《種族ガチャ》異世界留學②

遊矢達が王城にいるのと、同時刻…

とある年西崎翔にしざきしょうようは學校でだらけていた、なんせ今の時間は座學の時間なのだ。この星に來てまでする意味はあるのか?と思えて全くやる気が出ない、なので最近ハマり出したラノベライトノベルを屋上で同士(神山隆二かみやまりゅうじ)と一緒に読んでいた。

「なあ隆、異世界ものは何で異世界転移は魔方陣なんだ?普通に迎えに來ればいいだろ」

「はぁ、翔よお前にはロマンと言うものがないのか?転移の魔方陣には犠牲がつきものだろ、その犠牲の分を勇者達が取り戻す。これが原點なんだよ」

「へ〜、そういうものなのか」

「それよりお前の言っていた、小説ヒロインバリに可い従姉妹を見してくれよ!」

俺はあぁと応え寫真を見せる、浴理沙さんと遊矢のツーショット寫真を隆二に見せる。すると隆二がため息を吐きながら言ってきた。なんかうぜぇ

「それはCMのトップ姉妹のアリサさんとユウヤちゃんだろ…もうちょっとマシな噓つけよ」

そう言われたので、俺が小五(遊矢は小二)の時の寫真を見せる。それを見ると隆二は顎が外れそうなくらい口を開けて驚いていた。

「ま、ま、マジだったのかよ」

「ちなみにあと一人従姉妹もいるぜ」

と言って芳乃もった寫真を見せる、すると隆二は何故か知らんけどキレ出したなんでじゃ!

「お前はなんかのラノベ主人公か!こんなに従姉妹を持っていてかつみんなと仲がいいとか…この世界の理不盡さを思い知ったぞ」

「いやっこの一番し…何でもない、でもびっくりしたぞ。遊矢なんか急に地が銀髪になってるし超だし、最初は頭がついていかなかったよ」

(強いて言うなら遊矢がになったのにも驚いたな)

そんな他ない話をしていると、扉が勢いよく開いた…また來やがったよ、風紀委員長長島麗ながしまれみ

「ちょっとまたサボってんの!あんたがどれだけ績が良いからって、サボっていい理由ないでしょ。分かったら教室に帰った帰った」

「ちっ!うるせぇな人のことを気にするくらいなら自分の事を気にしろよ。バカ先輩」

「な!私は貴方より學力が低くてもバカと言われる筋合は、ありませんよ!」

2人でそんな言い合いをしていると隆二が顔の相を変えて、ってきた。その隆二の上に人一人分の魔法陣が浮かんでいた…

「やべえぞ、テンプレ的にこれは最高じゃないか!」

いや、そっちの事で嬉しかったんだな。そんなことをしていると急に意識をごと持っていかれた、地面に足がついたと同時に目を開けると豚と骨執事が立っていた。

「なんと!転移を使って意識を飛ばしゃない人間が居たとは、世界は広いでしゅね」

「……あ?」

「この方は公爵貴族アジルダ・カインズ様でございます。あなた達は勇者として選ばれました、ですのでこれから私達の命令に従ってください」

目の前にいる異常種みたいな2人の話を無視しながら、橫に寢ている隆二を蹴っていた。こいつが気持ちよさそうに寢てても気持ち悪いだけなんだよな。

10回程蹴るとやっと目を覚ました、橫腹が打撲で青くなっているのは気づかないだろうから良いだろう。

そんなやり取りをしていると骨の方が話してきた。

「あなた方2人には王都の第1學園に通ってもらいます、そこで戦法や言語の事を學んできてください。勿論學費とかはこちらが出しますので、お気になさらず。」

それで察した俺は何も言わなかったが、隆二はテンプレを楽しみたいようだ。

「俺は行かないぞ!」

ここから出ていったところで何が出來る?あぁどうせギルドとか探しに行こうとしてるな、俺は學園とやらに行こうかな…

隆二視點

突然知らない所に來た、俺はこれをちゃんと利用したい。だからここから出てギルドとかを探そう、そうすれば金には問題無いだろうからな。

そして走り回ってやっとそれらしいものを見つけた、三階建ての結構立派なものだった。扉を開けてると厳ついおっさんが居た。

近寄ってきて…橫を抜けて出ていった。

俺のテンプレどこいった!

取り敢えず付らしきところに行くと人なが居た、これが俗に言う付嬢か!ほんとに人だな。

付嬢に見とれているとギルドの扉が勢いよく開かれた。

(あれ?どう見ても日本人らしき人が15人くらいってきたぞ、ってこの前行われた合宿とやらの上位20チームのヤツらじゃん!ここって現地民の地域じゃないか!)

まさかの新事実を知って驚いているとその15人は付に向かっていき「ギルド登録」を進めていた。ステータスの平均を知るいい機會じゃないか!

そして驚いたのが能力は平均なのだが、特殊な能力(才能)があった。隆二は自分にはどんな力があるか期待して、ステータスを確認したあと愕然と立ち盡くしていた。

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