《異世界は現実だ!》神魔法で援助魔法なのだ!

第3章

第48話、神魔法で援助魔法なのだ!

高級宿屋で一泊した後、僕はもう一度さっとお風呂にり、町の外にゲートを設置しておく。まあ風呂が気にったからというのが理由だが。そして帝都に向かった。町をすぐ出ると川がある。流れはかなり早く普通の人は手こずるわけだ。僕はというと普通に"フライ"で川の上を飛び、渡りきった。そしてしばらく歩いているとこちらに向かって何かが歩いてくる気配がした。木が邪魔でよくわからないが木のに隠れた。

現れたのは虎だった。ベンガルトラ、レベルは6だ。元の世界の一般的な虎よりは大きい。僕のの匂いを嗅ぎつけて來たみたいだ。僕は神魔法や援助魔法を試してみたかったため、攻撃系魔法は使わないことにした。木のに隠れていてもは鼻が効く。すぐに見つかった。僕は一発目の噛みつき攻撃をかわし虎の背中の上に乗った。虎は一瞬僕を探したが自分の背中の上にいるとわかると振り落とそうと必死になった。僕は援助魔法である"ライズグラビティ"を使用した。これはることでそれらにかかる重力を魔力使用量に応じて大きくする魔法である。今回は二倍ぐらいだ。それをけると虎は足で支えきれなくなりひれ伏す形になった。大きな雄びをあげながら悲鳴をあげていた。なんかかわいそうになったので"マジックキャンセル"で解いてあげた。マジックキャンセルはレベルが上がると能が上がるが、魔法によっておかれた狀況を解除し、普通の狀態にできる。自分で仕掛けた魔法ならレベル関係なくすべて解除できる。解放された虎はしよろけながらも立ち上がりさっきよりもまして僕を睨みつけた。怖!

次に走りながら突進してくる。僕は結界を突進してくる虎の前に張った。結界に當たった虎は跳ね飛ばされた。この結界は理攻撃無効化結界で無効化とはいうがすべての理攻撃を無効にできるわけではなく強度に応じてということだ。だが僕の結界師の稱號特典"強度アップ"はかなりアップしてくれるようで、僕がソード系魔法で攻撃しても跳ね返されてしまった。なので今回の虎ごときでは無効になるということだ。吹き飛ばされた虎は近くにあった木に當たり悲鳴をあげた。だがそれでも僕の前に立つ。力は後半分ぐらいになっていた。結界を解くと虎はもう一度突進しようとしてくる。さっきよりスピードを上げてだ。

「テレポート」

僕は虎の攻撃を避けた。テレポートは瞬間移だ。レベル1だと魔力を使う量が半端じゃないな。それに15も魔力を消費したのに3メートルしか移できない。なかなか詐欺だな。それでも虎は僕がいなくなったのを驚きながら探していた。虎の後ろに逃げた僕は不可視の結界を自分のにまとう。虎は匂いで探してこちらをみているが僕が見えないためまだ探している。

あんまり実験に付き合わせてもかわいそうだし、もう休んでもらうか。僕はそう思いフライの魔法で飛びながら足音は立てずに虎の頭の橫についた。まだキョロキョロしている虎の頭に向かって

「スリープアウト!」

虎は魔法をかけるとスヤスヤと眠ってしまった。神魔法功だ。4時間ほど眠らせるようにした。

「ありがとうな。虎さん。」

僕はそう言い殘しその場を去った。

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