《異世界は現実だ!》敬語で勧なのだ!

第3章

第49話、敬語で勧なのだ!

虎と戦いしばらく歩くと大きな門らしき建が見えてきた。その門には兵士が何人かいる。間違いないここが帝都検問所だ。列に並ぶ。僕の番になるとダニー兄さんよりもし若い男が言う。

「ここはメンメル帝都である。分証明書を見せ銅貨10枚を払え。払えない場合は労働となる。」

僕はガガさんの紋章の紙を見せる。

「……こ、これは失禮いたしました!あなた様がガガ様のお認められになったお方ですか。」

「はい。ガガさんから手紙を屆けてしいという依頼をけまして、ロード大臣に面會したいのですが。」

「承っております。馬車の用意は済ませております。それに乗って王宮に向かってください。その後の説明は王國の兵士にお願い致します。」

「は、はぁー。」

ん?承ってましたってどういうこと?あの口調からすると僕がくることを予知していましたみたいなじじゃなかった?もしやと思ったが後にしておこう。

検問所を抜けると確かに馬車が置いてあった。だがその前に、

「なにこれ?」

「我がギルドにお越しください。あなたは大將ガガ様のお認められになった冒険者様ですよね?わたしに是非とも!お力貸してください!」

「いやわたしのところの方が居やすい場所になりますとも!我がギルドに加お願いします。」

「なにを言ってなさいますの?わたしのギルドが一番に決まってるではありませんか?どうぞおりください。」

「あああん♡なにを言っているのーん♡アチシのギルド來なーい♡?こんないいオ・ト・コあんたたちのような落ちぶれギルドには似合わないわよ♡!アチシのギルドにって人生変えましょーん♡!!」

なにこの勧やばくない?僕が検問所を抜けると何十人という人が僕にまとわりつきギルド?の勧をしてきた。僕はよくわからないので対応に困っていると一人の兵士が検問所から出てきて言った。

「ギルド勧はそこまでにしとけ!お前ら!これ以上そのお方に勧する奴はこの場で縛り上げる!」

その言葉を聞くと勧してきた人々は舌打やらぐちぐち何かを言いながら退散して行った。それからその兵士は僕の方へ來た。

「申し訳ございません。こんな恥ずかしい醜態を曬してしまったこと。今後は報管理などの面を一層強化して行く所存ですのでお許しを。」

その兵士はそう言うと検問所の外の道で僕に向かって土下座をしてきた。

「いやいやいやいやいやいや!頭をあげてください!兵士さん!そんなに怒ってもいませんし、頭をあげてください。それに目上の方に敬語を使われるのはあまり嫌なんです。気楽にお話しください。」

そう僕が言うと土下座はやめてくれたが立ち膝で下から僕の目を見てくる。

「普通に立って話しませんか?」

「いえ、さすがにガガ様のお認められになった方です。この姿勢で話させてください。」

「はあ。わかりました。」

説得は無理そうなので、そのままの格好でお願いすることにした。それにしても超VIP待遇じゃないですか?兵士さんに頭を下げられ、馬車まで手配していただけるという。だけどその前になんで僕がここに來るってことがわかってるんだ。まあそんなこと伝えられるのは一人しかいないか。いないよね!?

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