《TSしたらだった件~百合ルートしか道はない~》「なにも見てないから襲わないでくださいマジで」
「あ、すみません違いました人違いでした………俺はなにも見てないし聞いてないから襲わないで」
「えっちょっ由さん!?」
俺はそう言ってから、全力で逃走した。
路地裏で不良たちを何故かボコボコにした挙句十対一とかいうありえない人數差をひっくり返して無傷で切り抜けるなんて偉業を達して見せた男が薫くんな訳がない。
だってそうだろう?
男な筈なのに思わず可いとか思ってしまうほどの顔とそのヘタレは彼特有のだと思っていたが、まさか同じ日のに二人も似たような雰囲気のそっくりさん(二重表現)に出會うなんて。
まったく、世界は狹いなぁ!
思わぬ景にパニックになる思考を全力でまとめつつ、俺の足は通常では考えられぬほどの速度で自宅までの最短ルートを計算し、それを後ろから追われても撒けるようなえげつない回り道をしながら辿っていく。
だがしかし、その時俺はある単純な事実から目を逸らしてしまっていた。
………不良十人を無傷で蹴散らせるほどの人間の足が、遅いわけがないよな!
気付いた時にはもう遅く、回り込んできた薫くんに俺は全力でぶつか………ることはなく、が勝手にいてそれを回避する。しかもご丁寧にも足払いのオマケつきで。
オートカウンターが発したのだ。どうやら薫くんとの激突を俺へのダメージ源と認識して、回避と共に原因を解決しようとしたらしい。
流石はオートカウンターさん。そこに痺れる憧れるゥ!
そんなことを言っている場合じゃないと分かっていながらも條件反的な反応をして、そして俺は逃走を再開する。
今度は逃走ルートを一捻りして………俺が意地でも避けようとしていたアイツらの居る可能が高い場所を通る。
あの変態どもであれば最悪の場合ポケットにあるさほど思いれのないハンカチでもチラつかせれば簡単に『お願い』を聞いてくれるだろうからな。
普段は迷極まりないしただただ面倒で仕方ないし、近付きたくもない奴等だが、こういう場合手段のえり好みはしていられないからな。なりふり構わずとはまさにこのことだろう。
………え?いつも避けようとしているのにアイツらが従うのかって?
そりゃまぁ確かに疑うよな。だが考えても見ろよ。
男ってのはバカな生きなんだ。彼にカッコつけたいが為に不良の溜まっている場所に突貫するようなバカなんだぜ?
だから嬉々として薫くん………のようなツワモノを足止めしてくれるに違いないだろう。
だって男がバカな生きであることの証人自が言ってるんだ。間違いないさ………その証人って言うのは俺だけど。
俺はし都合がよすぎるよな………なんて考えながら、そこそこ広い道まで出て、適當な人混みを探す。
もし人混みがあってこっちに寄って來たらヒット。寄ってこなければ外れ。
ヒットなら作戦通り導し、外れなら外れで紛れ込ませてもらおう。
さぁ、あるか?あるのか?
期待を込めた目で右を見る。
數人が歩いているが人混みはない。
左を見る………よしっ!人混みだ!
俺はその人混みに近付き、その反応を見た。
張の一瞬。この時のき次第では作戦を別のモノにしないといけないから、この人混みの種類はかなり重要だ。
変態どもか?普通の人混みか?どっちなんだ?と思った瞬間………背後から正に疾風とでも表現すべき強い風が吹き、加えて車がドリフトしている時のような音が響いた。
俺はそれが何かを確認しようとして後ろを向いてみる。
そこには………
「ふぅ………やっと追い付いたぁ………」
下手な子よりも可いんじゃないか、と思えるほどの可らしい顔を持ち、加えて男にしては珍しいと言えるほどの長髪が特徴的………なくせに不良を瞬殺するレベルの強さを誇る転校生、薫くんが居た。
しかも靴が謎の煙を発している狀態で。
あ、これ完全に詰みだわ………この流れ。
俺は明らかに通常ではありえないような景を前にして、抵抗することを諦めたのであった。
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