《異世界は現実だ!》質問責めでエルフなのだ!

第三章

第42話、質問責めでエルフなのだ!

僕は考えるよりも先に気になることを全て質問していた。

「エルフってどこに住んでるんですか?あと不死とか長命なんですか?あと魔力が富っていうのは本當なんですか?エルフの方々って年を取ってもイケメンとか人の人が多いんですか?魔力なしで空を飛べるんですか?ハーフエルフとかダークエルフもいるんですか?あとはあとは!」

「かなりの質問責めですね。冷靜になってください。初めてエルフと會った人間は興してしまうのは分からなくはありませんが、し落ち著きましょうか……」

「あと!エルフってどんな風に、」「ストップ!」

僕は次の質問をする前にアバットさんに口封じさせられ、喋れなくなった。本當に喋れない。というか聲が出ない覚?

「はあ……こうなると人間は止まりませんからね。ガガさんで痛しました。……さて、々質問されたので答えていきます。また興されて僕の話を妨げられると前に話が進まないのでこのまま話しますよ。

では最初の質問から。エルフはここからずっとずっと西に行った森の中に住んでいます。その森の中心には聖の泉がありその周りから年を形しています。そこにはハーフエルフやらダークエルフやらは住んでいません。エルダールのエルフのみです。ついでに話をするとダークエルフや最近出て來た、まあ最近といっても八百年前ぐらいから生まれたハーフエルフなどはいます。なぜか人間はダークエルフはエルフの敵などと罵って追放する方もおられますがそれは真っ赤な噓。アールヴのエルフとダークエルフは友好な関係を築いております。ハーフエルフは八百年前、エルフが人間の國と友好條約を結んでから生まれた種族。つまりは人間や他種族とエルフが結婚して子を産みその子がハーフエルフと呼ばれる存在なのです。"他種族"と言いましたが、昔からエルフと人間以外の種族との流はありました。だから昔はエルフと人間以外の種族から生まれた子らは普通にエルフと呼ばれていたのですが、人間との流が深まっていくにつれて人間がハーフエルフという種族を作ったのです。

次の質問ですが、エルフは不老不死などではなく長命です。僕も二千五百年ほど生きていて人間に換算すると二十五歳ぐらいです。エルフの壽命は四千年、つまり四十歳です。人間はよく"エルフって若い人しかいないですよね。じゃあ不老なんですか?"と聞いてきますがそれは大きな間違い。人間だって四十歳までならそんなに老けないでしょう?それと同じでエルフは見た目以上に壽命に近づいていく種族なのです。よく覚えておきましょう。

次の質問ですが、エルフは他種族に比べては何にも勝る魔力量の高さを持っています。ですが剣や拳などは好みません。というか使えません。エルダールのエルフは主に回復魔法中心、のエルフカラクウェンディは魔法中心、暗闇のエルフモリクウェンディは闇屬中心、ダークエルフは火屬魔法中心などとエルフでも個が違います。僕は當然回復魔法中心。ですが僕は特別に神系魔法も使えます。神魔法は絶大なる魔力が必要なためこの世界の中でも使えるのは限られています。神魔法は世界を壊すこともでき得る最強魔法とも言われますがそれは置いといて。まあそんなじです。魔法はエルフの得意分野なのです!魔力なしで空は飛べません。やはり羽はありますが魔法を使って飛びます。羽は魔法の補助です。そんなじでいいですか?あきらくん?……キャンセル。」

「ああ、ありがとうございます。まだ質問あるんですが……。」

「はいどうぞ、ですが何個も一気に質問されては僕も大変ですのでひとつひとつでおねがいします。」

「すみません。わかりました。じゃあ早速!〜〜〜」

僕は起きてからというものずっと質問し続けた。アバットさんは嫌な顔せず答えてくれた。そして全て質問し終わった頃にはもう五時間ほど経っていた。

「これで質問は終わりですか?」

「はい!ありがとうございました!」

「それは良かったです。僕も流石に疲れました。今日はゆっくり休むことにしましょう。」

「そうですね。……ところでガガさん解いてあげないんですか?」

「あー、忘れてました。まあいいでしょう。解除したらうるさそうだし、睡眠妨害とかされても嫌ですし、僕が睡眠をとったあとでいいでしょう。」

「そうです……ね。」

僕はふと思った。あのガガさんをこんな無力化できるのなら、アバットさんの方が強くないか?と。帝國最強の名が泣くのではないかと。

まあいいか。僕も疲れたので、大人しく寢ることにした。

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