第六章

第130話、厚紙で採石場なのだ！

ギルド建立から七日目。既に々なことがありすぎて充実していた。朝一でギルド認定をし、お晝までに認定報酬として金貨二十五枚。そして石の手。これはお金がかかるそうだが、國から安くするように言ってくれるみたいだ。大理石ではなく普通の石だ。これで水路が引ける。人員は大丈夫だと言っておいた。あとは國王から一枚の厚紙をもらった。そこには何か書いてあるのだが読めない。

「これは我が國で買いをする時にお金を払う前に見せるといい。値引きしてくれるぞ！それはお主ら全員に渡しておこう。」

それをもらい僕達は王城を後にする。その後は夜になるまで自由散策になった。まず僕は採石場に行って石を買わなければならないし、クルルさんからの勧めで武を買った方がいいんじゃないか。と提案されたので武屋にも行ってみなければならない。カルナは友達のところへ渉に行くらしいし、ストジネートくんは武屋に行ったり兵士訓練所(特別に許可を得た)に行くみたいだ。クルルさんは武や私服を買いに行く。はおしゃれしたいみたいだ。ダニー兄さんは知り合いがいるかもしれないとかなんとか言って走っていった。

僕はまず先に石の確保へと向かった。採石場は來る時に見えていたあの山でし歩く。裏門から出ると商人や職人たちが行きいしていた。こちらはそういう人達専門の門みたいだ。しばらく行くと採石場が見えてきた。そこでは何十人の職人たちが働く。

「普通の石を書いたいんですけど…」

「白いのでいいのかい？」

「はい。」

「どのくらいだい？えっと……一応二十キロお願いします。」

「二十キロね。それで兄ちゃん、手ぶらで大丈夫かい？重いよ？」

「その點は問題ありません。」

「そうかい。じゃあ二十キロ前払い銀貨二十枚になるよ！」

「あ、これ……」

僕がアトゥクケクス國王から頂いた厚紙を見せると商人の男は驚きの表を浮かべ顔を二度見した。

「ああ！あなたが！そうでしたか！そうであれば早く言ってくださればよろしかったのに！そういうことでしたら銀貨十枚にお値引きさせていただきます！」

「え？そんな、半額なんて！流石に職人さんたちが汗水垂らして働いたものを定価の半分では買えません！」

「そんなことを言ってくださるなんて！じゃあお言葉に甘えて十五枚ということでお願いします。」

さすがに半額はまずい。何回も來てその度に半額にされたらたとえ認定國だとしても他の買い手や職人たちに白い目で見られるのは確実だ。今はなんの功績もここではあげられていないわけですし。し値引きさせて頂くだけでもありがたいというものだ。

そんなわけで銀貨十五枚をポケットマネーで払い(流石に金貨で払うこともできない)石を二十キロ分取り、闇屬魔法

＂ブラックボックス＂に収納後その場を立ち去る。この魔法はし魔力を使うものの無限収納となっており、魔法書から見つけたものだ。かなり便利。アイテムボックスにこれをしまうと重量の関係でしまえないのでこちらを使う。この頃分かったのだがアイテムボックスの一つの枠には一キロ未満のものしからない。まだ機能としてはレベルを上げれば段々と許容範囲も広がって行くのだろうが今のところそういうことだ。

さて次は武屋なんだがその途中迷子のの子を見かけた。さてどうしたもんかね〜。