《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「そこに深い意味はない、ただの現実逃避だ」
恐らくとうに學校も部活も終わっていると思われる時間のこと。
不意に思ったんだが、我が家の前に來ている男たちは何故無駄と分かっているのにこんなことをしているのだろうかと考えた。
どうせ俺はなんの反応もしないし、ただただ無視されるだけなのになんで來るのだろうか………
で、なんとなく手段と目的が逆転しているんじゃないかとも思うようになった。
だってそうだろ?俺は何もしないから、いわゆるネットの掲示板にありがちな荒らしと同じような狀態にもならないだろうし………な。
だがやられる側としてはもう迷なんでやめてもらいたいね、最悪警察に頼ることも辭さない覚悟なんだぜ。
だからはよやめろや。さっきから近所をパトロールしている番の警のお兄さんと似たような聲がすることについては不問にしてやるからはよ帰れ。
俺はとても、とても心が広いんだ。神以外には。だがそんな俺であっても起こるときは怒るんだぞ?だからよ、帰れコラ。
特に亮太が帰宅できないから材料が足りず飯を作れない事態は深刻なんだからな。他人が考えるよりも我が家の食糧事は割と大変なんだよ。
「おなかすきました………」
それに今、調を崩して(そもそも人間ではないから調を崩しているのかも不明札が)いる奴が居るんだ。一般論としてあまり刺激したくないしな………
まぁその調崩した奴は今隣で腹減ったとか言ってるんだが。
お前飲まず食わずで100年生きてられるとか言ってなかったっけ?なあ言ったよな。言ったと言えステラ。
とりあえず當てつけのようにその事実を追及してみる。
「そりゃ通常でしたらそうですけど……昨日はちょっと特殊な狀態だったじゃないですか………あれ、普通なら効果が三週間くらい持続しちゃうんですよ………それを一日で直したんで、エネルギーが………」
え、マジで?あれってそんなにヤバい代だったの?
うわぁ………マジで家の前にいる男たちを全員警察に通報してもらおうか。多分條例か何かでパクられるだろうし。
なくとも、そんなヤバい薬を俺に掛けようとした奴が居ると分かったら今度からは迷を掛けるとしても武とかに頼んで護衛してもらわないといけないなぁ………
毎朝SAN値やらHPがガリガリ減していくのは嫌だが、背に腹は代えられないしな。
ただ、武の方に借りを作るのはそれでもあまり気乗りしないし………今のうちに、催涙スプレーでも用意しておいた方がいいか。
あれはちょっと當たり方が悪いと大変なことになるが、なくともあれば多の威嚇効果はあるだろう。
本來ならどこぞの星の球を七つ集めると現れる龍に頼んで我が家を一種の安全地帯にでもしてもらいたいものだよ。
その方が安全………いや、それじゃ安全地帯から出てこれないな。
チクショウ神の奴め、厄介な世界にしてくれやがって………しかもこれだけじゃなく學校には大徳寺ちゃん、帰宅時は男たちに加えテニス部の面々も付くなんて、どうかしてるぜ。
………というか、俺の周りって後輩ちゃんと武と郁馬とステラ………と、亮太以外にマトモな奴いなくないか?
あぁ、なんだかそう気づくと微妙にイライラしてきたぞ。
無に當たり散らしたいと言うか、ええいどうにでもなれ的な心理に繋がりかねない危険なじにイライラする。
俺は、自分が相當イライラしていると思ったので意味もなく玄関に出てみた。
まぁあれだな、あえて危険なところに近付いてみたくなる人間の心理というかなんというか、とりあえず気分をリセットしたかったんだ。
もちろんこんな狀況で玄関の方に移しても気分が良くなるわけじゃないが、ただこのままだとイライラして何か変なことを口走る気がしたんだ。
ただの直だがな。
蟲の知らせとかそんなものもあるってことであえてやったんだ………が、もうこのままじゃマジで々ヤバいことになる気がする。
ホラ今だって死神か何かがそーっとそーっと近付いてきているような音がしているし。カツンカツンってね。
………いや待て、この音は比喩でもなんでもなく本當にしてきているなこりゃ。
音がしてきている方向はドア、しかし音はあまり大きくはなく、ただただカツンカツンと変な音がし続けるばかり。
多分この場所に居なきゃ外の喧騒(ただし夜みたいな時間なので、多周囲の住人に配慮したのかそこまで音が大きくない)で気付かないくらいの、そんな音。
何やってんだ?
なんか気になってきたので、覗きの方からこっそりとドアの前の様子を見てみることにした。
ちなみにこの家のドアは珍しいことに覗きが上下で二つあるから、それを使えば外の様子を知れるはず。
俺はドアの前に立ち、二つの覗きの、上の方のから外の狀況を見てみようとする。
………真っ黒だ。何も見えない。しかもスプレーでも吹き付けたみたいなじの………どうしてこうなってんだ?
まぁ、とりあえず下の方なら見えるだろ。
そして下の覗きを見て………で、後悔した。
こっちのは何か火花のようなものが飛んできていて俺の目を眩ませてくれやがったんだ。
チクショウ、いつかはの仕返しをしてやる………
と、いうかなんで火花?
訳が分からないね。本當にさ。
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