「お兄ちゃんのばか…」

「俺が悪いのか…？」

何をしたのか本當にわからん。

桜の顔は赤くなっている。

「お兄ちゃんが悪い」

「酷い…」

「もういい！トランプやろ」

「あっはい」

そんなことを言って桜がトランプのカードを出していく。

俺はそれをぼーっと眺めていた。

「あっそう言えば何やるの？」

「トランプ」

「いやそれは知ってる」

「噓噓！ババ抜き！」

「それからか」

「そうそう」

カードを出し終わった桜は1枚1枚…と2つの場所に置いている。

「…なぁ桜」

「何？」

ほとんどのカードが桜の手元から消えた時に気づいたことがある。

「…ジョーカー1個抜いた？」

「……あ」

「やっぱり？」

俺の予想は的中したらしい。

桜がピタリと止まってしまった。

「どうする？」

「まぁ…ジョーカー抜いて配り直しだな」

「やだ～！お兄ちゃんやって！」

「めんどい」

「酷い～！」

そう言ってグーでペちペちしてくる桜。

あれ？どんどん強くなって言ってる気が…

「いだ！？」

「あ､ごめん」

「右腕が死んじゃったのでトランプ出來ません」

「えー！？」

…あいすです

昨日投稿しなかっただろ！だって？

知らないなぁ…ごめんなさいごめんなさいお気にり削除しないで！

寢っ転がりながら書いてたら寢落ちしてたんです…

なので今日はもう1話上げます。許してください

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