《妹との日常。》199話 彼方の家事をしない休日 Part27
「お兄ちゃんよ」
「なんだい」
桜が俺の膝から降りて問いかけてくる。
やっと降りてくれたか…
「あの子はなんでこっちを見てるんだと思う?」
あの子ってあのの子のことかな。
ちらっと視線をやるとシャッと服の間に顔をうずめた。
あらら...
まただね...もう思い切って近づいてみるか?桜も起きたし。
「ちょっと俺行ってくるわ」
「あの子のとこ?」
「そそ」
「私も行くー!」
俺が立ち上がると続いて桜も立ち上がる。ルンルンっ!ってじの桜に対して俺らが立ち上がったことに恐怖なのか顔をうずめたの子。
対照的な二人だなぁ。
まぁそんなことを思いながら近づいていく。そんなに遠くないのですぐ著いた。
「えーっと...」
「こんにちは!私の名前は桜だよ~。一人だけど、どうしたの?」
さすが桜。キャだわ…俺とは違うわ…
俺が考えている間に話しかけに行って完璧な話し方だ…
桜がそうの子に話すと、はしゃっと服の間から出てきた。
「……」
「どうしたの?」
の子は服の間から出てきたものの、話してはくれない。
そういえばココの階に人が増えてきた。もしかしたらこの子のお母さんもいるかもしれない。見てみるとの人が多いような気がする。
「どうしたのー?」
「……」
桜が必死に話を続けようとするが、話してくれる様子はない。
どうにかして話してくれるといいんだけども…
「えーっと…んー」
「……ままは?」
「えっあっ」
いきなり話したので驚いてしまった。ままはってことは迷子なんだろう。
俺が話すのがいい気もする。桜は何かと抜けているからな…
「迷子なの?」
「ままがまいご」
「そっかぁ」
なるほどねお母さんが迷子なのか。まぁこの子が迷子なんだろうけど…
ちらっと周りを見てみるが、だれかを探しているような人はいない。
というか、さっきまでが噓のような人の多さになっている。
「お名前は?」
「ここな」
「ここなちゃんね。お母さんの名前は?」
「ままはまま」
「…そっか。おかあさんはそんな服を著てるの?」
なんか桜が思ったよりしっかりしてるなぁ。めずらしい。
迷子センターの人みたい…って迷子センターってここあったか?あるのならそこに連れていけばいいんだけど…
「んっとね…あかいふくと、きいろのすかーと」
「そうなんだねー」
桜はこちらをちらっと見た。探して來いという意味なのだろうか。
とはいってもなぁ…報がなすぎないか?
「髪のは長い?」
「すっごくながいよ!」
ちらちらとこっちに視線をすごいやってくる。なんか目つきが怖いのでおとなしく探しに行くことにした。
あいすちゃーん
こんにちはーこんばんはー。
腹痛がすごい。おなか痛い。
まぁゲームするんですけどね。待ち時間中にちょこちょこかいて今終わらせました。
1000文字書いたよ!ひさしぶり?に。
ただし更新頻度はお察しです。
まぁでも上がっては來ているからね多分。
Twitterばっかやってるからなんですけど…
そうなんだね言えばテストの順位が20位ぐらい上がっててうれしかったです。
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