《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「帰宅時に騒がしいと本當に面倒くさい」
「なぁ後輩ちゃんよ、サッカー部と部って文ゲー部よりかは遅かったよな?というか文ゲー部って帰宅部に次いで帰宅が早かったんじゃなかったか?」
「えぇ………本當に不自然ですね、この狀況」
なんだか説明はしたけど余計に謎が深まったような気がしたのも束の間、実は學校で二番目に早い文ゲー部の帰宅時間は俺たちを帰路につかせていた。
どういうわけなのか分からないが、謎の男たちが俺の背後からついてくる形で。
直接見たわけじゃないけどさ、見なくても分かるくらい気配がするよ。謎の気迫がビンビンに伝わってくるよ。
あれか、ストーカーってやつなのか。確かに後輩ちゃんは可いけどさぁ、彼氏持ちになってから付きまとうとか何なんだよ。え?
いわゆる不倫好きってやつなの?とりあえず出てきて地面にめり込んでおけ。顔面からな。
………ごめんちょっと今のはボケだ。
恐らくこれは學校の七不思議、テニス部の引き抜き作業だな。
なんでこんなことをして潰れないのか謎らしいが、最近更新された七不思議によればウチのテニス部は強力な新人を得るためならば手段を選ばず、強引な手も使うとか………
チクショウテニス部め!なんて非道なことをするんだ!(正義)
というか俺も実在するのは知ってたけど自分が被害者になるとは思わなかったぜ。やるなら郁馬………は、最近またけたって言うからパス、武………も、ほぼ同日にけたそうだしパスだな。
でもなんで運神経が0を通り越してマイナスであると自他ともに認める運音癡の俺にやってくるのかねぇ?
確かに理由に心當たりが無いわけじゃないけどさ。それでもなんでこの日に、しかも後輩ちゃんと一緒に返ってるときにやるのか。
そして何故ここまで骨なのか。いっそ清々しいくらいに骨だぞこれ………慣れてるなら気配くらい消してもらわないと困るよ?誰がとは言わないけどね。
まぁ、まだ俺たちに手を出してくる気配はないので放置して帰るとしましょうか。
「先輩、なんか増援が到著したのか人數が増えた気がするのですが、どうしましょうかね」
「こらこら後輩ちゃん、その言い方じゃまるで悪の組織が一般人を狙っているかのように聞こえるぞ。
いくらテニス部でも悪の組織のようなことはしないだろうからさ、もうし普通の見方を………」
バサバサとてとてパタパタ………
いやなんで!?俺がテニス部(多分)をちょっとだけ弁護しただけでなんで不吉なことで有名なカラス、黒貓、クロアゲハの三連コンボ!?
なんだって言うんだ、あれか、あれなのか、実はテニス部は悪の組織のような対応も辭さない非の組織だとでもいうのか。
こえーよテニス部、恐ろしいよテニス部。今ので俺からの警戒度が1から5000くらいに上がっちゃったよテニス部。
………あれだな、今日は後輩ちゃんと分かれたら出來るだけ急いで逃げ………もとい帰ろう。そうしないと俺のが危険だ。主に様々かつ多様な意味で(言葉になってない)。
「あ、先輩。今日は私が送っていきましょうか?」
「それって普通なら俺の臺詞だと思ったんだが」
「先輩も今はの子ですからね。安心してください」
でもなー、なんというかそれをしたらテニス部の方々が強手段に出る気がするんだけどなぁ。
そんなことになったら後輩ちゃんが困るだろうし………
「こう見えて私、この手の手合いには慣れてますから大丈夫ですよ?」
………ナチュラルに心を読まれるとなぁ。
でも相手は相當に數が多いみたいだしねぇ………ダメだわ。いくら後輩ちゃんがどうにかしてしまえそうなオーラをはなっていてもやっぱり心配だ。
ここは潔く俺が生贄になった方がマシだろう。テニス部の方々の目的が後輩ちゃんだったらどうすんだってことにもなるけどさ。
まぁ、とりあえず俺がやれば良いのだ。
「すまないけど、後輩ちゃんに任せるのはなんとなく面目ないというか………」
「それじゃどうしますか?このままテニス部の面々に無理矢理されてきますか?きっと面倒くさいですよ………」
うげ。確かにそれはいやだ。
ここまでやってくるテニス部が強引な手段を取らない訳がないんだよな。
だとしたらもうこれ、後輩ちゃんに頼るしかない、と思った。
しかし、TSした補正なのかなんなのか知らないが、ここで救世主が現れた。
「おぉ!由!帰りに會えるなんて珍しいな!」
………救世主いけにえがな。
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