《異世界は現実だ!》カルナさんで予知能力なのだ!
第3章
第54話、カルナさんで予知能力なのだ!
は顔を隠している部分のローブをとり、顔を初めて僕に見せながら自己紹介をした。茶髪で目は若干垂れ目、鼻は高くもなく低くもない。とにかく人さんだ。
「お久しぶりです。私の名前はカルナと申します。ソロで冒険者をしています。あなたの名前はあきらさんでいいのですよね?」
「はい!僕は冒険者のかわごえ あきらです。なぜあな……いや、カルナさんはこんなところに?」
「まあまあ々私に疑問を抱いてることと思いますが、今はあまり時間がありません。率直に言いますが一緒にパーティーを組んでくれませんか?」
「はあ?」
間抜けな聲で聞き返してしまった。待って待って、まだ狀況整理もできていないんですが。 
「それはそういう反応になりますよね。すみません。突然攫ってきてまだ全く話したことのない相手とパーティーを組んでくださいなんていうお願いをしたら誰でも意味わからなくなりますよね。」
「はい。すみません。し狀況整理させていただいてもよろしいですか?」
僕は頭の中で整理していく。
まず、駐屯所に行くって兵士に言われてここに連れてこられたよな?そしたらこのがいて、騙されたわけだ。まあ普通に考えてここは駐屯所などではないということだろう。それでこのはあの僕がに目覚めさせられてしまっただと?うーん。確かにあの時道で最初に會った時のようなローブをかぶっていたしな〜。でも噓の線も充分ありえるか〜。僕はこの國では有名になっているからな。どんな連中が絡んできてもおかしくはないのだろう。それにいくら名前が知れていてこの帝都の軍大將が認めた男だといっても初対面同然でパーティー?にってくるっておかしいだろ。時間がないっていうのもなんか企んでそうな理由だしな。
まあいいっか。もうし話を聞いてみよう。
「えーと、いいですか?僕とカルナさんが最初にあった場所ってどこでしたっけ?」
「え?ああ。私とあきらさんが初めてあったのはトミル王國の王都の下町の裏路地であなたは空を飛んでいて私がそれを注意したのを記憶していますが。」
「あー、そういえばそうでしたね。」
ほぼ模範解答通りだな。
「やはり信じてもらえていないようですか?」
「まあ。でも今の質問で半分はあの時あっただと確信できましたが。」
「うーん。しょうがないです。時間は本當にないのですがし説明させていただきます。やはり信用100パーセントにしなければパーティーは立しませんから。」
そういうとは話を始めた。
「私は最初あきらさんと會った時、し違うと思ったんです。何が違うと思ったか。あなたの側にある強さが他の今まで見てきた人間とは違かった。この人は絶対強くなる。近いうちに強くなって再會できると確証などありませんでしたがしっかりと確信しました。そしてあきらさんに本當に近いうちに會えた。それはあきらさんが瀕死の狀態で強魔族と戦っている時にです。私は冒険者と名乗ってはいますが本當は強魔族をソロで狩っているし名の知れた冒険者なのです。私はあきらさんに最初にあった時、トミル王國の報屋と待ち合わせをしていたんです。その時報屋から聞いたのがあきらさんが戦っていた強魔族のことだった。そして數日後私はその強魔族と戦うべくあの地下都市に向かったのです。そうしたらあきらさんが瀕死の狀態で力の差が大きくあるはずなのに諦めず強魔族と戦っている。その時思った。この人は絶対強くなれる人だと。あなたにトドメを強魔族が刺そうとした時……」
「ということはやっぱりカルナさんが」
「はい。私があの強魔族にトドメをさしました。その後あなたを回復魔法で回復させた後あの場から去りました。また私は會えると確信して。
その後私はいくつかの町を回り、一つの町の報屋から強魔族の報を手にれました。それは明日、このメンメル帝都に一人の強魔族が襲來するという報でした。あきらさんはさっき一度王宮に行ってますよね?」
「ええ、まあ。」
「その時思いませんでしたか?帝王がまだ若いことを。それにし思ったのではありませんか?市民の皆さんの顔がし怯えているようだったことを。あれは約一カ月前。やつ、つまり強魔族の一人がこのメンメル帝都に出現しました。そして理由はまだわかっていませんが、いきなり帝宮にり込んだ強魔族はメンメル元帝王を殺害したのです。この事件は帝都を震撼させました。そして三日前、ある預言者が予言したのです。あの強魔族がメンメル帝都に襲來し次は帝都を焼き払いそこに生きている人間を皆殺しにすると。」
「え?そんなこと……」
「そう起きるかなんて分からないでしょう。でも、魔法には未來予知魔法もあるんです。才能がなければ使えませんが、その人が言ったということは完全にそうなるということなのです。」
僕は驚いた。というより頭がパンクしそうだ。明日には強魔族がやってくる?噓でも冗談でもないのはカルナさんの僕をまっすぐ見る目でわかった。
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