《妹は兄をする》6―妹―『兄達の悩み』

次の日、寢れば忘れられると思った。

昨日の出來事は全部、夢だったんだとそう思った。 

なのに…――夢じゃなかった。

あの時、妹のれた右手のがまだ手に殘っていた。

いっそう夢だったらよかったのに、それは葉わなかった。

寢れば忘れられると思ったのに、神様は意地悪だ――。

 

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