《俺の馴染2人がメンヘラとヤンデレすぎる件》スターランド……

 電車の窓から見える景はどれもすぐに過ぎ去って行き右から左へと狀景は移り変わって行った。

 ガラス越しに見える志保と代そして妹……志保と代は大人気なく?俺の隣がいいだと言い始めて妹の意見を全く通さなかった。

 妹はしおれてずっと下を向いていた。

 はぁ……可哀想に、まぁ電車の位置なんてどこでもいい気がするが。

 順番的にはこうだ、

 【妹、志保、俺、代】

 しばらく乗り続けていると次第に瞼が重くなって行くのが分かった。

 

 電車の揺れ合が俺の眠気をう。

 何度もコクリ、コクリと頷いてしまっていた。

 眠い……この揺れ合が最高に心地よい。

 すると志保の背中を通り抜けて、妹が俺の手先にれた。

 むっ!この狀況で何をしているんだ妹よ!

 この事はすぐにバレた。

 「ちょっと雫ちゃん!雪くんとまた手繋ごうとしたでしょ!?代はまだ繋いだ事ないのに!」

 代は立ち上がり妹に向かって厳しく叱った。

 「え……でも、私はそんなつもりじゃ……」

 妹が困っているのに何もできないお兄ちゃんを許してくれ……。

 すると両手をの前で組んで大人しくしていた志保が口を開けた。

 「代、雫ちゃんにあまり迷をかけては駄目よ、それにあなたは一つ誤解してるわ」

 代は誤解をしているのか……。

 すると誰にも目線を合わせようとせずそっぽを向きながら……

 「ゆ、雪くんは……私のだから……」

 志保も自分で言ってて恥ずかしくなったのか平然を保てなくなり手で顔を隠した。

 どうしたの?俺は誰の所有でもないですよ?

 「お、お兄ちゃんは誰のものでもないと思います……」

 妹は膨れた顔でそう言うと俺の太ももに乗って寄りかかってきた。

 さすが俺の妹だ、やはり分かってくれるのはお前だけだ!

 してる!

 ……いや冗談だからね?

 俺は頭をでると妹も嬉しそうに笑ってくれた。

 その景を見た2人はあまりにもシスコン、ブラコン合にし引いていた。

 電車はゆっくりとスピードを落とすと俺たちの目指していた場所についた。

 「よし、ここで降りるから」

 俺はそう言って3人のことを見ると……

 「ちょっとがあるからって調子に乗らないでもらえるかしら?」

 「代は、別に気にしてないけど〜男はみんなこれが好きだと思うんだよね〜」

 そう言って激しくを強調する代、それを悔しそうに見る志保と妹……妹?

 志保も代もお互い睨み合っていた。俺はすぐさま電車から降りると2人とも後を追いかけてきた。

 「ちょっと!どうして置いてくのよ!」

 「待ってよ〜雪くん!」

 妹よ、お兄ちゃんもう疲れちゃった。

 帰っていい?

 その後、俺たちは駅から數分歩いた先にあるスターランドについた。

 場券の販売口には大勢の人盛りが出來ていた。

 ここはプールと溫泉がどっちもあるので、ある意味混浴になるとの意見からここスターランドに行く事になったのだが……

 もちろん俺は本の混浴でも良かったが……妹が珍しく怒ったので俺は大人しく妹の指示に従ったと言うわけだ。

 「人が多いのね、全員死ねばいいのに……」

 志保は先ほどのについてイライラしているらしい。今日はあまり関わらないでおこう。

 しかし、本當に人が多いなぁ〜子連れや學生なんかが特に。

 「それじゃ中にりましょうか、溫泉とプールどちらからるの?これは提案者の雪くんが決めて構わないけれど」

 「代も賛、でも〜溫泉は一緒にれないからプールが良いな〜」

 よし、それなら溫泉にしよう。

 その後俺は何度も手首の管を切られそうになりながらも男湯の、のれんまで、たどり著いた。

 「そ、それじゃまた、後で」

 俺は手を振ると暴れる代を志保が何とか抑えてる。

 すまん!ありがとう志保!妹も面倒な2人を押し付けてしまい申し訳ない。

 「雪くんとれないなら代ははいりたくな〜い!」

 「大人しくしなさいよ……後で雪くんとプールで一緒になれるのだから」

 「それなら代……我慢する」

 うんうん、ありがとう……何で俺がお禮してるの?

 なにやら志保がへんな計畫を立ててくれたおかげで代は落ち著いてくれたらしいく、湯にって行った。

 すると妹がひょこひょこと歩いてくると袖を軽く引っ張ってきた。

 「お兄ちゃん、いつもこうなの?」

 ううん、いつもはもっとひどい!

 ……そんな事は言えるはずもなく

 「き、今日は珍しい方かな〜」

 「そっか……」

 すまん妹よ……お兄ちゃん噓ついちゃったよ。

 俺はとりあえず著替えるとかけ湯を浴びて大浴場にった。

 「はぁ〜〜……っふぅ〜〜」

 俺は溫泉の素晴らしさを語り始めたら止まらない気がする。

 全が刺激され、の巡りもよくなってる気がする、周りを見ると頭にタオルを乗せた老人や子連れのお父さんが気持ちよく浸かっていた。

 いっそこのまま溫泉と同化したい。

 そう思いつつも俺のが脳裏に浮かんできた。

 ……やはりここは湯を覗くのが定番だよな。俺も1人の男として覗くべきなのか?

 否!そんな事してみろ……命どころか一家全員殺されてしまう!

 高橋家が滅びる!

 俺はひたいの汗をタオルでふき取ると四角にたたみ頭の上に乗せた。

 俺は天風呂の方へ向かうと外には誰もいなかった。

 ラッキー今日は貸切だ!

 外に出ると風がものすごく気持ちよくその後にる風呂がまた最高だった。

 寒い、熱いの繰り返し……最高!

 「ちょっと!代はどうしてそんなにが大きいのよ!」

 なにぃ!?代のが大きいだと!

 俺は全神経を隣の子風呂に向けた。こんな時に幽があれば気軽に湯を覗けるのに……。

 「代は普通だよ〜志保だってそこそこあるじゃん」

 「きゃ!……ちょっとまないでよ代!」

 ……すごく気になるんだけど!?

 「お二人とももうしお靜かにしてもらわないと……いくら周りに人がいないからって……」

 妹よ〜!なんて真面目なんだ〜!お兄ちゃんしちゃったよ。

 ……だが今はただ神経を集中させる。

 「代は意外と隣のお風呂に雪くんがいる気がする」

 俺はその発言に驚きつい頭に乗せていたタオルを湯船に落としてしまった。

 ギクッ!なんで分かるんだよ……あいつ超能力者?

 「なんか私もそんな気がします」

 「2人とも考えすぎだと思うわ……ちょっと覗いて……」

 よし、逃げよう。

 その後俺はそっと抜け出すとを洗い風呂場から出た。

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