《妹との日常。》番外編【ハロウィン】
番外編なので本編とは関係ありません。
なんか今いい雰囲気なのに…作者はバカんですかね? by桜
「お兄ちゃん!」
「なんだ?」
俺が読書をしていたところを桜が割ってって來る。
「こっち見て?」
「どうしてだ?」
俺は本から目を離したくないため、目を合わさずに話す。
ちなみに今読んでいる本はふつーのラノベである。面白い。
「いいから!」
「だるい。今度な」
「駄目!見たほうがいいよ?」
「む…しゃーないなー」
といい俺は桜の方を見る。
するとそこには…
「可い」
「でしょ!?ほら!見てよかったでしょ!」
ケモ耳のドラキュラさんがいた。
黒いマントとちょこっと見せている歯が可い。
「私に惚れちゃった?」
「おう」
俺がそう答えると桜はトメイトゥのように顔を赤くした。
「あ、ありがと…」
最後になっていくにつれ聲が小さくなっているのをじた。
「それより!お兄ちゃんもなんか仮裝して外でよ!面白いことになっているからさ!」
「えー…しゃーないなー」
「えへへ!お兄ちゃん…」
「おう可い可い」
「ふしゅー!」
桜の顔から湯気が出てきた。
こんなこと現実にあるものなんだなと実した。
「取り敢えずなんの仮裝すればいいのさ?」
「ん…なんでもいいんじゃない?」
「じゃあなんかしらゾゥんビィゾンビにでもなっとこ」
「頑張ってね!」
「おう!」
桜の可い笑顔に押されてしまった…やばい。こいつのこと好きだわ。
「どうだ?」
「本格的すぎない?」
本格的も何も。もうきなくなった服をストレス発散の意味も込めて破りまくって、コーヒーをぶっかけただけである。
ちなみにのりとシールもつけている。
「適當に作ったぜ!」
「こう言う時だけ用なんだから…」
桜は呆れたようにそう言う。
実際俺も力作だと思ってたりします。
「まぁ外行ってみよー!」
「行くアテは?」
「ないです!」
「知ってた…」
そして桜に連れられ外に出ることになりましたとさ。
それから俺らは商店街に來ていた。
そこら中のお店がハロウィン仕様でカボチャが置いてあったり、お化けが飾ってあったりする。
通行人も、仮裝していない人が可哀想なぐらい仮裝した人で賑わっている。
「人多いね…」
「はぐれんなよ?」
「それって私のことが好きだから…?」
「あーはいはいそうですねー」
「バカっ!」
ベシッ!
なぜか叩かれる俺。なんか悪いことしただろうか?
めちゃくちゃ痛ーんだけどどうしてくれんのこれ?
「あのさ…はぐれちゃヤダから手…繋ご?」
何このラッキー展開。
生まれて初めてハロウィンに謝したわ。
「ん…いいぞ」
そうして俺らは手を繋ぐ。
それからぶらぶらして、時には変な奴らもいたりして、今は帰路をたどっている。
「キャッ!!」
そのとき、桜が転んでしまった。
「危ない!」
俺はとっさに桜の方に手をやり、抱きとめる。
そのときだった。
2人のがれてしまった──
「……」
「いやあのすいませんでしたなんでもするんで許してください」
「いいの?」
「いいから許して。お願い」
桜に嫌われたくない。
嫌われたら死んでやるもん!
「じゃあ…もっかいキスしたい…」
「ん?ごめん聞き取れなかった」
偶然通った飛行機の音のせいで桜の聲が聞こえなかった。
「もういいもんっ!」
桜は怒って早歩きで家へ戻ってしまった。
「あっ!?待って!」
兄妹でのハロウィンの1日でした。
ちゅかれたよ…!
1500文字書いたよ…1時間半かかったよ!
ハロウィンなので急遽書いてやりましたよ!えぇ!
本編いいとこだったのに…
本當に俺はバカ。
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