《世界がゲーム仕様になりました》帰還
とりあえず學校までは帰ってこれた。
「というわけで戦利品を売って金を手にれようと思う」
「どういうわけかわからんがそうしよう」
「で、どこに売りに行くのよ?」
「さあ?」
「「知ってて言ったんじゃないの!?」
「何でも知ってると思うなよ?」
ため息を吐いて呆れられた。解せぬ。
まあこういう時は雑なヘルプに頼るしかないよな!
というわけで數時間振りのヘルプを開こ
「職員室だった場所が換金所兼宿屋みたい。あ、道屋もあるみたいだよ」
白亜さん有能すぎだろ。ゴタゴタ言ってる間に調べてくれてたよ。
「じゃあ、そこに行こうか」
職員室だった場所は下駄箱から真っ直ぐ行った所だ。
中にると案の定空間が広がっていて、宿屋というだけあって2階があるらしく階段も確認できた。
換金所はり口から見て左端にあったのでカウンターまで移する。
付には誰もいないと思っていたが、奧から首謀者の用意したと思われる人が出てきた。あ、いやよく見たら人じゃないな。アンドロイドってやつか?
「いらっしゃい。お疲れ様でした。換金するをカウンターに置いてください」
淡々と決まったセリフと思われるセリフを言ったのは良いが、思ったより流暢な喋り方で驚いた。
とはいえフリーズするには至らず、ちゃんと戦利品をカウンターに置いた。
「々お待ちください」
そう言って戦利品をを持って奧にっていった。
1分ほどで手ぶらで戻ってきた。
「こちらが今回の換金額となります」
「ありがとうございます」
反的に雅人がお禮を言ったが何も渡されてはいない。てか、こちらってどちらだよ?
端末を確認したら新しい世界の単位で2000クルド。1人500クルドの収だと表示があった。
ご丁寧にパーティメンバーには均等に割り振られている。
初日にしては稼げた方か。
宿屋の方に向かう。宿屋のカウンターには恰幅のいいおばちゃんの見た目のアンドロイドがいた。
「いらっしゃい!1泊50クルドからだよ!」
聲をかけられた途端端末が震えたので確認すると泊まる部屋を選べるみたいだ。
1番ランクが低いので50クルド。次は100、200とランクが上がっていき一泊10000クルドが最上ランクらしい。ちなみに500クルド以上はセキュリティ付きだそうだ。
だが、ランクが上がってもセキュリティ強度は変わらないらしい。つまりは500クルドの部屋でも最高のセキュリティが付くって事だな。
同じように端末を確認していた雅人とアイコンタクトを取り
「加耶、お前500クルドの部屋に泊まれ」
「白亜、お前も500クルドの部屋な」
「「金は俺らも出すから。拒否権はない」」
はい。文句言われました。ですよね〜。
まあ、絶対に譲る気ないけどね!
「あのな、お前ら2人には安全な部屋で寢てしいんだよ。2人とも學校じゃ人気高いんだから寢込み襲われる可能もあるわけだし」
「「いや、でも」」
「雅人は加耶の説得しろ。俺は白亜の説得するから」
「了解」
雅人が加耶と一対一で話し始めたのを見屆けてからこっちも説得を始める。
「パーティにれる時、言ったろ?れるからには守るって。だけど寢てる間はどうしようもない。だからセキュリティの付いてる部屋に泊まってもらう。セキュリティの容は宿泊者の許可なしには部屋の扉が開かないこと。強引に開けようとすれば牢屋行き。音れなし。大きくこの3つ。あるとなしでは大きな差がある。分かるよな?」
「分かるけど」
「俺らが同じじゃないのが不満なんだろ?」
「うん!」
「はぁ、元気に返事するなよ。収が増えてきたら俺らもセキュリティ付きの部屋にするつもりだから、早ければ明日からそうする。とりあえず今日は納得してくれないか?」
「・・・嫌だけど、分かった」
「ありがとな」
やはりいい子だ。俺が譲らないのを察して無理矢理納得してくれた。
さて、雅人は・・・やっぱりまだだよな。
「白亜、先に部屋取っとこう」
「分かった。お金どうすればいい?」
「後で渡すからとりあえず払っといて」
というわけで部屋を取りました。ちなみに俺は50クルドの部屋です。
俺の殘金450クルド。白亜は0。なので250クルド渡した。
「多い」「は?」
「50クルド返す」
「いや、返すな」
「嫌だ」
「わがまま聞いてくれたお禮だから」
むしろお禮にはないくらいだ。
「・・・ズルい」
「ズルくて結構。にしても、まだやってんのか」
雅人と加耶の方が終わらない。そろそろ面倒になってきた。
「加耶、とりあえず今日だけの予定だから我慢しろ。これ以上ぐだぐだするのは面倒だ」
「わ、分かった」
馴染だからか俺が面倒だと言ったら、異論反論は認めない。話はこれで終わり。という意味だと分かってくれている。
「悪い、助かった」
「いいよ、気にするな。加耶は絶対譲らないの分かってたし。それよりほら、早く部屋取ってこい」
その後は食堂に移して100クルドのご飯を食べて部屋に移し、ベッドにった。
々あって疲れていたのだろう。目を瞑った途端、睡魔はすぐにやってきた。
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