《世界がゲーム仕様になりました》ステータス
しばらくしてようやくこっちを向いた2人に向かって1つ質問する。
「お前らのステータス、どんなじ?」
2人は顔を見合わせた後、端末を作し始めた。
先に端末を渡してきたのは雅人だった。
「・・・やはりチートだったか」
四谷 雅人 魔力量800
パッシブスキル
・攻撃力アップ・防力アップ・魔法攻撃威力上昇
アクティブスキル
・片手剣・大剣・短剣・槍・盾・・斧
魔法・魔
・火魔法・風魔法・強化魔法
こんなじのステータスだ。
初期値でこれとか、チートと言わずして何という!
割と攻撃に関してはバランスのいい構なだけになんか釈然としない。
その代わりと言っちゃなんだが回復手段は皆無のようだがな。
「うわ~確かにチートね、これ」
いつの間にかのぞき込んでいた華耶も同意見のようだ。
「はい、私のステータス。雅人のを見た後だとがっかりするかもしれないけど」
「・・・はい。十分チートです」
橘 加耶 魔力量5000
パッシブスキル
・魔法攻撃威力上昇・魔力上昇・魔力回復速度上昇
アクティブスキル
・杖・鞭
魔法・魔
・火魔法・水魔法・風魔法・土魔法・魔法・強化魔法
チートじゃないと信じた俺がバカだった!
わかるか?魔力量がおかしい!いくら魔法特化のステータスだからと言ってこれはさすがに笑うしかない。
「・・・オレ、もう華耶を怒らせない。灰にされる・・・」
「あの雅人がこんなことを言うとは・・・」
「ちょっと、そんなに怖がらないでよ・・・」
軽く凹んでしまったご様子だ。これはしばらく放置だな。
と、思っていたが
「ところで悠。人のことチート呼ばわりしてるお前のステータスは?」
・・・そういえば俺、まだ見てないな。
端末を取り出しステータスを開く。その時點で後ろから端末を奪われそうになったので阻止する。
「おい、人のはじっくり見といてお前だけずるいぞ」
「俺もまだ見てないんだよ」
「・・・今まで何やってたんだよ?」
「ヘルプ読んで、ここまで移して寢てた」
「お前バカだろ」
「俺もそう思う」
「今更何言ってんの。それが悠でしょ?」
「違いねぇ」
どういう意味だ。っと、それより俺のステータスは・・・
黒鉄 悠 魔力量2000
パッシブスキル
・攻撃力アップ・速度アップ
アクティブスキル
・片手剣・・魔導銃
魔法・魔
・錬金魔・強化魔・従魔魔
おい待て、弱すぎないか?
魔力量に関しては普通より多いのかもしれない。アクティブスキルはこれが標準だろう。問題は、魔法が使えないことだ。
劣化版の魔しか使えないんですが?どゆこと?
「そこ、笑うんじゃない!」
「「いや、ちょっと、無理かな」」
シンクロしてるな。じゃなくて
「笑ってるけどさ、お前らがおかしいだけだからな?たぶん、俺が普通なんだよ。魔法が全く使えないことを除けば」
「そこだよそこ。魔法が使えないってとこ。ほんとどうなってんだよ?」
「こっちが聞きたいっての」
「多分、推測でしかないけどさ、悠は魔法適が全くないんじゃないかな?」
「やっぱそういう結論になるよな・・・」
これはもう潔く諦めるしかないな。
「もう1つ、魔導銃ってなに?」
「「知らないです」」
だよなぁ。まぁ、こういうときのヘルプだよな。
調べた結果、そのままの意味だそうだ。
「・・・」
「「「ヘルプ適當すぎ」」」
育館に行けば各武や魔法のチュートリアルがけられるそうだ。
話し合った結果、育館に向かうこととなった。
が、気づいていただけただろうか?魔のチュートリアルが存在しないことに。ヘルプによれば、魔は人により起式(式)が異なり自分で組まなければいけないそうだ。場合によっては研究なんて大掛かりなことも視野にれなければならい。
というか絶対に視野にれなければならない。錬金魔はそうしないと使えないんだと。
ただし、魔の利點も発見した。それは、決まりがない分、自由度が圧倒的に高いことだ。魔力を込める量も、発後の効果や軌道など、いくらでもいじることができる。
非常に俺好みだ。魔法なんて捨ててやる。俺は魔があればそれでいい。
「お~い、置いてくぞ?」
「いやそこは待ってくれよ」
チュートリアルか、まともな容だといいな。
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