に つまりステータスの上限はHPとMPをのぞいては9999が最大のようだ、後でニーナにHPとMPの上限を聞いたところHPとMPは共に99999が上限だった、もうしばらくクエストをすればそのうちHPは不明になってしまうということである。
「なぁリリカ」
「なに?」
「今の俺の全力見てみたいか?」
「何よ急に、そりゃまぁ見て見たいけど…」
「わかった、あの山見とけ」
國を離れてしばらくのところにある見晴らしのいい丘の上に立つと、俺はそう言って大きな山でカルダド王國3つ分位はあろうかいう巨山を指差した
「【神化エボルブ】
【神の裁きジャッジメント】」
俺は自分のMPを【神化】で100倍に引き上げてから【神の裁き】に全MPを注いで俺の指差した山に向けて放った
今までは大発を起こすだけだったが今回は違った、どデカイ魔法陣のようなものが山の上で広がり始めた、その魔法陣は俺の指差した山どころかか周りの山までをも覆い俺らの立っているし手前の所まで魔法陣は広がった、俺とリリカのいる場所から目標の山までの距離はなく見積もって大10km程はある
「ねぇ… ユウスケもしかしてあの魔法陣の範囲にあるものって…」
「多分、消える」
俺がリリカの質問に答え瞬間、魔法陣は下に向かって眩いほどの白いを放ち轟音共に山々を塵に変え地面は一段、いや五段ほど下がっている
「まさか、ここまでとはな」
「こっちのセリフよ… 貴方のそのデタラメな力は一なんなのよ…」
「だ、 解除 」
がし重くなる
ドダドダドターーー
山を吹き飛ばしてすぐに、國の方から數百という大群の人馬が俺とリリカの方へ駆け寄ってきた
「さっきの音はなんだ?!」
「わかりません!」
「た、隊長…あ、あれ…」
どうやら王國の騎士たちのようだ
「な、なんだあれ…」
騎士隊長はえぐり取られた大地を見てあっけにとらている
「隊長!あそこに生存者がいます!」
隊員のその一聲で我を取り戻す騎士隊長
「今すぐ保護せよ!」
馬に乗った騎士が2人こちらへ駆け寄ってきた
「大丈夫か!?」
「見ての通り大丈夫だ」
「そうか、、、どうしてこんな事になっているか知らないか?」
「いや?知らないなぁ」
「そうか…ここは危険かもしれない早く國に戻ってくれ!」
「ありがとう、そうするよ」
そう言って俺とリリカは王國へ帰ったその途中リリアはこんなことを言った
「悪い人ね、アレやったの貴方なのに」
「あんなの人間ができるわけないだろ?」
「普通はね」
そして、俺とリリカは再び宿屋に戻りたいベッドに腰をかけた。
俺は橫になり天井を見上げた、この時俺はふと思った
俺の呼び方が ユウスケから貴方に時々変わっている事に、俺は親度が増したような気分なりそのまま気持ちよく晝寢をしてしまった。
「くぁぁ… よく寢た…」
俺は2時間ほど晝寢をしていた様だ、リリカも俺の隣でぐっすり寢ている、部屋にあった時計の針がさしていたのは晝の2時頃だった、特にこれといってやる事が無かったので暇つぶしにクエストを1つけに行く事にした
もちろん、リリカを起こさない様に靜かに外に出た
「おい、アレ魔獣狩りのユウスケじゃねぇか?」
「は?あの1人でバカルジャハロを討伐しちまったって言う?」
「それどころか、森一を焼き払って更地にしちまったみたいだぜ?」
俺がギルドにるなり 俺の噂や異名が次々と飛びったが、特に気にせずニーナのところまで行きクエストを見繕ってもらう
「ニーナさん、何か手軽なクエストを見繕ってくれませんか?」
「あれ?リリカさんはご一緒じゃないんですか?」
「リリカはいま宿屋で寢てますよ」
「…あぁ…もう既に同居してらっしゃるですね…」
ニーナは聞いてはいけない事を聞いた様な顔をしてそう答えた
「同居というか、何というか… 
   ところで何か良いクエスト見つかりましたか?」
「コレなんかどうでしょう?ちょっと危険かもしれませんけど、ユウスケさんなら安全にすぐに終わると思いますし割と報酬も出ます、どうしますか?」
俺はニーナから貰ったクエスト用紙に目を通した
鉱石採掘
適正ランク A
クエスト達條件
オリハルコンの原石×5を手し屆けること
クリア報酬
50萬リン
「わかりましたこのクエスト引きけます」
「本當ですか!良かったです!」
「じゃぁ、コレ渡しておきますね」
ニーナからけ取ったのは、採掘するためのコンパクトなサイズのピッケル様なと、鉱石が取れる場所を記した地図だった
「ありがとうございます、所でなぜ鉱石採掘なんかが危険なんですか?」
「オリハルコンが取れる場所にはオリファンという魔が必ず出るんですがその魔が々厄介なんですよ」
「採掘の邪魔をしてくるとかそういう事ですか?」
「それももちろんありますけど、オリファンは倒しても再生してくる上に理攻撃が殆ど通じません」
それ早く言えよ。
「な、なるほど、因みに対処法とかは無いんでしょうか?」
「唯一の対策は破壊してしまうか風屬の魔法を打ち続けるかのどちらかですね…
破壊といっても再生してしまうので、それまでの間に採掘をすると言う形ですね
風屬の魔法を使えれば長くて十數秒間オリファンのきを止める事が出來ます」
「なるほど…わかりました、ではいってきます」
「ご武運を祈っております…」
俺はギルドを後にし國を出て、オリハルコンが採掘できる鉱山を目指して歩み始めた
【書籍化決定】白い結婚、最高です。
沒落寸前の男爵家の令嬢アニスは、貧乏な家計を支えるため街の菓子店で日々働いていた。そのせいで結婚にも生き遅れてしまい、一生獨身……かと思いきや。 なんとオラリア公ユリウスから結婚を申し込まれる。 しかしいざ本人と會ってみれば、「私は君に干渉しない。だから君も私には干渉するな」と言われてしまう。 ユリウスは異性に興味がなく、同じく異性に興味のないアニスと結婚すれば妻に束縛されることはないと考えていた。 アニスはそんな彼に、一つだけ結婚の條件を提示する。 それはオラリア邸で働かせて欲しいというものだった。 (ツギクル様にも登録させていただいてます) ※書籍化が決定いたしました。12/9、ツギクルブックス様により発売予定です。
8 165【書籍化作品】自宅にダンジョンが出來た。
【書籍化決定!】BKブックス様より『自宅にダンジョンが出來た。』が2019年11月5日から書籍化され発売中です。 西暦2018年、世界中に空想上の産物と思われていたダンジョンが突如出現した。各國は、その対応に追われることになり多くの法が制定されることになる。それから5年後の西暦2023年、コールセンターで勤めていた山岸(やまぎし)直人(なおと)41歳は、派遣元企業の業務停止命令の煽りを受けて無職になる。中年で再就職が中々決まらない山岸は、自宅の仕事機の引き出しを開けたところで、異変に気が付く。なんと仕事機の引き出しの中はミニチュアダンジョンと化していたのだ! 人差し指で押すだけで! ミニチュアの魔物を倒すだけでレベルが上がる! だが、そのダンジョンには欠點が存在していた。それは何のドロップもなかったのだ! 失望する山岸であったが、レベルが上がるならレベルを最大限まで上げてから他のダンジョンで稼げばいいじゃないか! と考え行動を移していく。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団體・事件などにはいっさい関係ありません 小説家になろう 日間ジャンル別 ローファンタジー部門 1位獲得! 小説家になろう 週間ジャンル別 ローファンタジー部門 1位獲得! 小説家になろう 月間ジャンル別 ローファンタジー部門 1位獲得! 小説家になろう 四半期ジャンル別 ローファンタジー部門 1位獲得! 小説家になろう 年間ジャンル別 ローファンタジー部門 7位獲得! 小説家になろう 総合日間 1位獲得! 小説家になろう 総合週間 3位獲得!
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