《俺の馴染2人がメンヘラとヤンデレすぎる件》神崎姉妹……
 7月の下旬になり高校の一學期ももう終わりを迎えた。
 テーブルにはカルピス、烏龍茶そしてメロンソーダがそれぞれ置かれている。
 メイン料理はカルボナーラに若鶏の唐揚げ定食、和風おろしハンバーグにミラノ風ドリアが並べられた。
 「それじゃあ食べましょうか」
 そう言って俺の前側に座っている神崎結と真由は隣り合って座っている。
 俺は円堂くんと隣り合って座り、2人ともソワソワしていた。
 「なぜこんな事になったのでしょうか……雪殿」
 「俺にも分からん」
 事は終業式を終えて課題をけ取り終えた後の話になる。
 ーーーーーーーー
 「それじゃ、みんな青春しろよ!先生も殘り短い20代をエンジョイしてくるから……」
 先生の聲はだんだんかすれていき、最後の方は聞き取れなかった。
 大丈夫ですよ、先生はまだまだ若いです!
 先生はクラスの子何人かにめられた後そのまま職員室に戻って行った。
 志保と代は相変わらずクラスの人気者で夏休み予定は空いてるのかとか課題の難しいところを教えてしいなど常に周りには人盛りが出來ていた。
 ……円堂くんと連絡換するか。
 一瞬代は橫目で雪の事を見たが気づかずに席を立ち上がりそのまま行ってしまった。
 「雪殿!さっそく連絡換をしましょうぞよ!」
 円堂くんの攜帯には大量のストラップがくっついていた。
 重そう……。
 俺はポケットから攜帯電話を取り出すとある異変に気がついた。
 「あれ?」
 代と志保の連絡先がない……今まで攜帯を使う機會がなかったから気がつかなかったけど、連絡先は両親と妹しか登録されてなかった。
 「どうかしましたか?雪殿?」
 「いや……なんでもないよ」
 俺は連絡を換した後もしばらく円堂くんとトークで盛り上がっていた。
 「やはりカンダムの能よりもニュータイプの存在が大きかったと言えますなぁ」
 「俺は正直彼が軍曹ってのが納得いかないね」
 「僕の見立てで……」
 「あの?2人ともし良いかしら?」
 俺と円堂くんの前にはこのクラスの委員長、神崎真由とその補佐の結がいた。
  
 ぱっと見ではどちらが結で真由なのかは分からないが噂ではおっとりしているのが結、真面目で誠実なのが真由らしい。
 「真由姉さんは楽しそうに話してる2人に混ざりたかったみたいだよ」
 「ちょっと結!……」
 
 真由は頬を赤らめ俺らの事を見ると軽く咳払いし話を続けた。
 「おほん!……私はクラス委員長の真由、こっちはその補佐をしてる結、私の妹よ」
 「そりゃもちろん知ってるでござるが、それで僕と雪殿に何の用で?」
 
 「……それは、私がクラス委員長を任されたからにはこのクラスをまとめ上げ流を図る義務があると思うのよ」
 「はぁ」
 「そんな訳で真由姉さんはこの一學期、ろくに話せなかったあなた達との流を図ろうって訳なのです」
 ろくに話せなかった……きっとそれは俺だけだろうなぁ〜……でもあなた達って今言ったよね?
 俺は円堂くんの耳元で囁いた。
 「もしかして円堂くんも神崎さん達と関わりが無かったの?」
 すると俺の質問に対し同じように耳元で円堂くんも囁いてきた。
 「僕は雪殿以外とはこのクラスでほとんど話したことがありませぬ、なんせほとんどゲーム三昧でした故」
 確かに円堂くんが他の人と話してるところは見たことないな……それにゲームしてるところ以外もほとんど見た事はない。
 すると真由はばつが悪そうな顔で「良いかしら」と訪ねてきた。
 「まぁそういう事なので今から行きましょうか?」
 え?どこに?
 俺は円堂くんと顔を見合わせると首をお互い傾げ理解できていないようだった。
 「もちろん男が2人ずついるんだから……あ・そ・こしかないでしょ?」
 両手を合わせてウインクしてくる結の姿は貞なら誰でもイチコロでやられてしまいそうな可さをじさせた。
 「こ、これはもしや!ゆ、雪殿!しかし我々はまだ未年!そんなものは……」
 「あ、あぁ……」
 俺は唾を飲み2人の後をついて行った。
 ーーーーーーーー
 そして今に至る。
 さっきまでの期待を返してくれ!
島流しされた悪役令嬢は、ゆるい監視の元で自由を満喫します♪
罪を著せられ島流しされたアニエスは、幼馴染で初戀の相手である島の領主、ジェラール王子とすれ違いの日々を過ごす。しかし思ったよりも緩い監視と特別待遇、そしてあたたかい島民に囲まれて、囚人島でも自由気ままに生きていく。 『王都よりよっぽどいいっ!』 アニエスはそう感じていた。……が、やがて運命が動き出す。
8 78【コミカライズ】寵愛紳士 ~今夜、獻身的なエリート上司に迫られる~
「俺に下心がないと思う?」 美しい素顔を隠して地味OLに徹している雪乃は、過去のトラウマのせいで暗闇と男性が大の苦手。 ある日、停電した電車內でパニックになったところを噂のエリート上司・晴久に助けられる。 彼はその夜帰れなくなった雪乃を自宅に泊めても手を出さないほど、紳士的な男。 彼にだけ心を許し、徐々に近づいていく距離。 しかし、あるときーーー 素顔を隠した秘密のオフィスラブ。惹かれ合うふたりは、やがて甘い夜に溺れていく──
8 133ニート16歳の俺が、戀愛なんて間違っている
久々に、學校に行ったらクラスメイトから「おまえいたっけ?」といわれたけど久々だから仕方ないと思いつつ內心傷ついているのに誰も気が付いてくれなっかったけど、「やっほう、お久―」といわれて、(付き合いてぇぇえええ!!!)と思い俺は、、、、、
8 66先輩はわがまま
岬次郎(さきじろう)は、一人暮らしの大學二年生。 それなりに満喫していた大學生活で、彼には悩みがあった。 それは、わがままで自分勝手な先輩、間宮御子(まみやみこ)に事あるごとにちょっかいを出される事。 しかし、そんな先輩の様子がおかしい? 果たして、先輩と次郎に何があったのか! わがままで自分大好きな年上の先輩とのドタバタ日常ラブコメディー! 毎日更新中!
8 137甘え上手な彼女
普通の高校生、八重高志(やえたかし)は新學期に入って間もないとある日、同じクラスの宮岡紗彌(みやおかさや)に呼び出される。 「単刀直入に言うけど、付き合って」 「えっと、どこに付き合えば良いの?」 クールで男を寄せ付けない、そんなヒロインが、主人公にだけは甘えまくりの可愛い女の子。 そんなヒロインに主人公はドキドキの連続で毎日が大変に!? クールで甘え上手なヒロイン宮岡紗彌と、いたって普通な高校生八重高志の日常を描いた物語!! 2018年6月16日完結
8 160婚約破棄された令嬢は歓喜に震える
エルメシア王國第2王子バルガスの婚約者である侯爵令嬢ステファニーは、良き婚約者である様に幼き時の約束を守りつつ生活していた。 しかし卒業パーティーでバルガスから突然の婚約破棄を言い渡された。 バルガスに寄り添った侯爵令嬢のヴェルローズを次の婚約者に指名して2人高笑いをする中、バルガスが望むならとステファニーは見事なカーテシーをして破棄を受け入れた。 婚約破棄後からバルガスは様々なざまぁに見舞われる。 泣き蟲おっとり令嬢が俺様王子に、ざまぁ(?)する物語です。 *殘酷な描寫は一応の保険です 2022.11.4本編完結! 2022.12.2番外編完結!
8 159