《Lv.1なのにLv.MAXよりステ値が高いのはなんでですか? 〜転移特典のスキルがどれも神引き過ぎた件〜》SAN値がピンチするそうですが?
「さて、今後の方針、などと悠長に語っている場ではないな。速急に話を進める。今現在、城の魔王と名乗る謎の実力者のおかげでここ東京は前線を押し戻している。このまま海外に向けて展開していきたいところだが、それは我々の仕事だ。それよりもお前にやってもらわなくては行けない仕事がある」
「勿ぶるなよ、速急とか言っておいて」
こいつの説明口調、妙にイライラするんだよな。言いたいことはわかるけど変に長いから聞いてて飽きが出る。
「では本題にる。勇者エイジ、エルピスを探せ」
「エルピス? なんだよそれ」
「詳しくは城の魔王が置いていった、このパンドラの思念から聞くといい」
バルトラがパンドラの思念と言って紹介してきたのは黒い長髪にナイスバディなお姉さんだった。
「どうも、人類をダメにした世界代表です♡」
「……」
「……コホン、さてそんな冗談はさておき、いや、事実のいえば事実なんだけどそれは本當の私がやった事で、え、ええと、とにかく、ソシャゲ大好き日本人の若者たちならみんな、パンドラの匣って言うものは知ってるわよね?」
「まぁ一応」
恥ずかしそうに話し出したパンドラ。これは々と失敗しましたねと突っ込んであげた方が良かったのだろうか?
「それは本當は開けてはいけないものだったのだけれど、本の私は好奇心旺盛でね、開けちゃったのよ。そして人類への災厄が世界に降り注ぎ、殘ったのは希エルピスという、まるで絞りカスのようなものだったの」
ああ、あのクシャッとした文字で書かれるやつ、エルピスって読むんだ。へぇ、初めて知ったわ。
「でもね、エルピスは使う人間によって全にも悪にもなりうる。希は善ではなくて中だったということね。つまり、悪にも希エルピスを抱く素質はあるということ。そしてそれを得たことに自信すら気づかずに地球を滅ぼそうとしているのが、北歐最大のトリックスター、ロキのれの果てよ」
「ロキ、のれの果て?」
「ええ。本來のロキは既に北歐神立ちと共に滅んでいるわ。彼はロキの悪だけを思念としてに植え付けられた普通の人間。別世界からやってきた、ロキによく似たエイリアンだと思えばいいわ」
「……」
ロキによく似たエイリアンって……なんてめんどくさいんだこれ、頭こんがらがるんだけど。
「とにかく、ロキと同じ力を持つ人間が、自分がロキだと勘違いした挙句、何かの拍子に鬼神と悪神のことを嗅ぎ付けて、地球から人間を送り付けて異世界の魔王たちを殺させることで2柱の復活を早期に行うことを目論んでいたわけ」
「そもそもどうしてロキはパンドラの匣なんかに近づくことになった? エルピスは、匣に殘った殘りカスなんだろ? じゃあ箱から取らないとダメじゃないか」
「エルピスには、意思がある」
「は?」
「クトゥルフ神話、という神話大系を知っているかしら」
「おいおいパンドラちゃーん、そこら辺は俺に話させてくれよぃ」
後ろにいた、がたいの大きい偉そうな男がグイッと前に出てきた……何こいつ、怖。
「クトゥルフ神話ってぇ言われるとむずがゆい訳だが、まぁ俺の分野だ、坊主に話してぇやるよ」
「は、はぁ」
「さて、じゃあわかりやすいようにあれを出すか。SAN値減らしたりするなよ?」
「は?」
彼の言っていることがわからないでいると、彼の両手が手に変わった。えぇ、地球に來てまで異世界要素続くのか、タダでさえ地球の神話のせいでぐちゃぐちゃだってのに。
「俺の名前はクトゥルフ。今は故あってこの人間の姿を借りているってぇわけだ」
「SAN値ッがピンチッしそうだなッ」
「何言ってんのヤン兄」
俺の方を向いてなぜ知らないのかとでも言いたげに唖然とするヤン兄。俺だってなんでも萬能に知ってるわけじゃないんだぜ、察しろよ、毆るぞ♡
「んじゃあ話を進めるがァ、エルピスってのはクトゥルフ神話でいう、《ニャルラトホテプ》、《ナイアーラトテップ》ってぇやつに人間を変容させるクソみてぇな質の事だ」
「はぁッ!?」
「うおっ、うるせぇな黒山羊の坊主」
一時的な発狂をするヤン兄を橫目に俺は話の続行を頼む。
「あれは放置して続きを頼む」
「おう、ニャルラトホテプってのはな、エルピスが取り付いた人間の総稱だ。その人間の心似合わせて姿を変容させ、その人間がむ力を人間に與える。まぁ頭がいいだけの野生児みたいになるのは確かだな。人類としての生は忘れて完全に別になる。俺らの神話大系で多く語られてるニャルラトホテプは、変容前のやつか人をる能力を持ったやつにられた人間達だな」
クトゥルフ神話についてはソシャゲでキャラが出てきた時にさらう程度しか調べていないためよくわからないが、ニャルラトホテプは確かに「這いよる混沌」だとか「無貌の神」だとか々呼び名があったのが印象的で覚えている。
それが全て、一人一人がエルピスによって力を得た、彼の話通りの生だったとしたら、クトゥグア火と対立しているのは野生に帰ったことで火に対する恐怖をさらに濃く焼き付け直したということだろうか。
それとも、それが自分ではなく別の神という存在に人類が與えられた、他の生命の叡智の結晶だからか。
なんにしても、ここまで々話しておいて肝心のエルピスの奪取の仕方はまだ教えてもらえないのだからバルトラサイドの事の雑さが疑える結果となったな。
勘違い底辺悪役令嬢のスローライフ英雄伝 ~最弱男爵家だし貴族にマウント取れないから代わりに領民相手にイキってたらなぜか尊敬されまくって領地豊かになってあと王子達にモテたのなんで???~
男爵令嬢のカリンは、幼少期に連れられたパーティーで、主催者である伯爵令嬢に心無い言葉を投げかけられて――彼女のようにズケズケとものを言っても許されるような存在になりたいと心の底から思ったのだった! カリンは悪役令嬢を目指すことを決意する! そして十三歳となった時には、カリンはその地位を確立していたのだった! ――領民相手に! パンをパシらせてはご褒美という名の餌付けをし、魔法も使え剣の指導も受けているカリンはすっかりガキ大將となった! そんなカリンに待ち受けているのは、小麥の高騰によりパンを作れなくなったパン屋、畑を荒らす魔物、そして風俗狂いの伯爵令息! さらには、そんな困難に立ち向かう姿を見初める王子達…! 貧乏領地で細々と領民相手に悪役令嬢っぷりを振りかざすだけで満足していたカリンは、しかしその思惑とは裏腹に、誰もが彼女に好意を寄せることとなるのだった。
8 129僕はまた、あの鈴の音を聞く
皆さまの評価がモチベーションへとつながりますので、この作品が、少しでも気になった方は是非、高評価をお願いします。 また、作者が実力不足な為おかしな點がいくつもあるかと思われます。ご気づきの際は、是非コメントでのご指摘よろしくお願い致します。 《以下、あらすじです↓》 目を覚ますと、真っ白な天井があった。 橫には點滴がつけられていたことから、病院であることを理解したが、自分の記憶がない。 自分に関する記憶のみがないのだ。 自分が歩んできた人生そのものが抜け落ちたような感じ。 不安や、虛無感を感じながら、僕は狀況を把握するためにベットから降りた。 ーチリン、チリン その時、どこからか鈴が鳴る音が聞こえた。
8 101クリフエッジシリーズ第三部:「砲艦戦隊出撃せよ」
第1回HJネット小説大賞1次通過、第2回モーニングスター大賞 1次社長賞受賞作品の続編‼️ 銀河系ペルセウス腕にあるアルビオン王國は宿敵ゾンファ共和國により謀略を仕掛けられた。 新任の中尉であったクリフォードは敵の謀略により孤立した戦闘指揮所で見事に指揮を執り、二倍近い戦力の敵艦隊を撃破する。 この功績により殊勲十字勲章を受勲し、僅か六ヶ月で大尉に昇進した。 公私ともに充実した毎日を過ごしていたが、彼の知らぬところで様々な陰謀、謀略が行われようとしていた…… 平穏な時を過ごし、彼は少佐に昇進後、初めての指揮艦を手に入れた。それは“浮き砲臺”と揶揄される砲艦レディバード125號だった…… ゾンファは自由星系國家連合のヤシマに侵攻を開始した。 アルビオン王國はゾンファの野望を打ち砕くべく、艦隊を進発させる。その中にレディバードの姿もあった。 アルビオンとゾンファは覇権を競うべく、激しい艦隊戦を繰り広げる…… 登場人物(年齢はSE4517年7月1日時點) ・クリフォード・C・コリングウッド少佐:砲艦レディバード125號の艦長、23歳 ・バートラム・オーウェル大尉:同副長、31歳 ・マリカ・ヒュアード中尉:同戦術士兼情報士、25歳 ・ラッセル・ダルトン機関少尉:同機関長、48歳 ・ハワード・リンドグレーン大將:第3艦隊司令官、50歳 ・エルマー・マイヤーズ中佐:第4砲艦戦隊司令、33歳 ・グレン・サクストン大將:キャメロット防衛艦隊司令長官、53歳 ・アデル・ハース中將:同総參謀長、46歳 ・ジークフリード・エルフィンストーン大將:第9艦隊司令官、51歳 ・ウーサー・ノースブルック伯爵:財務卿、50歳 ・ヴィヴィアン:クリフォードの妻、21歳 ・リチャード・ジョン・コリングウッド男爵:クリフォードの父、46歳 (ゾンファ共和國) ・マオ・チーガイ上將:ジュンツェン方面軍司令長官、52歳 ・ティン・ユアン上將:ヤシマ方面軍司令長官、53歳 ・ティエン・シャオクアン:國家統一黨書記長、49歳 ・フー・シャオガン上將:元ジュンツェン方面軍司令長官、58歳 ・ホアン・ゴングゥル上將:ヤシマ解放艦隊司令官、53歳 ・フェイ・ツーロン準將:ジュンツェン防衛艦隊分艦隊司令 45歳 (ヤシマ) ・カズタダ・キムラ:キョクジツグループ會長、58歳 ・タロウ・サイトウ少將:ヤシマ防衛艦隊第二艦隊副司令官、45歳
8 118【ダークネスソウル・オンライン】 ~追放された銀髪美少女のために『極振り』で頑張ってたら、たったの3日で『魔王』に成り上がっちゃいました。なので1週間で世界征服します~
世界初のVRMMORPG【ダークネスソウル・オンライン】にログインした俺は、聖騎士たちによっていきなりぶっ殺されてしまう。 テメェふざけんなゴラァァア! やめてやるよこんなクソゲー! ……と思ってたら、聖騎士たちに苦しめられてる超絶不幸少女を発見! こうなったら男としてやるしかねぇ! ジャンヌダルクだろうがペンドラゴンだろうがかかってこいや! ぶっ殺してやらぁあああッッッ! 『筋力極振り』舐めんなオラァアアア! ──という話である。 なろうのほうでも一歩早く投稿しております:https://ncode.syosetu.com/n1613ey/
8 114二つの異世界で努力無雙 ~いつの間にかハーレム闇魔法使いに成り上がってました~
異世界へ転移したと思ったら、まさかの最強(らしい)魔法使いになっている。 しかもステータスの伸びも早いし、チート級のスキルも覚えていくし、こりゃレベルカンストしたらどうなんだろ? いつのまにかハーレムまで―― 【俺TUEEE・ハーレム・異世界・チート・ステータス・成り上がり・スキル】 この作品には以上の要素があります。 また、元の世界に戻って主人公SUGEEも起きたりします。 全力で書いております。 ぜひお立ち寄りくださいませ。 *この作品には転移タグをつけておりません。詳しくは活動報告に記載してあります。
8 80気紛れ女神にもらったスキルで異世界最強になる(予定)
今まで、色々な作品を書いてきたが、途中でネタ切れなどになり、中途半端に辭めてしまった。 この作品はやれるだけやってやる
8 157